皆さん、こんにちは。

ある日のこと、1本のクラッシックギターが持ち込まれました。

割と年代物のクラッシックギターですね。

ですが、「3弦のペグが壊れちゃった!」とのこと。

確かに、ノブがすっぽ抜けて回せなくなっていました。

ペグのノブがネジで固定する方式ではなく、肝心のノブも欠品・・・。

こうなるとペグを交換するより他ありません。

さて、クラッシックギターのペグ、たいていは1-3弦と4-6弦と一体型になっています。

(※今回ご紹介するギターはちょっと特殊ですね!)

そういうタイプのペグを交換する際、問題になってくることが一つあります。

それが、ペグポストのピッチ!!

弦を巻く部分がポストと呼ばれる部分ですが、これが何mm間隔で取り付けられているか。

ココ↓の距離を測ります。

現在の主流は35mm間隔のものです。4弦と6弦のポスト感覚が70mm。

しかし、ひと昔のものだと規格違いで39mm間隔の物があります。

そのどちらにも当てはまらない間隔のものがあったり・・・、何かとおおらかだった時代ですね。

今回のギターは元々各弦独立のペグだった事もあり、ペグポストのピッチは・・・37.5mm。

現在の主流が35mmだと書いた通り、現行のパーツは35mmピッチになっています。

39mmは1種類、なんとか調達する事が出来ます。

しかし、それ以外のピッチのペグは残念ながら入手困難・・・世知辛い時代です。

そんな時の救世主が、キクタニさんが出されているGM-SP。

新品で各弦独立のクラッシックギター用ペグ!!

ピッチで困った時はこれです。

残念ながら、ペグ固定ビスの位置が異なりますけど・・・。

そこはお任せください、ですね。

穴を埋めたら、

きれいにしてから、新たな穴を開け、

ペグを取り付ければOK!

今回はナットも交換して、作業完了!!

古いものだと、パーツの規格が現行のものと違う等、いろいろな事が起こります。

ギターをアンプにつないで、E7一発ジャーン!で事足りた時代では無くなりましたから・・・(笑)。

しかし、いろいろな方法やパーツを使って、解決する事ができます。

今も昔も最後にものをいうのは、本職の知識と技術というのは変わりません。

古いしなー、と諦めず、一度お持ち込みください。

最善の方法をご提案する事ができますよ。

今回の修理内容

ペグ交換 + ナット交換

ペグやナット、弦等のパーツ代を込みで、

合計金額 ¥22,550(税込み)

*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。

ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。

記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。

この記事を書いたスタッフ

名古屋ギター&リペア鳥塲

ギターの世界を渡り歩いてきた関西人が名古屋に見参!!インテリジェンス溢れるノリと勢いで今日もギターを蘇らせ、新たな命を吹き込んでいきます。

名古屋ギター&リペアの店舗情報

このスタッフの記事をみる

関連記事

リペアマン遠藤の仙台リペアブログ~その2~

仙台ロフト店遠藤

名古屋パルコ店 リペアマン瀧口のブログ!

名古屋パルコ店瀧口

福岡ギター修理のすゝめその54~配線交換の巻~

福岡イムズ店尾仲

トレモロ調整の様子

~弦交換とご一緒に。トレモロご機嫌いかがでしょう。~ リペアマン寺田の「アコギは打楽器!」四打目

名古屋ギター&リペア寺田

リペアスタッフ池田の梅田散策Vol.11~ナット交換します~

梅田ロフト店池田

AGオリジナルピックガード作成

ギターリペア工房小嶋

リペアマン山口の日々リペア 21

大宮店山口

リペアマン長谷川の塗装小話

ギターリペア工房長谷川

エレキベース配線

リペアスタッフ池田の新宿散策Vol.21~JBピックアップ交換~

梅田ロフト店池田

リペアマン山口の日々リペア 23

大宮店山口