【特集】電子ドラムではじめるドラム生活 ~おススメ電子ドラム5選~

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【特集】電子ドラムではじめるドラム生活 ~おススメ電子ドラム5選~

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

何事も最初が肝心!これからドラムをはじめたい方におススメの電子ドラムをご紹介!


こんにちは!イオンモール札幌平岡店ドラム担当の石橋です。(ドラマーです)

4月は新生活を迎える方も多く、何かを始めるのに良いタイミングですね!
そんな中、幾多の選択肢からドラマーの仲間入りを果たしたアナタ、ようこそ!!

ドラムはスティック1組さえあれば始められるとても気軽な楽器で、少し練習しただけでも(基本のリズムと呼ばれる)「8ビート」がそれなりの形となるため、すぐに曲と合わせて演奏を楽しむ事が出来るんです!

でも「スティックだけではイメージが沸かない・・・」「練習パッドでは面白くない・・・」「アコースティックドラムは音が大きくて自宅では叩けない・・・」という方、電子ドラムを使ってみてはいかがでしょうか?

今回は、「ドラム演奏を気軽に楽しんでみたい!」という方から「良い楽器を使って1日でも早く上達したい!」という方にも自信を持っておススメできる5機種をご紹介いたします!

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こんな方におススメ メーカー/機種名
ドラム演奏を気軽に楽しみたい! Roland/TD-02SC
コスパ重視で上達したい! YAMAHA/DTX482K
程よいサイズ感で気持ちよく叩きたい! Roland/TD-17SC-S
音もタッチも妥協したくない! YAMAHA/DTX6K3-XSC
ワンランク上の表現力を身に着けたい! Roland/TD-27SC-S
まとめ 後悔しない電子ドラム選びのポイント

「気軽にドラム演奏を楽しみたい」方におススメ ~Roland TD-02SC~

ブランド Roland
型名 TD-02SC
定価 オープンプライス
販売価格 ¥54,890(税込)
JAN 2370000567796

手足を動かしてリズムを表現するドラムにチャレンジしたい!
でも場所を取らずに音も出来るだけ静かで、お値段も・・・という方におススメなのが、ローランド「TD-02SC」です!

■お得なオールイン・ワン・セット


TD-02SCはVドラム本体(TD-02K)に、ドラムスローンとスティックが付属した島村楽器限定モデルです。
家に届いたらすぐに叩き始められる、お得なオールインワンセットです!

■部屋置きも余裕のコンパクトさ


約一畳分のスペースに設置できるTD-02SC。
リビングは勿論、部屋置きにも余裕のコンパクトさ。

好きな場所で、いつでも演奏を楽しめます!

■操作もセッティングも簡単に


シンプルな設計で操作も簡単なため、初めて電子ドラムを使う方でも安心です。
また、高さ調節もスピーディーに変更出来ますので親子で順番に演奏が楽しめます。

■シンバル追加やパッドのグレードアップも可能


クラッシュシンバルを1枚追加したり、ペダル取付タイプのキックパッドへの変更も可能。
パッド互換性が旧モデル(TD-1)よりも強化されてオプションの選択肢も増え、上下可動式ハイハット「VH-10」にも対応していますので、エントリークラス購入後あるあるの「すぐに物足りなくなり、丸々買い替える」という事も少なくなりますね!

■TD-02SC イメージ動画

スペック紹介は勿論、高品質な音源のサウンドにすら全く触れないという、イメージに振り切った素敵な動画です。
「細かい事はさておき、ドラムを楽しみましょう!」という気持ちがバシバシ伝わってきます!!

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「アンダー10万円で最も“ドラムらしい”電子ドラム」をお探しの方におススメ ~YAMAHA DTX482K~

ブランド YAMAHA
型名 DTX482K
定価 オープンプライス
販売価格 (税込) ¥89,000 (税抜 ¥80,910)
JAN 4957812638913
備考 キックペダル付属・スローン別売り

限られた予算の中で「音もタッチも出来るだけリアルなものを使いたい。さらには豊富な練習機能も欲しい!」という、欲張りなドラマーさんの期待にも十分応えてくれそうな1台がヤマハ「DTX482K」です!

■ずっと叩きたくなる自然な打感


叩く頻度の高いスネアドラムには、このクラスで唯一「TCSヘッド(DTXパッド)」を採用。
それにより、あたかもドラムのシェルごと鳴らしているかのようなリアルな打感が得られます。

「跳ねすぎる・横滑りする」というメッシュヘッドの弱点を克服している点もおススメポイントです!

■フットワークの練習に最適


「ビートの土台」となるバスドラム演奏は非常に重要なパートですが、キックペダルを使った練習なしには上達は望めません。
嬉しい事にDTX482Kには、普段別売りとなる事が多いキックペダルが最初から付属しています。

しかも素直で癖の少ない踏み心地の「ベルトドライブ」のペダルを採用する事で、表現力の違いが分かりやすく上達しやすいというメリットもあります!

■シンプルに音が良い!


そして最後に「とにかく音が良い!」事があげられます。
アコースティックドラムも製造しているメーカーとして、実際のヤマハドラムからサンプリングした音も収録していますので、リアルなドラムサウンドを手軽に楽しめます!

さらにはスマホアプリとの連動も可能な、実践的な10種類の練習機能も搭載し、日々の練習も楽しみながら上達できます!

■DTX482K 紹介動画

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「アコースティックドラムに近いサイズで気持ちよく叩きたい」方におススメ ~Roland TD-17SC‐S~

ブランド Roland
型名 TD-17SC-S
定価 オープンプライス
販売価格 ¥189,200(税込)
JAN 4957054518943
備考 キックペダル・スローン別売り

2022年の楽器店大賞受賞(打楽器部門)も記憶に新しいローランドTD-17シリーズ。

多くのドラマーさんに支持されている理由として、「大口径12インチサイズのスネアドラム」「リアルな揺れを再現するVシンバル」「コンパクトながらもアコースティックドラムに近いセッティングが再現可能」などが挙げられますが、『とにかく気持ちよく演奏できる事』が1番の理由かと思います。

楽器同士の距離感を意識しながら、リズムパターンやフレーズをしっかり練習したい方に特におススメです!!

■大口径のスネアパッド


実際のスネアドラム(14インチ径)に迫る大きさの12インチ径スネアパッドを搭載し、一般的なアコースティックドラムのサイズ感に近づける事で、楽器同士の距離感を意識しながらの練習が可能。

同じ打面の中心を叩こうとする時、「小さいパッド」と「大きいパッド」とでは、実は体の使い方も変わってきますので、初心者の方にとってこのサイズは嬉しい仕様だと思います!

■リアルな「揺れ」を再現するシンバル


TD-17SC-Sにはクラッシュ用・ライド用として新開発の薄型シンバルパッドを装備!
クラッシュシンバル「CY-12C-T」はエッジ部分をヒットした時のシンバル特有の『たわみ感』を再現し、ライドシンバル「CY-14R-T」はエッジ・ボウ・カップの使い分けができる3ゾーン対応で、サイズも従来より大きめな14インチ口径を採用しています。

パッドの構造自体を見直すことでスティックのリバウンドもよりリアルになり、アコースティックドラムを意識したシンバルワークの練習が可能となっています。

■コンパクトながらもアコースティックドラムのセッティングを忠実に再現


TD-17SC-Sの設置に必要なスペースは、おおよそ幅120㎝×奥行110㎝(イス含む)で収まります。

省スペースでの設置が可能でありながらも大き目なパッドを採用する事で、アコースティックドラムのセッティングも忠実に再現可能で、自宅での本格的な演奏が楽しめます!

■TD-17SC-S 紹介動画

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「音もタッチも妥協したくない」方におススメ ~YAMAHA DTX6K3-XSC~

ブランド YAMAHA
型名 DTX6K3-XSC
定価 オープンプライス
販売価格 ¥222,200(税込)
JAN 2470000035070
備考 キックペダル・スローン・ハイハットスタンド付属

打面全てにTCSヘッド(DTXパッド)を採用し、上下可動式ハイハットや、全て3ゾーン対応のシンバル類を搭載。
ミドルクラスでありながらも、フラグシップモデルの魅力をコンパクトに凝縮したモデルです。

また、通常別売りとなるハードウエア類も全て「使い勝手の良いもの」が付属していたり、体格やスタイルに合わせて快適な演奏が可能なラックデザインを採用していたりと、随所に配慮が行き届いた『コストに対して非常に満足度の高い』1台です!

■生々しいドラムサウンドを収録!


電子ドラムの心臓部ともいえる音源モジュールには、上位機種「DTX8シリーズ」にも採用されている「DTX-PRO」を搭載しています。
著名なスタジオで丁寧にサンプリングされた内蔵ドラム音色は、音の立ち上がりから消え際までがフル尺なだけでなく、そのスタジオのみで生まれる本物のアンビエンス成分も収録されています。

特にシンバル音は減衰しきるまでが非常に長尺ですので、思わずパッドのふちを手で掴んでミュートしたくなる程です。
是非良質なヘッドホンで聴いてみてください!

■プロドラマーからの評価も高いパッド類をフル装備!


ヤマハ独自の「TCSヘッド」の良さについてはDTX482Kの項目でも触れましたが、現在電子ドラムパッドの主流となっているメッシュヘッドと比較すると、改めて「実打音がドラムに近い(ピッチが低い)」事や、「コーテッドヘッドのざらつき感を再現」している印象があり、まさにドラムシェル全体を再現しているな~と感じます!

そしてキックパッドには、踏み込みの強さに応じたリアルな感触が得られる3層クッション構造の「KP90」を採用しています。
ツインペダルも余裕で対応してくれるこのキックパッド、バスドラム演奏時の「もちっと感」もしっかり再現してくれています!!

■洗練された付属ハードウエア類


通常別売りとなる事が多いハードウエア類もこのモデルには全て付属しています!
しかも付属品とはいえども決してぬかりはなく、スローンは回転させて高さ調整が出来るスクリュータイプの「DIXON PSN-11」を採用、キックペダルはパワー伝達効率が良くスムーズなアクションが◎の「DIXON PP-P1」を採用しています。

ハードウエア類も演奏に直結する大事なアイテムですので、初めての方も安心できますね!

■DTX6K3-XSC 紹介動画

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「まるでアコースティックドラムのような音の再現度にこだわりたい」方におススメ ~Roland TD-27SC‐S~

ブランド Roland
型名 TD-27SC-S
定価 オープンプライス
販売価格 ¥259,600(税込)
JAN 4957054517489
備考 キックペダル・スローン・ハイハットスタンド別売り

今回最後にご紹介する機種は、当社人気No.1モデルのRoland「TD-27SC-S」です!
人気の秘密は、ローランド独自のモデリング技術による「音のふるまい」が、このクラスから明らかにレベルが違う事を実感できるからではないでしょうか!?

勿論、「全打面メッシュヘッド」「上下可動式のハイハット」「3シンバル」というミドルクラス以上の電子ドラムではスタンダードとされている仕様も人気要因の1つですが、前述しました「音のふるまい」について少し掘り下げていこうと思います!

■音のふるまいの仕組み

モデリング音源による発音方式


例えばスネアドラムを叩いた時、上画像のように様々な要素の相互作用により音が変化します。
殆どの電子ドラムメーカーでは「サンプリング音源」を採用している為、瞬間を切り取った1音1音は非常にリアルなのですが、表現には限界があります。

しかしローランドは独自の「モデリング音源」を採用しており、楽器そのもののモデリングに加えて奏法における各楽器独特の「ふるまい」をもモデリングし、リアルタイムに自然で豊かな表現が可能になります。
つまり「何をどう叩いたかを都度合成させて発音→演奏する度に新しい音が生み出される」という事ですね!

打点位置検出機能の搭載


アコースティックドラムは叩く位置や叩く強さで「音質」が変化しますが、電子ドラムではどうでしょうか?
TD-27にはフラッグシップモデルTD-50X同様に「打点位置検出機能」が搭載されており、「打点位置 × 強弱変化」の再現も可能となります!

これにより、良い音を出すために弱~強打のダイナミクスに加えて、「同じ打面上でも的確な位置をヒットさせる」意識が電子ドラム演奏時にも働きますので、上達を目指す上でとても有効ですね!

■デジタルパッドにも対応


音源モジュール「TD-27」は表現力だけでなく、高いパッド互換性や拡張性も魅力の1つです。

フラグシップモデル「TD-50Xシリーズ」に標準装備のデジタルパッドにも対応している為、将来的に「もっと演奏感を高めたい!」という時には、音源モジュールを買い替えせずにパッドのアップグレードが可能です!

■ラックスタンドはそのまま、パッド類をアップグレード


TD-27SC-Sの音源・ラックスタンド・キックパッドを残し、それ以外のパッド類を上位モデル「TD-50SC-X」と同じ内容に入れ替えてみました。
コンパクトなラックでもセッティングや演奏感に問題はありません!

※入れ替え後のパッド・・・PD-140DS(スネア)/CY-18R(ライド)/VH-14D(ハイハット)/PDX-100(タム×3)/CY-14C-T & CY-16C-T(クラッシュ×2)

■TD-27SC-S 紹介動画

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まとめ ~後悔しない電子ドラム選びのポイント~


記事を最後までご覧いただきありがとうございます!

「音」「タッチ」「表現力」「見た目」等、各メーカーから様々なコンセプトの電子ドラムが発売されており、どのモデルではじめるのが良いのか悩む方も多いかと思いますが、本記事が理想の1台をみつける参考となれば幸いです。

使用目的にもよりますが、私のおススメはやはり「アコースティックドラムに近いタイプ」です!!

電子ドラムで練習したことは、アコースティックドラムの演奏でも活かされてほしい

「ハイハットのオープンクローズ」「スネアドラムのリムショット」「ライドシンバルのカップ使い分け」「ダイナミクス」・・・。
これらの表現方法は「上手くなったら~」ではなく、全て早い段階で練習をしておいた方が良い要素ばかりです。

電子ドラムにおいて、これら要素の出来る・出来ないは「音源の性能と使用するパッド」で決まります。
より良い環境でドラムをはじめた方が上達を望めますので、「ビギナーへのおススメは低価格帯モデル」と決めつけずに『買い替えせずに長く使えるモデルを1台目に選ぶ』という選択肢もアリだと思います!


島村楽器では店頭にある電子ドラムを試奏頂く事が可能です。(画像は島村楽器イオンモール札幌平岡店)

実機を前にして「サウンド・打感・サイズ感」などを比較しながら、一緒に電子ドラム選びをお手伝いさせて頂きますので、お気軽にお問合せ下さいませ!!

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