【店長の気まま日記26】中古ギターメンテナンスの裏側

名古屋ギター&リペア店では中古楽器&委託品の販売も行っています。



名古屋ギター&リペア デジマートHP


当店はリペア専門店なので、販売している楽器は「中味は新品以上!」を目指してしっかりメンテナンスされている物ばかりです!


そこで今回は買取されたギターがどのようなメンテナンスをされてから店頭に出ているのかをご紹介します。


今回はヤマハのサイレントギター、SLG110を例にとって見てみましょう。


パッと見ではそのままでも弾けなくはないですが、フレットエッジが若干バリ立っているようでネックを握った時に若干気になったり・・・


弦高も少し高く感じます。6弦12fで3.0mmくらいですかね。


特にヤマハのサイレントギターは特殊なギターで、その名の通りギター界では唯一「鳴らない方が良い」ギターなんですよ。


なので演奏性に特化した調整をしていきます!!


まずはフレットエッジの処理です。ちょっとした気遣いでスムーズにネックが握れるようになります。


ついでにちょっとしたすり合わせを行うことで・・・

フレットも綺麗になり、弦高も低く設定出来るようになります。


ネック面のメンテが完了したので、あとはナット溝とサドルで弦高を調整することで

同じ6弦12fで2.2mm。弦高が低く設定出来て、弾き易さもバツグン!!


このギターはアンプやヘッドホンをつなぐことも出来るので、最後に出力のバランスも調整をして・・・

完成!

といってもフレットの輝き以外はほとんど見た目では伝わらないんです(泣)


でも、お客様に弾いて確認してもらってとても弾き易いギターだと言って頂けました!


今回はバリ取り、フレットすり合わせ、調整といった作業でしたが、当店の展示品にはリフレットを行って新品以上に弾き易くなっている中古ギターもご用意していますので、是非弾きに来てくださいね!

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この記事を書いたスタッフ

名古屋ギター&リペア店郡司

好きなリペアはパーツ交換!見た目が変われば音もやる気も変わる!楽しくギターが弾ける環境作りを全力でサポートしていきます。

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