オリジナルピックガード製作 ~🌸さくら🌸~
こんにちは!!!
歌謡曲大好き、元蒸気機関車運転士の宮地です。
さくら・サクラ・桜・櫻・🌸
皆さんはさくら(サクラ・桜・櫻・🌸)と聞いて何を思い浮かべますか?
春に咲くピンク色の花、日本を代表するあの花を思い浮かべますよね?
さくらのすごいところはあまりにもアイコニックな存在の為、花以外にもさくらをモチーフにしたあらゆるものを同時に思い浮かばせる事だと思います。
歌や絵画など芸術の対象として、お菓子や服など生活と密着したデザインまで日本人の心にいつも咲いている…そんな存在ですね。
ちなみに私がさくらと聞いて真っ先に思い浮かべるのがこちら。
なんだこれ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが全体を見てみると…
はい。特急さくら号のヘッドマークですね。
今でこそ様々な列車に“のぞみ”とか“ひかり”のような愛称がついていますが、日本で初めて列車に愛称がついたのは1929年(昭和4年)東京駅~下関駅を走る2本の特別急行列車でした。
その特別急行列車の名は1本が“富士”…そしてもう1本が…“櫻”でした。
ようやく本題!!!
毎度のごとく長い前置きがありましたが、今回のテーマはズバリ“さくら”דギター”です。
メーカー品で櫻の木材を使用したりしたモデルはありますが今回はどんなギターが登場するでしょうか?
今回のギターはこちら!!!!!
Fender Acoustasonic JAZZMASTERです。
このギターを初めて見る方に軽くご説明いたしますとエレキギターとエレアコギターの音をスイッチの切り替えで1本のギターで出してしまおうというシリーズのギターです。
なかなか攻めたデザインのギターのように見えますが、最近は有名アーティストの方も含めユーザーが増えている印象があり、修理でも何件か対応したことがあります。
画像をよく見ると指板やブリッジにインレイシールが張られています。
こちらはオーナー様がピンク色のボディカラーに合わせて桜をテーマにカスタマイズしたものになります。
今回はここから更に櫻をモチーフにしたオリジナルピックガードを製作してよりテーマを強調させよう!というカスタマイズになります。
ピックガードのデザインを決める
オーナー様とご相談し、ピックガードは桜の花弁をモチーフにすることにしました。
ピックガードの素材は木材のパープルハートと悩んだ末に塩ビ製の白パール柄に決定いたしました(理由は後程…)。
今回はオーナー様からイメージとなる画像を頂きましたのでそれを基にピックガードの形を作っていきます。
拡大コピーしてボディの上に置いてみます。
これはいい!!!かっこいいぞ!!!
この時点でゴールが明確に分かるのでピックガードに限らずオリジナルデザインの製作をするときは出来るだけ具体的にイメージを共有出来るものがあると良いかと思います。
ピックガードの製作
頂いた画像からまずは紙で仮のピックガードを製作して形を整えます。
オーナー様に画像を送信して実物のデザインを決めます。
この形で決まり!!!となれば後はピックガード材から形を切り出して整形していきます。
かなりいい感じじゃないでしょうか?
こちらもオーナー様に画像を確認頂き、OKを頂いたのでボディトップに両面テープで接着します。
完成🌸🌸🌸
良いですね!!!ボディに対して比較的大きめなピックガードで桜の存在感が強調されています。
ちなみにピックガードを白パールにした理由がこちら!!!!!
桜デザインの白いストラップの色とのマッチングですね。
ギター本体だけでなくアクセサリーまでこだわり満開です🌸🌸🌸🌸🌸
あなたもご自身のこだわりをギターに落とし込んでみてはいかがでしょうか?
あなたのギターライフがよりカラフルになる事間違いなし!!!!!
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歌謡曲大好き!元蒸気機関車運転手のリペアマン。弾くのも直すのも同じくらい好きです!困った事があれば何でもご相談下さい!マッシモな調整を目指します!