EMGピックアップへの交換&ザグリ拡張
皆様こんにちは!
昨年の3月に町田店に赴任し、早いもので1年半ほど経ちました。
初めの半年はブースをはじめ環境を整える事に時間を費やす期間でしたが、
それ以降は安定的にお仕事を頂け、充実しております^^
さて、今回のご依頼ですが、Jackson KingV に EMGピックアップを載せる、
といったものとなります。
パッシブのモデルに対してEMGを搭載する場合、
電装パーツをごっそり交換する工程に加え、”電池ボックスの増設をするか”という問題が付きまといます。
ですが、今回はオーナー様のご意向として、ザグリの内部にバッテリーホルダーを取り付ける方向で行いました。
それに加え、交換希望のEMGピックアップのキットの中にゲインブースターのスイッチが含まれていた為、
その位置決めやザグリの拡張も同時に実施しております。
大まかに作業の流れをご紹介します。
まず、ブースターの取付位置を裏から確認できるよう、スイッチの寸法に合わせたドリル刃で
ボディの裏まで穴を貫通させます。
こんな感じで、予測通りの位置に来ました。
元の形状を踏襲しつつ、ザグリを拡張します。
その後パネル製作とパネル形状に合わせて落とし込み、配線。
(ちょっと飛びました。すみません。)
パネルの精度もバッチリですね。
パネルとボディのラインを綺麗に揃えているのもこだわりの一つ。
表からも確認。全く問題ないですね!
これにて無事に作業が完了! ・・・かと思いきや、
”音が出ない” と言う問題が発生。
何度も何度も配線を確認し、テスターで導通も全て確認。
それでも音は出ず。
ここで中澤、配線図の中のとある事に気付きます。
「・・・!!!」
「 コネクター逆に挿してね。」
「もっと大きく書いといてーーー!!!
(と普通に声に出してしまい、通りがかったスタッフに心配されました。)
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