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理想のサウンドへ近づくひと手間。トリヅカ流・ドラムミュート活用術2026

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理想のサウンドへ近づくひと手間。トリヅカ流・ドラムミュート活用術2026

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

こんにちは、札幌パルコ店のトリヅカです。
トリヅカのマニアックドラム、いつもご覧いただきありがとうございます。
以前このような記事を作成しまして、とても多くご覧いただいています。皆様ありがとうございます。

ドラムにまつわるお悩みは色々ありますが、ドラムの音作りもそのひとつに挙げられるでしょう。
音作りは、チューニングはもちろん、楽器選びや奏法など様々な要素が絡み合ったものですが、そのうちの重要な要素のひとつである「ミュート」を色々比較しました。

今回、以前の記事作成時には紹介できなかったミュートをいくつかご用意できましたので、「トリヅカのマニアックドラムミュート編2026」として改めてまとめてみました。皆さんのミュート選びの参考になれば幸いです。

では最後の試奏動画までどうぞご覧ください。

今回紹介するミュートはコチラ

TANDEM DRUMS

2023年設立という新しいブランド「タンデムドラムス」
ギター等のケースでおなじみの「mono」の創設者の方が立ち上げたブランドだそうです。
2026年現在、国内ではこの「Drops」というミュートのみが展開されているようです。

装着は柔らかいゴムのような素材でできた部分をテンションボルトの頭に差し込むだけ。
グレーの布地で出来た部分の内部には粒子状の重りが入っており、重さと大きさの違いで40g/60g/120g/200gのラインナップです。

今回は40g・60g・120gを比べてみました。
ジェルミュートのように貼り付けるものとは違い、ショットの瞬間にわずかに浮き上がるため、非常に自然なミュート感が得られます。
重量でミュート感が違います。

40g余分な余韻をごくわずかにカット
60g余分な余韻を程よくカット
120g音の輪郭がはっきり出る、しっかりしたミュート(リングミュート1枚分くらいのイメージ)
200gタイトで短い、エフェクティブなサウンド

という違いがあります。スネアドラムだけでなく、120gや200gはタムやフロアタムにも合うように思いました。

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ROHEMA MINI MUFF

スティックや小物パーカッション等を製造しているドイツのメーカー「ROHEMA(ロヘマ)」。
高い木工技術で製造されたスティックが人気ですが、ドラムまわりのアクセサリー類でもユニークな製品がラインナップされています。

こちらは毛足の長いファー状のミュート。クリップでリムに固定して、打面に置くようにして使用します。

内部のポケット状になった部分には取り外し可能な金属のオモリが入っています。おもりの有無でミュート感を変えることができます。

さらに、ファーの部分には磁石が装着されており、クリップ部に磁石をくっつけることでミュートのオンオフがワンタッチで可能です。

見た目はユニークですが、効き目はばっちり!

  • おもり入り:しっかりした効きで、音の輪郭をはっきり聴かせてくれます。
  • おもり無し:フワっと浮き上がるようで、余分な余韻や高音域をとても自然に抑えてくれる印象です。

こちらもタムへの使用も効果的です。
やや大きい(長い)物体なので、打面上の設置場所や奏法によっては邪魔に感じる方もいるかもしれませんが、このルックスと自然なミュート感はとても魅力的に感じました。

型名MINI MUFF
販売価格¥4,400(税込)
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ROHEMA MUFF BITE

こちらは布地で打面を覆うような形状のミュート。
周縁部の黒い部分には磁石が付いており、フープに付けることで演奏中のズレを防止します。

こちらは比較的広い面積を覆うタイプのため、余分な余韻の除去というより音色の変化を大きく楽しめるミュートと言えます。
古い時代のレコーディング作品では打面を布などで広く覆う手法があったそうですが、そのようなサウンドを彷彿とさせる、しっかりと余韻を抑えたあたたかく太いサウンドに変化するように感じました。
覆う面積が広いため音量はやや下がりますが、音色の変化ぶりは他のミュートとは一線を画すユニークさがあります。

10″/12″/13″/14″/16″のラインナップがあるので、ドラムセットにも使用可能です。

型名MUFF BITE14
販売価格¥6,050(税込)
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SNAREWEIGHT M-80

以前もご紹介しましたが引き続き大変ご好評の「スネアウェイト」のレザーミュート。
改めまして比較参考のために今回もご紹介します。
フープにクリップすることでズレ無くしっかり装着でき、ミュート量の調節からオン/オフまで自由自在
もはや「ドラムミュートの決定版」と言っても良いでしょう。

完全にミュートをかけた状態では余分な音をしっかりカットし輪郭のはっきりしたサウンドになり、折りたたむことで程よく余韻が出るようにも調整可能です。
演奏する場所や曲調でも簡単にミュート感を変えることが出来、様々な場面に素早く対応できることもオススメポイントです。

型名M80
カラーBK・BRN・ RED・ WHT・ WSB
販売価格¥5,400(税込)
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SNAREWEIGHT ブラスミュート

同じくスネアウェイト社のブラス製ミュート。
ずっしり重いブラス(真鍮)製で、フープには磁石等で固定します。

これまで色々試してまいりましたが、
ミュートで重要なのは「面積」と「重さ」だと思っています。

その点で、このブラスミュートのように「ずっしりと重いミュート」は、良いサウンドを得るために非常に理にかなった存在だと考えられます。

ぎゅっと凝縮され、実にほどよく引き締まった締まったサウンドだと感じました。

型名006-05B
販売価格¥16,800(税込)
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上記「006-05B」単体ではスチールのトリプルフランジタイプのプレスフープにのみ対応します。
ダイキャストフープの場合はが別途必要です。
ウッドフープ等特殊なフープにはお使いいただけません。お客様ご所有のスネアドラムに適合するかどうか等ご不明な点はお問合せ下さい。

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叩いてみました 比較動画をどうぞ

今回も楽しく比べてみました。ご参考になれば幸いです。

おしまいに

そもそも、ミュートは必ずしも必要なものではありません。
バンド全体でサウンドの調和が取れていれば、ノーミュートでもまったく問題ありません。

また、ミュートを施す場合でも、古くから愛用されているガムテープやティッシュペーパーを使用したミュートでも、もちろん問題ありません。

しかし、短時間で音をまとめなくてはならない時や、瞬時に音色を変化させる必要がある時、また長期間にわたって同じ環境で使用する場合などには、このような専用ミュートツールがあると大変便利です。

また、「スネアドラム等の音の輪郭をはっきり聴き取ることができる」と、結果的に演奏の精度を上げることにつながるとも考えられます。

「カ~ン」とオープンかつラウドに鳴らしたスネアドラムは、叩いていてとても気持ちよく感じてしまうものですが……
「音に酔って演奏がラフになってしまう」
ということも、あるのではないでしょうか。(これは私だけかもしれませんが…)

そんな時でも、しっかり引き締まった音色であれば、自分の音を冷静に聴きつつ演奏に集中することができる。
ミュートには、そんな効果もあると考えています。

この記事が、みなさんのミュート選びの一助になれば幸いです。

この記事を書いた人

札幌パルコ店 鳥塚

テレビで見たドラムに心を奪われてドラムを始め、バンド活動に明け暮れていたある日、何気なく訪れた楽器店で目にしたプロドラマーのドラムイベント(ドラムクリニック)に感銘を受け、楽器店員を志す。現在は札幌パルコ店勤務の傍ら、演奏活動も行う。

これまでに、米国のZildjianや大阪の旧SAKAEといった国内外のドラム/シンバル工場を訪問。長い演奏歴とスタッフ歴で培ったマニアックな知識は、島村楽器随一。

そして今では、世界中のドラマーの定番となったPROTECTIONracketのスネア&ダブルフットペダルケース「TZ3016」「TZ3015」の発案者。

偉大なドラマーを輩出し続ける北海道・札幌で、ドラムコーナーの灯を絶やさぬよう奮闘中。
MyDRUMS内で「トリヅカのマニアックドラム」を連載中!

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