弓の巻き線が、所々に緑色になってきました。
緑青(ろくしょう)と呼ばれる、銅や銅合金が水分や油、汗などに反応して生成される錆です。クリーニングで落とすことも出来ます。
緑青(ろくしょう)と呼ばれる、銅や銅合金が水分や油、汗などに反応して生成される錆です。クリーニングで落とすことも出来ます。
弦楽器専用のクロスなどの柔らかい布で乾拭きが基本になります。松脂の汚れを拭く布とその他の指紋などの汚れを拭く布を使い分けて掃除をすると、よりきれいに楽器を保てます。松脂は時間が経つとベタベタするようになり乾拭きでは取れなくなるので、演奏した後はその日のうちお掃除をするのがポイントです。クリーナーは楽器のニスの相性によってはニスを溶かす場合もあるので、お勧めしません。
湿度・経年変化によりペグやペグ穴は状態が悪化します。弦交換の時にペグコンポジション(緩衝剤のような役割を果たします)を塗ることを習慣化するだけでも快適になります。ご自宅では難しい場合は工房にて、ペグ調整についてご相談ください。
湿度50%前後が最適です。ケースに入れる楽器用の湿度調整グッズもあります。
銀以外の色糸を使ってデザインを変えることが出来ます。
可能です。通常のテールナイロンの他ケブラー製、マルチファイバー製、チタニウム製など様々な種類が取り寄せ可能です。
簡単なものだとペグにコンポジションを塗ってペグの回りを良くしたり、駒の傾きを直すことが出来ます。工房ではセルフメンテナンスのイベントも行っていますので、お気軽にご参加ください。
多少の摩耗なら問題ありません。革が摩耗して革の下に巻いてある巻き線などが見えているようなら、そのまま使うと巻き線などを傷めてしまうので、早めの交換が必要になります。
楽器によりますが、黒檀など固い材質であればはっきりした音色、ツゲなど柔らかい材質であれば柔らかい音に変わる傾向があります。
毛替、銀線交換、革巻き、チップ交換など通常リペアは可能です。棹破損などの特殊な状況の場合は一度弓を見せて頂いてから修理不可とさせていただく場合がございます。