【それは突然に…】急にはがれたジョイントコルク

こんにちは!杉浦です!
今回は突然起こるかもしれない症状の修理をご紹介します。



前触れもなく突然に…

お預けいただいたのはクラリネットです。
演奏しようと楽器を組み立てたら、ジョイントコルクの一部がポロッとはがれたそうです。

角度を変えて横から見ると、コルクが管体からはがれて浮いている箇所もありました。



はがれた原因は?

コルクがはがれた原因は何でしょうか。
いくつか考えられる要因はありますが、今回は長年交換していなかったからだと思われます。


というのもこちらのお客様、6年以上調整に出したことがなかったそうです。

組み立ての度にギュッとつぶされると、やわらかいコルクは傷んでいきます。
そしてコルクを取り付けている接着剤も劣化してくるので、6年以上経ったこのタイミングではがれてしまったのでしょう。

使い方や状況によるので決まった期間はありませんが、2~3年に1度は交換のタイミングです。

別の理由でコルクがはがれて交換になることもあります☞コルクは生きているか



コルクも消耗品、定期的に交換を

キィについているタンポが消耗品ということはご存じの方も多いと思いますが、
楽器についているコルク等の軟物(なんぶつ)も消耗品です。

1年に1回はリペアマンによる定期メンテナンスを行い、必要な消耗パーツの交換を行いましょう!

軟物についての記事はこちらにもあります。

今回はコルク(と接着剤も)新しいものに交換しました!



定期メンテナンスを習慣にしましょう!

心地よく演奏を続けていくために、定期的に楽器のメンテナンスを行いましょう。

まずは健康診断がてら、楽器をお預けください。必要な調整やパーツ交換のご提案をさせて頂きます!



お預かりの際は以下の項目にご協力ください

調整にお預けいただく際は以下項目のご協力をお願いします。

付属品の持ち帰り

修理に必要ない付属品(楽譜・チューナー等)は基本的に、全てお持ち帰り頂いております。
詳しくは、受付スタッフにお尋ね下さい。

外観チェック

受付時、表面の拭き上げをお願いをする場合があります。

管体洗浄が可能です

洗浄をご希望の場合は、受付スタッフにお伝え下さい。

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店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。

この記事を書いたスタッフ

管リペアセンター杉浦

中高6年間をトランペットとコルネットの二刀流で部活漬けの毎日を過ごしてきました!全国の皆様からのご依頼、心よりお待ちしております!

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