音とはなにか?
こんにちはサカウエです。音とは物体の響きや話し声といった「振動」が空気などの媒体をつたわって伝播していくものです。空気の場合、平均の圧力である大気圧を基準として「高い」と「低い」部分が、波として伝わっていく現象が「音」の正体です(水や、金属等でも音はつたわります)
空気には重さがあり、これも振動が「波」として伝わるという現象と大きく関わっています。これはちょうどバネが伸び縮みする性質に似ていますね。
あくまでイメージ
時間あたりの振動の波の数を「周波数」とよんでいます。
私達は鼓膜の振動によってそれを感じているわけですが、人間に感じられる周波数の幅は限られており、耳には聞こえない高周波・低周波というものがあります。
(※)【参考】水中は空気中より5倍近く速く音が伝わるのですね
- 空気中を伝わる音の速さ:340メートル/秒(温度や気圧で変化する)
- 水中を伝わる音の速さ:1500メートル/秒
- 鉄を伝わる音の速さ:5950メートル/秒
なぜケーブルで音が伝わるのか?
あまりに当たり前のことなので普段は気にしませんが、よく考えると不思議ですよね?
電気(交流電流)も実は同じ「波」、、ということは、、、
と思いついた人は凄いですが、実際に「エレキ・ギター>オーディオ・ケーブル>アンプ(スピーカー)」という接続においては
ということが行われているのです。
ちなみにこの電気信号ですが、これにもちゃんと速度があります。したがってギター>ケーブル>アンプ(スピーカー)という過程では実はごく僅かな遅れが生じています。しかしこの電気信号は(信号が通過する媒質によって異なりますが)光の2分の1程度といったとてつもなく速いスピードなので「ほぼゼロ」として扱われる場合が多いのですね。
マイクやスピーカーも同様の原理で「空気振動<=>電気信号」という変換を行っているのですね。
(ダイナミック)マイクの場合
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エジソンが発明(実用化?)した蓄音機は、集音器(ホーン)から入ってくる音の振動を、直接レコード(当時は蝋管:ろうかん、ろうを円筒状にしたもの)の溝に刻むという方法で音を記録する大発明だったわけですね。
「・・と言われてもイマイチ納得できない!」という方は・・百聞は一見に如かず・・ぜひコレをお試しください!
な・なんと「あなたの声をろうそくやチョコレート(!)に録音できる」そうですよ楽しそう~
アナログ盤レコードも原理ままったく同じです・・