チタンドラムを作り続ける「kitano」
突然ですが皆様、「チタン」という金属をご存知かと思います。身近なところではメガネのフレームに用いられたりする、ザックリ言えば軽くて丈夫で高価な金属です。
では、その「チタン」でドラム製品を作っている「kitano」というブランドが日本にあることはご存知でしょうか?
今回、当店をよくご利用頂いている常連様から、kitanoのスネア用チタンフープ(打面用)のオーダーを頂きました!
加工が非常に困難なチタンでドラムを作り続けるkitano。その魅力の一端に迫りたいと思います!
オーダー主は、ケイハチ王子!
当店は京王八王子駅直結の京王八王子ショッピングセンター、通称「ケイハチ」の6階にございますが、なんとチタンフープのオーダー主はケイハチのキャラクターであるケイハチ王子です!
商品お渡しの時に、当店併設のスタジオでチタンフープのサウンドを堪能されていきました!その時の様子をご覧ください!録音に使用したのは、もちろん「YAMAHA EAD10」!
王子のスネア
今回、王子がチタンフープを装着したスネアは、Pearl Joey Jordison シグネイチャースネア「JJ1365N」。口径が13インチ、深さが6.5インチ、テンション数は8のスチールスネアです。
こちらの写真は現行品で、JoeyがSlipknotを脱退した後のデザインです。王子所有のスネアは、JoeyがSlipknotを脱退する前のデザインで、現在は入っていないSlipknotのロゴが入っています。
チタンフープのサウンドはいかに
標準ではスチール2.3mmのSuperHoop IIが搭載されています。この標準状態のサウンドを確かめた所で、いざ!チタンフープに交換!
「改造してます」感バリバリのルックスになりました。徐々にボルトを締めていき、サウンドを確かめていきます。
…ん~と………ローピッチだと、変化が分かりにくい…。あれ…こんなモン?
ですが、そんな不安はすぐに払拭されました!
ミディアムピッチ辺りから、スナッピーがものすごく鳴るようになりました。標準のフープより明らかにボトムの鳴りがパワフルです。
もう少しピッチを上げてみると、いよいよチタンフープの本領発揮といった具合。ハイピッチでありながらも、ズッシリとした低域が鳴るように。迫力のサウンドに王子はとても満足していらしゃいました。
動画の通り王子はスピードとパワーが要求される曲をよく演奏されていますが、そのような場面にバッチリなサウンドです。
kitano製品取り扱い中!
kitano製品各種、取り寄せ・オーダーにて取り扱いをしております!高価ゆえになかなか手が出にくいkitano製品ですが、その威力は間違いなく値段分の価値があります!是非ご相談ください!
最後に、、、今回王子がオーダーしたフープは…
40,000円(税抜)
となりました。
この記事を書いた人のお店
店舗名 | 島村楽器 八王子店 |
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