塗装の欠けってどれくらい直るの?

こんにちは!井上です!

暑いですねー!

夜も暑く、寝苦しい日が続きますが皆さんはどのようにして乗り切っておりますでしょうか!

せめて湿気だけでもどうにかできないものかと頭を悩ませております…

良い知恵、募集中です!

さあ、今日のお題行ってみましょう!

まずはこちらの画像を

一見、何の問題も無さそうな状態です…

それもそのはず、これらは修理後の状態になります!


ではこれらの楽器は直す前はどのような状態だったのでしょうか…

早速見てみましょう!

修理前はこんな感じ


写真だと分かりづらいので補足しますと

①→塗装の剥離。着色層もダメージがあり薄くなってしまっています。

②→欠損。木材ごと凹んでしまっております。ヘッドトップ面は黒色に見えて実は少し木材の柄が透けて見えるシースルー塗装です。

③→ナチュラルカラーで分かりにくいですが塗装が木部まで含めて凹んでしまっています。

という状態でした。

このようなシースルー塗装の凹みや塗装欠けは修理がしにくいとされています…


しかし今回、これらを全て「部分修正」で修理しております!

そう、塗装の全体リフィニッシュをしなくても場合によってはここまで綺麗に直るんです!


メリットとしてはやはり

・元の塗装の質感や色味を出来る限り残せる。また楽器自体の鳴り感も極力現状維持できる

・全体リフィニッシュよりかなりコストを抑える事ができる

これらが大きいと思います!


もちろん部分修正ですので近づいて見ると修正箇所は分かってしまいます。

例えば元の塗装と新しい塗装とで境目がどうしても発生してしまったり、

光に対する反射具合が若干歪になってしまったり…

ただ言われなければ正直わからない!という程度まではこの様に直す方法がございます!


もしお手持ちの楽器で思い当たりがある方がいらっしゃいましたら、

是非とも島村楽器へお問い合わせくださいませ!

蓋を開けてみたら思ったよりコストを抑えて気になるところを直せてしまうかもしれません!


※こちらの修理の特性上、専門のリペアマンによる判断が必要になる為、

 https://info.shimamura.co.jp/repair/guitar/g-contact/

 こちらから写真付きでのお問い合わせをご利用頂けますと幸いです。

 ただし現物確認が必須の修理となる為、

 実際に部分修正が可能かどうかは楽器お預かり後の判断となるケースが多い事を予めご承知おきくださいませ。


お近くの島村楽器はこちらから、

リペアブース併設店と専門店はこちらをご参照ください。

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この記事を書いたスタッフ

浅草橋ギター&リペア店井上

店頭で勤務していた経験を活かし、お客様に寄り添ったリペアをモットーとしております。楽器を介してお客様とお会いできる日を心よりお待ちしております!

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