MOTU 第五世代 828 | すべてが刷新された28 x 32 入出力、ミキシンク＆エフェクト搭載のUSB3 オーディオ・インターフェース

投稿日 2024年1月10日
更新日 2025年3月8日
カテゴリー新製品ニュース
タグ DTM　 MOTU（モツ）　オーディオ・インターフェース

MOTU ( モツ )が、28 x 32 入出力、ミキシンク＆エフェクトを搭載した、USB3 オーディオ・インターフェース「828」(第五世代)を発売します。Mac、Windows、iOsに対応。

注目点

ESS Sabre32DAC および 5 Gbps USB 3 (USB 2 互換性)をサポートし最大 60 チャンネルに対応
大型 TFT ディスプレイ搭載し高解像度メータリングを提供
マイク入力専用のセンド/リターンインサート端子を装備
ループバック、リアンプ、ワイヤレスコントロールなどの新機能を搭載

超高品質のアナログオーディオ

有名な ESS Sabre32™ DAC テクノロジーは、125 dB のダイナミックレンジと極めて低い高調波歪みを実現します。アナログのパフォーマンスは、オーディオインターフェイステクノロジーにおける数十年にわたるエンジニアリングの専門知識によって推進されています

USB-C : Mac、PC、iOS に対応したユニバーサル接続

5 Gbps USB 3 (USB 2 と互換性あり)、最大 60 オーディオチャンネル (28 入力および 32 出力) で Mac、PC、または iOS デバイスに接続します。クラス準拠のファームウェアは、ドライバーを必要とせず、Mac または iOS ホストとプラグアンドプレイできることを意味します。業界標準の高性能ドライバーは、あらゆるオーディオアプリで動作します。USB-C または標準のカメラ接続キット (Lightning アダプター) を介して iPad™ に直接接続します。

60の同時オーディオチャンネル

マイク、ギター、シンセ、キーボード、ドラムマシン、アウトボードプロセッサー、各種MIDI機器、フットペダルなど、すべてのスタジオ機器を接続します。もちろん28入力と32出力はすべて同時に使用可能です。

超ローレイテンシーパフォーマンス

MacとPCの両方に最適化されたドライバーは、有名な超ローレイテンシーパフォーマンスを実現します。Digital Performerなどの高性能DAWを使用する場合、828は32サンプルのホストバッファーを備えた96kHzで、USB(2または3) 経由で約2msという驚くべきラウンドトリップレイテンシー (RTL) を実現します。

Hi-Z入力で、リアンプも可能

ギターをフロントパネルのDI入力にするとCueMixのゼロのレイテンシー経由で任意の出力にループし(必要に応じてリアンプを使用)、ドライ信号とマイクに接続したアンプの両方を同時録音その後、ドライ信号を以後別のアンプやキャビネット、またはアンプモデリングプラグインを使用してリアンプし、さまざまなサウンドを試すことが出来ます。レコーディングとリアンプ際にケーブルを差し込む必要はありません。

チャンネル 1-2 インサート端子

外部ラインインプット端子を装備。コンプレッサーやその他のアウトボードも使用可能。828マイク入力には専用のアナログセンド/リターンループがあり、完全接続バランスを介してモノラルまたはステレオの両方のマイクチャンネルのアウトボード処理が可能です。マイク入力に何も接続されていない場合、そのリターンは他のすべてのライン入力と同じ信号特性を持つ追加のライン入力として機能します。

モニターグループ

10アナログ入力に対応。5.1 または 7.1 サラウンドスピーカーシステムを 1 つのフェーダーで制御します。モニターグループを使用する場合、制御したいアナログ出力を柔軟に選択できます。

Control Room

A/B スピーカーセレクトとトークバック対応。フロントパネルのトークバックスイッチを使用して、録音セッションを制御します。2セットのモニターを接続し、フロントパネルのA/B選択ボタンでミックスを即座にチェック可能です。

CueMix 5

Mac、Windows、iOSに対応するモニターミキシング＆エフェクトソフトウエア。魅力的なグラフィックミキシング、パラメトリックEQのグラフィック編集、デジタルですべてのミキシング機能にすぐアクセスできる便利なタッチフレンドリーなインターフェイス(iOS上)により、ミックス、トリムやその他の設定をコントロールします。

CueMix 5 for iOS

USBホスト、またはCueMix 5アプリを実行しているiPhoneまたはiPadからすべての設定とミキシングを制御します。複数のiOSデバイスを同時に使用することもできます。ネットワークセキュリティのために828のパスワードを設定可能。

ループバック＆ライブストリーミング

828 ループバックチャンネルを使用すると、コンピューター出力をコンピューターにルーティングして戻すことができ、ホストソフトウェアで簡単に828からのライブマイクやギター入力とミックスして、ライブストリーミングやポッドキャスティングを行うことができます。

オプチカルI/Oとオプチカルエクスパンション

2系統のオプティカルバンクは、 48 kHz で16 チャンネルの ADATオプティカル、 96 kHzで 8 チャンネルの S/MUXオプティカル I/O、および最大 96 kHzのレートでのオプションのステレオTOSLink を提供します。828を他のギアで拡張したり、オプチカルエキスパンダーとして使用可能です。

S/PDIF digital I/O

828 の標準 RCA S/PDIF入力と出力はステレオデジタルになります。オプションの外部を使用してスナップを転送します。クロッキングとサンプルのサポート最大96kHzに対応。S/PDIF出力にソース信号を選択します。

MIDI THRU対応のMIDI I/O

MIDI THRUモードを搭載。MIDI INの入力信号をOUTからスルーすることも出来ます。

フットスイッチ入力

標準のフットペダル（別売）を接続します。録音中のフリーパンチイン、またはペダルを任意のキーストロークにマッピング可能。

DCカプリングTRS出力

すべてのアナログ出力は DCカプリング（AC成分とDC成分を含む信号をそのまま測定できる回路構成）されています。ホストDAWからのモジュラーシンセサイザーコントロールボルテージ(CV)を828を使用してマニピュレートとシーケンスが可能となります。

2系統のヘッドホン出力

各ヘッドフォン出力は、同じまたは異なるミックスを、フロントパネルの独立したボリュームコントロールまたはCueMix 5 から行うことが可能です。

バランスアナログ

828のバランスI/Oは、ACハム、その他のノイズに対しても十分に保護されています。

メータービュー

オプチカルI/Oや、その他のデジタルI/Oを使用する場合でも、828は、アナログ I/O 用とデジタルI/Oを自由にメータービュー表示にカスタマイズ可能です。

豊富なバンドルソフト

バンドルソフトでですぐに音楽制作を始められます。828には豊富なワークステーション・ソフトウェア、バーチャル・インストゥルメントおよびループを収録。828をMacまたはPCに接続し、付属のDAWソフト「Performer Lite」を使用してトラックメイキングを行うことが出来ます。さらに、Big Fish Audio、Lucidsamples、Loopmasters による何百ものループ、ワンショット、サウンドも収録しています。

Performer Lite

Performer Lite は、独自の音楽トラックを迅速かつ簡単に録音、編集、ミックス、処理、マスタリングするために必要なすべてを提供します。マイク、ギター、MIDI キーボードを接続すると、100を超えるバーチャル・インストゥルメント、数十のエフェクトプラグイン、ギターFXなどを使用してトラッキングをスタートできます。

100以上のバーチャルインストゥルメント

Performer Lite には、アコースティックピアノ、エレクトリックピアノ、ギター、ベース、ドラム、オルガンシンセ、オーケストラ、コーラス、世界中の楽器などを含む 100 を超えるバーチャルインストゥルメントが収録されています。

6GBを超えるループ＆サンプルパック

特長

次世代の 28 x 32 USB3 オーディオインターフェイス
- 業界をリードするオーディオインターフェイスブランドとしての 22 年間の実証済みの成功に基づいています。

新しい 3.9 インチ TFT ディスプレイ
- 明るい 24 ビット RGB LCD は、すべてのアナログおよびデジタル I/O に 480 x 128 ピクセルの高解像度メータリングを提供し、さらに詳細なステータス情報と、シンプルで便利なメニューからのハードウェア設定へのアクセスを提供します。

優れたアナログオーディオ品質とハイエンドコンバーター
- 有名なESS Sabre32™ DACテクノロジーは、125 dBのダイナミックレンジを実現します。最大 192 kHz までのすべての標準サンプルレートをサポートします。

超低レイテンシーと実証済みの高性能 MOTU ドライバー
- 高性能 DAW ホストを使用した場合、96kHz でわずか 2 ms のラウンドトリップレイテンシー (RTL) パフォーマンスを実現します。

ユニバーサル接続
- 5 Gbps USB3 (USB2 と互換性あり) でコンピュータに接続し、最大 60 のオーディオチャンネルをサポートします。クラス準拠のファームウェアと業界標準ドライバーは、あらゆるオーディオアプリで動作します。USB-C または Lightning アダプターキット (別売り) を使用して iPad™ に接続します。

60の同時オーディオチャンネル
- センド/リターンインサートを備えた2つのコンボXLR/TRSマイク/ライン/Hi-Zギター入力を含む28の入力と32の出力、8つのTRSアナログ（ラインレベル）入出力、XLRジャックの独立したメイン出力、2 バンクの 8 チャンネル光 I/O、ステレオ RCA S/PDIF デジタル I/O、および 2 つのフロントパネルヘッドフォン出力。

高度なマイクチャンネル
- 最先端のコンポーネントは、-114 dB THD+N、118 dB ダイナミックレンジ、-129 dBu EIN の超透明なサウンドを実現します。各マイクチャンネルは、+74 dB のプリアンプゲイン、-20 dB パッド、48 V ファンタム電源、位相反転を個別にコントロールできます。すべての設定はコンピューターまたは iOS デバイスからリモートで制御できます。各マイクチャンネルには、アウトボードギア処理用の専用のセンド/リターンインサート（バランス型）が含まれています。

柔軟なインサートリターン
- フロントパネルのマイク入力に何も接続されていない場合、リアパネルの 2 つのリターンは、他の 8 つのライン入力と同じ信号経路特性を持つ追加のライン入力として機能します。

DSP ミキシングおよびエフェクト処理
- 8 つのステレオバスとリバーブ、4 バンド EQ、ゲート、コンプレッションを含む DSP エフェクトを備えた柔軟な 24 入力デジタルミキサー。

Wi-Fi コントロール
- 828 が Wi-Fi ネットワーク上のコンピューターに接続されている場合は、モバイルデバイスまたは同じネットワーク上の他のコンピューターで実行されている CueMix 5 アプリから、すべてをワイヤレスで制御できます。複数のデバイスを同時に制御することもできます。ネットワーク検出とパスワード保護を使用して 828 へのアクセスを管理します。

アナログ I/O の高精度ブースト/トリム
- アナログ入力および出力信号を 1 dB 単位で正確に校正します。位相反転をアナログ入力に個別に適用します。

コントロールルーム機能
- フロントパネルの「トーク」ボタンと「A/B」スピーカー選択ボタンを使用してセッションを制御し、2 セットのスタジオモニターでミックスをすばやく比較します。

2 つの柔軟なヘッドフォン出力
- 独立したボリュームコントロールにより、各ヘッドフォン出力は相互に、メイン出力、他のアナログ出力ペア、CueMix バス、または USB 出力チャンネルをミラーリングできます。または、ライブ 828 入力と内蔵リバーブを含む、ヘッドフォンごとに完全にカスタマイズされたミックスを作成することもできます。

2 バンクのオプティカル I/O
- アウトボードデジタルプロセッサー、デジタルミキサー、またはその他の機器を、44.1/48 kHz の 16 チャンネルの ADAT または 88.2/96 kHz の 8 チャンネルの S/MUX に接続します。バンク A は、オプションで最大 96 kHz のステレオ TOSLink (光 S/PDIF) I/O を提供できます。

フットスイッチ入力
- 標準のフットペダルスイッチ (別売り) を接続すると、録音中にハンズフリーのパンチインおよびパンチアウトが可能になります。または、ペダルをホストソフトウェアのキーストローク機能にマッピングします。

MIDI 入力/出力/スルー
- 別の MIDI インターフェースを必要とせずに MIDI 機器を接続します。

ワードクロックイン/アウト/スルー
- 最大 192 kHz までのすべてのサンプルレートをサポートします。

DC 結合された TRS 出力
- 828 を使用して、ホスト DAW から電圧制御モジュラーシンセサイザーを操作およびシーケンスします。

ライブストリーミングとポッドキャスティングのためのループバック
- コンピューター出力をコンピューターに簡単にルーティングし、ホストソフトウェアで 828 からのライブマイクやギター入力とミックスして、ライブストリーミングやポッドキャスティングを行うことができます。

ギターのリアンプ
- ギターをフロントパネルの入力に接続し、CueMix のほぼゼロのレイテンシーを使用して任意の出力にループし (必要に応じてリアンプアダプターを使用)、ドライ信号とマイクの両方を録音します。同時にアンプも。その後、ドライ信号を後で別のアンプやキャビネット、またはアンプモデリングプラグインを使用してリアンプし、さまざまなトーンを試します。