真夏の車内は要注意!熱によるキィの不具合
皆様 こんにちは。
いよいよ子供たちは夏休みですね。私にもそんな時があったんでしょう、、
熱さによる楽器の変化
以前、楽器の車内保管の危険性をお話しさせて頂きましたが、暑い日が続きますので、丁度、実際にありました事例を紹介させて頂きます。
サックスのDキイが何かおかしいという事でご来店いただきました。
熱によってキイのフェルトの接着が弱まり、ズレが発生して、
その分のキイ高さが高くなり、キイに遊び(ガッタン)が出来てしまっておりました。
また、その接着剤が残っていて、ペタ付きもあり、タッチ感が不快なものとなっておりました。
キイガードの内側なので見え辛いですが、、
全て古いボンドを取り除いて新しくフェルトを付け直して、キイ動作もスッキリ致しました。
楽器の車内保管の危険性
- ボンドの劣化→フェルトやコルクが取れてバランスが崩れる、金属同士が触れてノイズがでる。
- タンポの変化→タンポの膨張、タンポ表面の皮の劣化。
- オイル・グリスが流れてしまう。
ざっくりですが考えられる症状です。
夏の車内は50℃~70℃にもなるそうです。熱いぜ車内!!
出来る限り避けましょう!(どうしてもの時は日陰駐車でサンシェードを)
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