拠点案内
工房のご案内
工房よりごあいさつ
東西を拠点とする各ピアノ工房では、全国のお客様からお預かりしたピアノの整備・調整を調律師が行っています。
外装磨き上げのための防音・空調管理室や、オーバーホール作業の専用治具各種を揃えるなど、設備も充実。お客様からの高いレベルのご要望にもお応えできるよう技術体制を整えております。
大切なピアノのメンテナンスはぜひ私たちにお任せください。
わたしたちができること
調律・調整
「調律」は、各鍵盤の音を、基準の音程(ピッチ)に合わせる作業です。
ピアノは1つの鍵盤につき1~3本の弦が張られており、1台で約230本にもなります。各弦の張りを緩める、締めるなどの操作をすることで、音程を整えます。
「調整」は、パーツの位置関係を見直し、鍵盤や内部の機構(アクション)を整える作業です。「整調」とも呼ばれています。


外装の補修・クリーニング
ピアノにうっかり傷をつけてしまっても大抵の傷はきれいに直すことができます。
鍵盤の欠け・黄ばみ等は「貼替」、外装の一部についた傷は「部分塗装補修」で修理します。
また、長年の間にピアノ全体についた汚れ(ホコリ・油)や、金属部分の錆・くすみは、「クリーニング作業」で輝きを取り戻すことも可能です。


内部の修理
消耗部品や故障部品の交換作業などを行います。よくある修理例としては、以下のようなものがあります。
- 「ブッシングクロス交換」
- 鍵盤の中に貼られているフェルト生地の交換作業。「弾いた際に鍵盤がガタついている感覚がある」など
- 「フレンジコード交換」
内部アクションにある紐状パーツの交換作業。「鍵盤が戻ってこない・うまく音が出ない」など


オーバーホール
「オーバーホール」では、ピアノ内部の部品を総交換し、調律・調整を行います。
長年ピアノを弾いていると、弦やハンマーなど各所に消耗・硬直・疲労等の変化が生じます。
それらのパーツを新品にし、全体の音やバランスをしっかり整えることで、ピアノ本来の性能が発揮できるようになります。
まさに新たな命を吹き込む作業です。

