TD-1DMKを含む電子ドラムコンパクトモデルを徹底比較!
電子ドラムが欲しいけど、置く場所が悩みという方は大変多いです。
TD-1DMKやDTX482Kの登場で、そのような方に人気のコンパクトタイプの電子ドラムの選択肢がさらに増えました。
ここでは横幅120cm以下の、コンパクトモデルTD-1DMK/TD-1KPX2/DTX482Kの違いを整理します。
比較表
TD-1SC | TD-1DMK | TD-1KPX2 | DTX482K | |
---|---|---|---|---|
税込販売価格 | ¥54,890 | ¥81,400 | ¥101,750 | ¥81,400 |
必要専有面積 | 80cm(W) 70cm(D) 150cm(H) |
110cm(W) 120cm(D) 125cm(H) |
100cm(W) 120cm(D) 125cm(H) |
確認中 |
音源モジュール | TD-1 | TD-1 | TD-1 | DTX402 |
スネア打面 | ラバーパッド | メッシュヘッド | メッシュヘッド | スネアのみシリコンパッド |
タムタム打面 | ラバーパッド | メッシュヘッド | メッシュヘッド | ゴムパッド |
シンバル/ハイハット パッド |
専用シンバル | CY-5 | CY-5 | PCY95AT |
キックトリガー | スイッチ式ペダル | ペダル使用タイプ※ツインペダル対応 | ペダル使用タイプ ※ツインペダル対応 |
ペダル使用タイプ ※ツインペダル対応 |
シンバル拡張 | 可能(OP-TD1Cのみ) | 可能(MDY-12+お好きなシンバル) | 可能(MDY-12+お好きなシンバル) | 不可 |
あなたにピッタリの電子ドラムは?ドラム担当によるポイント解説!
TD-1SCの特徴
部屋置きも余裕のコンパクトさ
約一畳分のスペースに設置できるTD-1SC。リビングはもちろん、部屋置きにも余裕のコンパクトさ。好きな場所でいつでも演奏を楽しめます。
すぐに組み立て、操作も簡単!
シンプルな構造だから、すぐに組み立てられて操作も簡単。デジタル楽器がはじめての方でも、安心してドラム演奏を楽しめます。
【コンパクトさ】収納や持ち運びにはTD-1KPX2が便利
使用時の横幅サイズはほぼ一緒です。DTX482KやTD-1DMKはパイプの抜き差しをしない限り、折りたたんで収納するといったことはできません。掃除するときはコンパクトにまとめたいといったご要望でも折り畳み可能なTD-1KPX2にメリットがあります。
※写真はTD-1KPX2専用バック
【ラック】安定度、自由度の高いTD-1DMK。
ラックに関しては、TD-1DMKの登場で低価格帯のラックの概念が一新されています。海外ブランド含めて、10万以下のモデルでは省スペースを意識し過ぎた作りが多く、安定性も多少不安なモデルがありました。しかし、今回は本体価格8万以下で安定性も高いしっかりとしたスタンドが採用されています。
【ここが重要!パッドの違い】打感の良いメッシュヘッドがおススメ???
DTX482に採用されているYAMAHAのゴムパッドと1DMKや1KPX2に採用されているRolandメッシュヘッドを比較すると、メッシュヘッドのほうが、跳ね返りが自然でスティックワークの練習が効果的であることに加え、手首への負担が少なく、打音が静かというメリットもあります。
基礎練習中心であれば、スネアだけシリコンヘッドのDTX482Kでも良いかもしれません。
そしてシリコンパッドの打感は、世間的にも評価が高く、Rolandメッシュヘッドにも引けを取らない独特の味を持っていると感じます。
また打感以外にも大きな違いがあります。YAMAHAのシリコンパッドは、打感自体に定評はあるのですが「交換」「調整」ができない仕様になっています。それに比べてRolandのメッシュヘッドは、チューニングキーを使ってヘッドの張り具合調整が可能で、ヘッド交換も可能です。この辺りは長期使用する電子ドラムにおいて大きな差となってくるでしょう。部室やスタジオで生のドラムを叩いた後に、自宅に帰ってきて電子ドラムで復習する場合、さっきまで叩いていた生ドラムとより感覚を近づけるためにはヘッドの張り具合が重要になってきます。
【音・モジュール】これは好みとしか言えません!YAMAHAもRolandも良い音します!
Rolandコンパクトモデルに採用されている「TD-1」、そしてYAMAHAのコンパクトモデルに採用されている「DTX402」、この2つの音源は双方ともに優れています。一番大切な音に関してですが、Rolandの方が少し柔らかく優しい音、YAMAHAに関しては、特にスネアやシンバルの音に鋭さを感じます。どっちが生に近いか?と言われると非常に難しいところです。YAMAHAは生ドラムを製造しているから、そこはYAMAHAのがダントツ!と思われる方も多いですが、Rolandは電子楽器製造一筋のメーカーであり、世界に誇る電子ドラムメーカでもあります。ですので、音自体は甲乙付け難いのが事実です。
操作性に関しては、TD-1の方がシンプルで使いやすいイメージです。ボタンも少なく、小さなお子さんでも十分お使いいただけます。
【静音・キックの打感】
いわゆるキックと言われるバスドラム部分にはTD-1KPX2、TD-1DMK、DTX482Kともにビーター付きキックペダル(生ドラムと同じ)を使うタイプです。ツインペダルの使用に対応したこともあり、この3モデルともにフットワーク練習は大幅に向上したといって良いでしょう。
※TD-1KPX2/TD-1DMKは別売りで静音性の高いキックペダルKT-9やKT-10とキックの交換が可能です。
この記事を書いた人のお店
店舗名 | 島村楽器 金沢フォーラス店 |
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