リペアマン遠藤のリペアブログ~その47~象牙カスタマイズの巻!
皆さまこんにちは!
リペアマン遠藤です!
今日はクリスマスですね~
クリスマスプレゼントは何がいいでしょうか…
えっ、象牙ですか?
象牙カスタムのMartin D-28?
となる事を事前に想定していたかどうかはさておき…リペアブースではある企画が進んでいました。
冒頭から謎の写真ですが、これはリペアマン遠藤がMartin D-28 Standardの弾き比べをしている図です。
先日のシマブロでご存知の方もいらっしゃると思いますが、現在店頭には同モデルが3本あります!
Dの饗宴~ギター担当者が本気でMartinDreadnoughtを弾いてみた!
そのうちの1本を象牙カスタムD-28にしちゃいましょう企画です!
同じギター3本の弾き比べってなかなか出来ないです。うーん贅沢!
選定したギターに施すカスタマイズの内容としてはサドル、ブリッジピン、ナットの3点セットの交換です。
象牙材の詳細についてはコチラ↓↓↓
そして今回選定したD-28がこちらです。早速カスタマイズしていきましょうか。
まずサドル交換からいきましょう…
からのいきなり交換後の写真(笑)
ブリッジピンも象牙になりましたね。上品な印象です。
続いてナット交換。
交換後です!
象牙って美しいですよね…
全体調整して完成です!
カスタマイズしてまず弾いてみました!
象牙に交換後のインプレッションとしてはパーツ交換前より生音の音量が大きくなったように感じました。不思議です…
鳴り方もドレッドノートの本来のズドンとした鳴りに上品さが加わるというか綺麗な鳴りに変わったように感じます。低域も高域もバランスよく綺麗に出ている感覚です。
弦高等のセッティングを極力変えないようにそれぞれパーツを作製、弦も出荷弦から変えていないので単純にパーツだけが変わってこの差が出るのです。面白いですね!
こちらの象牙カスタムD-28は店頭のアコギ売り場にて販売中です!象牙の音を体感してみたい方はぜひ弾いてみて下さい!
他の2本のD-28と弾き比べをしてみるのも面白いですよ~
いかがでしたでしょうか…?
ナット、サドル、ブリッジピン…アコギはパーツが変われば音も変わってきます!アコギだってエレキ以上にどんどんカスタマイズしちゃいましょう!
以上、リペアマン遠藤でした!
またお会いしましょう~
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宮城県出身。長野県でギター製造に携わった後2017年から島村楽器仙台イービーンズ店の店頭リペアマンとなり、現在の仙台ロフト店に至ります。仙台のリペアは遠藤にお任せ下さい!