「白鍵上面磨き」とは何ですか?
白鍵上面磨きとは?
アコースティックピアノの鍵盤は木材で出来ており、その上に白色(白鍵)と黒色(黒鍵)の鍵盤パーツが貼られています。
演奏者が一番多く触れる白鍵上面は、長年使用していると汚れや傷が付着します。
白鍵の上面を機械で磨き汚れや傷を取り除くことで、艶が復活し美しい外観と手触りを取り戻します。
作業について
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
---|---|---|
お客様宅作業 | - | - |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
アコースティックピアノの鍵盤は木材で出来ており、その上に白色(白鍵)と黒色(黒鍵)の鍵盤パーツが貼られています。
演奏者が一番多く触れる白鍵上面は、長年使用していると汚れや傷が付着します。
白鍵の上面を機械で磨き汚れや傷を取り除くことで、艶が復活し美しい外観と手触りを取り戻します。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
---|---|---|
お客様宅作業 | - | - |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
ピアノの弦振動を押さえて音を止めるための、柔らかく厚いフェルトが貼られているパーツです。
ダンパーフェルトは経年劣化で硬化し弾力が失われたり、虫食いによりフェルトが破損すると止音不良や雑音の原因となります。
アップライトピアノのダンパーヘッドアッセンブリー交換では、フェルト付きダンパーヘッドとダンパーブロックを交換します。
交換することで止音不良・雑音の原因を解消出来ます。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
---|---|---|
お客様宅作業 | - | - |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
マフラーフェルトとはアップライトピアノの3本あるペダルのうち、中央のペダルを踏んだ際にハンマーと弦の間にセットされるフェルトです。
ハンマーと弦の間にフェルトを挟むことで、弱音効果が得られます。
マフラーペダルを多用しているピアノはフェルトが薄くなったり破れたり、ペダルを踏んでも弱音にならない場合があります。交換することで弱音効果が改善します。
画面下側が新しく用意したマフラーフェルトです。新しいフェルトをこれまで付いていたフェルトと同じサイズになるよう、加工してから作業を行います。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | ○ | 約30分 |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
アップライトピアノのアクション(機構)には、動きをサポートするために「ブライドルテープ」というパーツが付いています。
また、ブライドルテープにはブライドルチップと呼ばれる皮(スキン)が付いています。
経年劣化のためブライドルチップが割れたり、雑音が発生する場合があります。ブライドルテープを交換することで本来の連打性能が復活します。
88鍵盤全てに付いています。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | ○ | 約3時間 |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
グランドピアノ、一部のアップライトピアノの譜面台には、楽譜を置くところに「譜面台竿溝クッション」というクッションが付いています。
楽譜を置く場所のため使用頻度や経年劣化により汚れたり、消耗する場合があります。
その場合には一度クッションを剥がし、新しいパーツに張り替えます。
新品のクッション
古いものを剥がし、接着剤を塗布します。
現物に合わせてクッションをカットします。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | ○ | 約1時間 |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
キャプスタンとは、鍵盤奥に取り付けられたパーツで、キャプスタンボタンとキャプスタンスクリューの2種類があり、鍵盤の押した力をアクションに伝える役割があります。
キャプスタンは、樹脂・木材・金属などの素材で作られており、設置環境により腐蝕・破損することがあるため新しく交換します。
(画面内外れているものがキャプスタン部分)
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | ○ | 1本 約30分~ |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
鍵盤はバランスキーピンを支点にテコの原理で動いており、手前側には鍵盤の位置を保つためにフロントキーピンがあります。
フロントキーピンは金属で作られているため、湿気などの影響により腐蝕し錆が発生することで鍵盤の動きが鈍くなり、鍵盤が戻らないなどの症状が出ます。
錆の度合によりピンの表面を磨く方法がありますが、ピンの内部が腐蝕していたり表面を磨いても除去できない錆が発生している場合は、正常なピンの形状(楕円)に戻すことができません。
ピンを交換する事でスムーズに動くようになり、鍵盤の動きが改善します。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | ○ | 1本 10分~ |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
鍵盤はバランスキーピンを支点にテコの原理で動いています。
バランスキーピンは金属で作られているため、湿気などの影響により腐蝕し錆が発生することで鍵盤の動きが鈍くなり、鍵盤が戻らないなどの症状が出ます。
錆の度合によりピンの表面を磨く方法がありますが、ピンの内部が腐蝕していたり表面を磨いても除去できない錆が発生している場合は、正常なピンの形状(真円)に戻すことができません。
ピンを交換する事でスムーズに動くようになり、鍵盤の動きが改善します。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | ○ | 1本 約10分~ |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
鍵盤はキーピンという前後二箇所に埋め込まれたピンにより支えられています。
この二箇所のピンの根元に嵌め込まれているドーナツ状の丸いパーツがパンチングクロスです。
消耗や虫食いにより繊維が破損し厚みが薄くなることで、鍵盤の高さ深さに影響が出るため、タッチにも影響が出ます。
パンチングクロス交換後は、メーカーやピアノごとにある基準に沿って高さ(ならし)と深さ(あがき)を揃えることによりタッチが均一になり弾きやすくなります。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | ○ | 約4時間 |
工房での作業 | ○ | 応相談 |
黒鍵の材質はプラスチックや、黒檀、黒檀調天然木などピアノの機種によって異なります。
演奏者が多く触れる黒鍵は汚れや傷が付きやすく、削れ・欠けが出たり、剥がれの症状が出ることがあります。交換をすることで美しい外観と手触りを取り戻すことができます。
場所 | 実施可否 | 作業時間・納期 |
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お客様宅作業 | - | - |
工房での作業 | ○ | 応相談 |