ドラムプレイに欠かせない!右手・左手の叩く順番【手順】

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ドラムプレイに欠かせない!右手・左手の叩く順番【手順】

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ドラムをプレイする時、手順は意識していますか!?

こんにちは!島村楽器 三宮オーパ店ドラム上級アドバイザーの大倉です。

ドラムのプレイにあたり気を付けて欲しいポイントの一つが【手順】です。

この【手順】が曖昧なまま叩いていると

  • テンポが乱れたり
  • 手が引っかかって上手く叩けなかったり
  • 早いフレーズが叩けなかったり

ちょっと地道な基本練習にはなりますが、【手順】をしっかり確認してカッコいい!ドラムプレイを目指しましょう♪

私も学生時代(だいぶ遠い昔の事ですが)から反復練習としていっぱい練習しました。
いろいろ難しいプレーは沢山あると思いますが、まずはこの手順の練習から始めるのが入りやすいのではないかと思います。

4分音符、8部音符、16部音符の手順

まずは4分音符、8部音符、16部音符をそれぞれ
①右手だけで
②左手だけで
③両手で交互に
①〜③で叩いてみましょう

4分音符↓テンポが遅い場合、片手パターンの方が安定します。

①RRRR(右右右右)
②LLLL(左左左左)

8分音符になると↓片手パターンも
①RRRRRRRR(右右右右右右右右)
②LLLLLLLL(左左左左左左左左)
右左交互パターンも両方よく使います。
③RLRLRLRL(右左右左右左右左)

16分音符になると↓右左交互に叩く事が多くなります。
③RLRLRLRL(右左右左右左右左)

実際に曲を演奏する時はテンポやフレーズによって片手か両手交互かを使い分けます。

どんなテンポ・フレーズでもスムーズに叩けるように、4分音符、8部音符、16部音符それぞれ①〜③どのパターンも繰り返し練習しましょう。

片手で叩くことが多いテンポが遅い・4分音符
両手交互で叩くことが多いテンポが早い・16部音符

まずはクリックのテンポ80〜160位でやってみましょう♪

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6つのリズムパターンの手順

次に下の6つのリズムパターンを【手順】を守って叩いてみましょう!

この時右足で4分音符を踏むとより実践的な練習になります!

①→②→③→④→⑤→⑥→
①→②→③→④→⑤→⑥→
▲①〜⑥のループをクリックに合わせて繰り返す

リズムを口に出して言ってみると分かりやすいかも?!
①タんコん
②タんタコ
③タコタん
④タコんコ
⑤タコタコ
⑥タんんコ

まずは①~⑥のパターンの手順をしっかり体にしみこませよう!!

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6つのリズムパターンの応用編

基本の手順に慣れたら【ドラムセット】でやってみましょう!

①~⑥のパターンをスネアドラムとタムも使って演奏。バスドラムを4分音符で。
※手とBDのタイミングがズレないように♪
※ドラムセットの中での移動の練習にもなるし、実践的なフィルインの練習にもつながていきます!

叩く楽器(音程)が変わると楽しくなってきますね♪

この時も必ず手順を守ってくださいね!!

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8ビートのフィルインにアレンジ

さてさてリズムパターンをスムーズに叩けるようになったら、早速曲に組み込んでみたいところです!

8ビートをキープする事も大切ですが・・・
やっぱりかっこいいフィルイン入れたいですよね~

手順を守って!!とお伝えしているリズムパターン達を組み合わせると簡単にフィルインが叩けます♪

8ビート等を叩く時、小節の最後にフィルインを叩きます。

【フィルインの役割】

  • ちょっと曲にアクセントを付けたり
  • 次の展開への導入部になったり
  • ボーカルの歌の合いの手的な味付けになったり
  • 勿論ドラマーの自己満足でもあります♪

①~⑥のパターンを8ビートに組み込んで演奏してみよう!

タムを入れる場所はいろいろアレンジしてみて下さい♪
リズムの組み合わせも自由です!
使いやすい組み合わせや、それはあんまりしないかも~?!という組み合わせもあります。
とりあえずいろいろ試してやってみて下さいね!

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今回の練習におすすめのアイテム

おすすめ【トレーニングパッド】がこちら

ブランドDIXON
型名PSP48
販売価格¥8,100(税込)
JAN4718981435426

打感のリアルな練習パッドです。
底面の台座は木製で、打面のゴムパッド部に厚みがあるため、スタンド未使用での卓上練習時には設置場所への振動/騒音を軽減します。
センタードットがある事により中央を自然と狙うため、スティックワークの練習もはかどります。

各メーカーがいといとなトレーニングパッドを販売していますが・・・DIXONのPSP48は抜群に消音性に優れています!
その上、打感もリアルなので非常に練習しやすいです♪
付属のスタンドは軽量かつ丈夫。取り付け部分の直径は標準的な8mm径。

ご家庭練習におすすめの【電子ドラム】がこちら

ブランドRoland
型名TD-27SC-S
販売価格¥259,600(税込)
JAN4957054517489

セッティングしやすくコンパクトでご家庭でも設置しやすいので、初めて電子ドラムを購入される方にもおすすめです!

スネアにはシェル部分が無い小型のスネアパッドを採用。
スネアドラムは打点位置検出機能搭載で、叩く位置や強弱で、本物に近い音色の変化や表現が可能です。

TD-50シリーズの「Prismatic Sound Modelingテクノロジー」サウンドエンジンをTD-27SC-Sにも搭載。
今までの電子ドラムに搭載されていた「Super NATURAL」サウンドエンジンより音質と表現力、更に、各パッドの音程や余韻の長さも細かい設定ができ、お好きなセッティングでの練習が可能となりました。最近のヒット曲から不動の名曲まで、幅広い世代の方にお使いいただけます。

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最後に

今回の記事は手順にのみフォーカスしましたが、まずはしっかり体になじませてくださいね。
そしてフィルインもいっぱい入れてみて下さい。
ドラムが歌い出して、とても楽しくなりますよ♪

さらに・・・

  • アクセント(強弱)をつける
  • フラム、ドラッグを入れる

等をするとさらにドラムプレイに表情が出てきますよ♪
それはまたの機会にご紹介したいと思います!!

この記事を書いた人

三宮オーパ店ドラムアドバイザー 大倉(おおくら)

ドラム歴30年。主にロックバンドのドラムを担当。全国ツアー・海外でのライブやレコーディングなどなど・・・バンド活動経験はいろいろさせて頂きました♪

お店ではドラムビギナーズクラブも担当していますので、これから始めようかな~という方もお気軽にご相談下さい。

練習台&ドラムスティックをいつもそばに置く。TAMA、zildjian好き。エフェクトシンバル好き。

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