YAMAHAから、10年振りの新ペダル登場!
YAMAHAが長い沈黙を破り、遂にニューキックペダルを発表!その名も「FP9」!
9500シリーズを継承するルックスながらも、ほとんどのパーツが新設計。更に、YAMAHA バイクを象徴する鮮やかなブルーをまとい、唯一無二で超クールなルックスに仕上がっております!
ドラム担当が試奏してみました
八王子店のドラム担当舟橋がレビューしてみます!
参考:愛機DW9002XF
ドラム担当は普段DW9002XFを使っております。ちなみに今まで一番演奏したことのあるバンドは「The Beatles」です。私物なので自分用にセッティングしてあるのですが、ビーターアングルを垂直に寄せています。
FP9D
さて注目のFP9シリーズ!まずはダイレクトドライブのシングル仕様から踏んでみます。
おっ!なんかすごいぞ!とりあえずめちゃくちゃ軽い踏み込みです。しかし、ただ軽いだけでなくパワーもしっかりあります。ドラム担当仕様の9002XFと遜色ない印象です。パワーもしっかりある為か、「軽すぎて踏んだ感触がない」という軽さではありません。
そして、めちゃくちゃビーターが返ってきます。ドラム担当の場合、工場出荷時のセッティングのままだとたまにビーターが足の甲に当たるペダルがいくつかあるのですが、FP9Dはものすごく頻繁にビーターが足の甲に当たります。踏み込みは軽いのにビーターが良く返ってくるということは、ダブルを踏むときの2打目などで踏みしろが多くなるので、連打でもしっかりと音量を出せるということに繋がると思います。
FP9、恐るべし。
DFP9C(シングルとして)
続いてダブルチェーンのツインペダル仕様。ひとまずシングルペダルとして親だけを踏んでみます。
FP9Dと同様に、踏み込みが軽いのにパワーはしっかりと出て、ビーターの返りもものすごく良いです。そしてやはり足の甲に当たりました(ダイレクトよりは当たらなかったです)。気になるダイレクトドライブとの違いですが、多くの方がイメージするようにチェーンの方が素直な踏み心地で、ダイレクトは癖があるが更にロスがない印象です。
DFP9C(ツインとして)
ツインペダルとしての性能を見ていきます。FP9では、ツインペダルの要であるユニバーサルジョイントがボールベアリング搭載へと一新されました。DWのジョイント(写真上側)と比べてみると…
写真では伝わりにくいのですが、なかなかゴツいです。いざ、踏んでみると、、、これはすごい…。
メインとサブの差がかなり小さく、超スムーズです。かなりゴツいジョイントなので重量増によるデメリットは?と気になるところですが、そのようなものは一切感じません。むしろ、ゴツい作りにすることで捻じれが抑えられ、スムーズなアクションに繋がっているのかもしれません。
店頭でお試しください!
とても注目度の高い商品で、早くも次回入荷待ちのものもあるという人気ぶりのFP9シリーズ。「巷の評判に違わぬとんでもないペダルだ!」というのが率直な感想です。ぜひ店頭でお試しください!!
この記事を書いた人のお店
店舗名 | 島村楽器 八王子店 |
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