AlphaTheta が、DJプレーヤーの最新フラグシップモデルであるプロDJおよびクラブ向けマルチプレーヤー「CDJ-3000X」を発売します。なお、旧モデルは、Pioneer DJ ブランドから登場しましたが、本モデルは AlphaTheta ブランドからのリリースです。
- 10.1インチのガラス製タッチディスプレイを採用のプロ向けDJプレーヤー
- Wi‑Fi・NFC・QRでクラウドへ即アクセス。CloudDirectPlayによりDropbox/Google DriveからUSB不要で直接再生
- カスタム電源回路とESS ES9017S DACを採用。S/N 115 dB、4 Hz–40 kHz の高音質設計
CDJ-3000X
「CDJ-3000X」 は、クラブや商業施設など多くの現場で導入されている「CDJ-3000」の後継モデルで、クラブDJの定番として活用されているDJプレーヤーです。
内蔵Wi‑Fi、NFCタッチエリア、QRログインにより、DropboxやGoogle Driveへスムーズにアクセスし、CloudDirectPlayでUSBメディアを使わずに楽曲を読み込むことができます。10.1インチのガラス製タッチディスプレイは最大16曲を一覧表示し、PLAYLIST BANK/EDIT、Doubled/Halvedなどの機能で選曲と準備を効率化。
音質面ではAlphaTheta専用のカスタム電源回路とESS製DAC「ES9017S」を採用し、S/N比115 dBや4 Hz–40 kHzの周波数特性など高い解像度を目指した設計となっています。高耐久化したPLAY/CUEボタンやロック機構付き電源コードなども備えており、前モデルと比べて操作性・演奏性・音質を強化したプロDJ向けマルチプレーヤーとなっています。



クラウド直結の自由度と機動力
「CDJ‑3000X」はWi‑Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)に対応し、CDJ単体でネットワークへ接続することができます。CloudDirectPlayを有効にすれば、DropboxやGoogle Driveに保存した楽曲をUSBストレージを介さずにダイレクトにロード可能。フロントのNFCタッチエリアにrekordbox for iOS/Androidをインストールしたスマートフォンをかざすだけでログイン入力を省略、QRコード経由のログインに対応しました。
LAN端子(PRO DJ LINK)やUSB Type‑A/Type‑Cも備え、クラウド運用とローカル運用を状況に応じて切り替えやすい柔軟性が特徴です。

俊敏な操作体験を生むディスプレイと選曲UI
ガラスを採用した10.1インチの静電式フルカラータッチディスプレイは高い視認性と反応性を両立。最大16曲の一覧表示で次のトラックへ素早く到達可能です。PLAYLIST BANKを使用することで深い階層を飛ばして目的のリストを即呼び出し、また、PLAYLIST EDITで曲順の並べ替えもその場で完結します。
画面上のDoubled/HalvedによりBPMの倍速・半分を簡単に切り替えられ、テンポ差のあるトラックのブレンドに役立ちます。USB Type‑Cによる接続は周辺機器とのやり取りを軽快にし、セットの前後のフローを整えます。選曲、確認、整列までをひとつの画面で一貫して操作可能でクラブDJがわかりやすい設計となっています。

音質・電源・構造の見直しによる安定性
「CDJ‑3000X」は、電源やアナログ回路、オペアンプの設計を音質を軸に見直され、AlphaTheta専用のカスタム電源回路も採用。外来ノイズの影響を抑え、安定した給電を狙った構成になっています。
96kHz/24bitの解像度をもつESS製DAC「ES9017S」を採用し、S/N比115 dB、周波数特性4 Hz–40 kHz、全高調波歪率0.0018%という低ノイズと高い音源再生クオリティが実現されています。PLAY/CUEボタンは内部構造を刷新し、CDJ‑3000比で50万回以上の高耐久設計。ロック機構付き電源コードを標準付属し、不意の脱落を抑制します。出力はアナログ(RCA)とデジタル(Coaxial)に対応し、クラブから配信環境まで幅広い接続に対応することができます。

パフォーマンス機能とジョグフィールの拡張
GATE CUEはHOT CUEを押している間だけ音が出る仕様で、フィルやブレイクに合わせた細かなアクセント付けがしやすく改良されています。SMART CUEは再生開始やループ設定時に自動でキューポイントを記録し、次の操作へ移るまでの手順を簡略化。TOUCH CUEで確認中のポイントをそのままHOT CUEにするPREVIEW HOT CUEは、再生中のトラックでも次展開の仕込みを素早く行えます。
加えて、ジョグの調整レンジが拡大。Light設定では軽快に、Heavy設定では繊細にと、自分の好みのタッチの変化による再生が行えます。テンポ調整のDoubled/Halvedと組み合わせることで、ジャンルやBPMが異なる曲同士のつなぎにも柔軟に対応します。

CDJ-3000X とCDJ-3000の違い

2025年9月26日、DJシーンに新たな歴史を刻むフラッグシップモデル「CDJ-3000X」が姿を現します。多くのプロフェッショナルに愛用されてきたCDJ-3000の血統を受け継ぎながら、現代のワークフローに最適化されたその進化は、まさに「X」の名にふさわしいもの。
では、具体的に何が変わったのかを見て行きたいと思います。
接続性とクラウド連携の革新
現代のデジタル環境に合わせ、接続性とオンライン機能が飛躍的に進化しました。
- USB Type-C対応: PC/Macとの高速接続用ポートに加え、ストレージデバイス用にもUSB Type-Cポートを搭載。合計2つのType-Cポートが、ストレスフリーなデータ転送を実現します。
- Wi-Fi®内蔵: LANケーブルはもう不要。内蔵Wi-Fiにより、ワイヤレスでインターネットに接続し、クラウドサービスへ直接アクセスできます。
- ログインの手間を過去にするNFC/QRコード: スマートフォンをNFCタッチエリアにかざすだけ。あるいはQRコードを読み込むだけ。面倒なID/パスワード入力なしに、クラウドストレージへ瞬時にログインするシングルサインオンを実現します。
- Google Drive連携: rekordbox CloudDirectPlayは、従来のDropboxに加えてGoogle Driveにも対応。クラウドの選択肢が広がりました。
- 待ち時間をなくす事前ダウンロード: GLOBAL TAG LISTに登録したオンライン音源は、バックグラウンドで自動的に事前ダウンロード。メディアによる楽曲ファイルと同じような快適な体験をクラウド音源でも可能します。
直感性を極めたディスプレイと操作性
一目でより多くの情報を掴み、指先で操作。現場目線でのDJ操作が飛躍的に向上しています。
- 10.1インチ静電容量式タッチディスプレイ: 画面は大型化し、タッチ精度と応答性に優れた静電容量方式とガラスを採用。解像度もWXGA(1280×800)に向上し、視認性の向上とともにBROWSE画面では最大16曲の一覧表示が可能です。
- 進化したブラウジング体験: 画面上の楽曲名をコピー&ペーストして検索したり、実機上でプレイリスト内の曲順を自由に入れ替えたり。目的の楽曲へたどり着くまでの時間が劇的に短縮されます。
- ジョグホイール調整を改良: ジョグの重さを変更できる「JOG FEEL」(旧称:JOG ADJUST)ノブの効き具合を見直し、LIGHT(軽め)/HEAVY(重め)のレンジを最適化しました。とくに要望の多かったHEAVY側は、より重い設定まで調整できるようになりました。
創造性を解き放つ新パフォーマンス機能
DJの閃きを即座に音に変える、強力な新機能が追加されました。
- GATE CUE: HOT CUEボタンを押している間だけ音を出す機能。指先でビートを刻むような、新しいトーンプレイの扉を開きます。
- SMART CUE: HOT CUEを呼び出すと、その位置とカラーが自動でメインCUEに設定される機能。スムーズな頭出しを強力にサポートします。
- PREVIEW HOT CUE: ヘッドホンでのプレビュー(TOUCH CUE)中に、気に入ったポイントへそのままHOT CUEを設定可能に。インスピレーションを逃しません。

揺るぎない信頼性と磨き抜かれたサウンド
プロの現場で求められるのは、何よりも信頼性。CDJ-3000Xは、その期待に応えるべくハードウェアも徹底的に強化されています。
- 高耐久PLAY/CUEボタン: 内部構造を一新し、CDJ-3000比で50万回以上の打鍵に耐える高耐久性を実現。
- 新設計のサウンド: オーディオ心臓部には、ESS Technology社製の高性能DAC「ES9017S」を採用。フロアを揺るがすパワフルな低音域と透明度が高い高音域を見事に両立させています。
- カスタム電源回路: CDJ-3000X専用にカスタム設計した電源回路を新規開発し、より高品位なサウンドを実現します。

まとめ
CDJ-3000Xは、接続性、操作性、そしてパフォーマンス機能のすべてにおいて、未来のDJブースを見据えたアップデートが施されています。Wi-FiやUSB-Cを標準搭載し、クラウド時代に対応。NFCログインやGoogle Drive連携は、セットアップの時間を短縮し、よりクリエイティブな時間に集中させてくれるでしょう。操作性は、楽曲の任意の位置に目印を登録し、ボタン一つでその位置へ瞬時にジャンプして再生できるHOT CUEが改善。かなりやりやすくなりました。さらにサウンド面でも、DACと電源の変更により、低音の響きが豊かになり、高音の解像度も向上した印象です。
「X」には、拡張性(expand)、CDJ-3000を超える信頼性と音質(extraordinary, exceed)、オンラインメディアへの迅速なアクセス(express)といった意味が込められているそうですが、その進化は、まさにDJプレイの可能性を広げたものと言えるでしょう。
一方で旧モデル「CDJ-3000」は、SDカードの採用や従来のセットアップとの親和性があるUSB Type-Bポート搭載などが違いとしてあります。内部のオーディオ演算処理は同じ32bit-floatのサウンドクオリティですので、プロフェッショナルDJのスタンダードとしてまだ現役とも言えます。最終的な選択は、あなたのDJスタイルと何より今後のDJシーンをどう見据えるかによって決まかと思います。

新旧比較表
| CDJ-3000X | CDJ-3000 | |
|---|---|---|
| USBポート | USB-A x1, USB-C x2 | USB-A x1, USB-B x1 |
| Wi-Fi® | 内蔵 (無線接続可能) | 非搭載 (有線LAN接続のみ) |
| オンラインログイン | NFC / QRコード対応 | ID/パスワード入力 |
| クラウド連携 | Dropbox, Google Drive | Dropbox |
| ストリーミング | Beatport | Beatport |
| ディスプレイサイズ | 10.1インチ | 9インチ |
| ディスプレイ解像度 | WXGA (1280×800) | HD (1280×720) |
| タッチパネル方式 | 静電容量式 (ガラス) | 抵抗膜方式 |
| D/Aコンバーター | ESS Technology製 ES9017S | Asahi Kasei製 AK4490EQ |
| 新パフォーマンス機能 | GATE CUE, SMART CUE, PREVIEW HOT CUE | |
| SDカードスロット | 非搭載 | 搭載 |
| 発売日 | 2025年9月26日 | 2020年9月24日 |
主な仕様
| 対応ソフトウェア |
|
| 対応ストレージ |
|
| 対応ストリーミング | Beatport Streaming |
| 再生メディア |
|
| 接続方式 |
|
| ライブラリ互換性 |
|
| 対応USBフォーマット |
|
| 対応音源フォーマット |
|
| 出力端子 |
|
| 音響性能 |
|
| ディスプレイ | 10.1インチ静電式フルカラータッチディスプレイ(ガラス採用) |
| 外形寸法 | 344.6 × 490.4 × 130.1 mm(W × D × H) |
| 質量 | 6.0 kg |
| 電源 | AC 100–240 V, 50/60 Hz |
| 付属品 |
|
- 製品の仕様やデザイン、動作環境などは予告なく変更することがあります。


紹介動画
発売日
2025年9月26日(金)
販売価格
- 価格は予告なく変更となる場合がございます。実際の販売価格はオンラインストアの表示価格および最寄りの店舗でご確認ください。
「CDJ-3000X Touch&TRY」クラブ、ミュージックバーその他法人様向けサービス

クラブや飲食店、そのほか商業施設などでDJ機材を導入したい法人様向けのサービスを実施しています。
詳しくは下記ページのURLをご覧ください。








