TAMA ドラムペダル「Iron Cobraシリーズ」を踏み比べ!どう違うの?

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TAMA ドラムペダル「Iron Cobraシリーズ」を踏み比べ!どう違うの?

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

MAIKOこと大倉です。今回で第6回目の記事となります「MAIKOのTAMA大好き!」。
第5回目の記事では『TAMAでドラムスティックを選ぶならコレ!ジャンル別オススメ9選』についてご紹介致しました。


第6回目の今回の記事では「TAMA ドラムペダル「Iron Cobraシリーズ」を踏み比べ!どう違うの?」について紹介したいと思います。
それに合わせてドラムペダルを選ぶ時に見るポイントについてもご説明したいと思います。

ドラムペダルを選ぶ時に見る3つのポイント

スティックの次に自分専用の楽器として、「ドラムペダル」を手に入れるドラマーさんが多いと思います。
ドラムのペダルはいろいろなメーカーが多種多様に出していますので、最初は何を選べば良いか悩みますよね。
そこでまずは次に挙げる3つのポイントを見て頂けたら良いかと思います。

  1. カムの形状
  2. ビーターの形・素材
  3. ペダルの駆動方式

↑ それぞれ詳しく見ていきましょう。

カムの形状

フットボードを踏む力を、ビーターを動かす力に変えるパーツ。カムがどんな形かによって踏み心地が大きく変わってきます。

真円カム(正円に近い形)クセのない素直な踏み心地でコントロールしやすい。
偏心カム(楕円形や少し角ばっている形)踏み込んでいくと加速する構造。慣れが必要だがスピードやパワーが出しやすい。
可変カムカムの形状を変化させたり、付け替えたりできるタイプ。真円と偏心どちらのセッティングにも対応。

ビーターの形・素材

出音への影響が大きいパーツ。演奏するジャンルによって変えても良いかも。材質によって音質や、低音の出方が変わります。

フェルトあたたかみのあるサウンド・適度な弾力。
樹脂アタック音が強く低音のノビが良い。
ウッド硬くタイトなサウンド。
大きい・重い・厚いほど音量が出やすくなる傾向。

※クルっとビーターの面を変えることで2面、または4面使えるビーターもあります。

ペダルの駆動方式

フットボードとカムを繋ぐパーツにも種類があります。材質によってスピード感、安定感が変わり、音質にも影響が出ます。

シングルチェーンドライブチェーンはポピュラーなドライブで、その中でもシングルチェーンは軽快な動きが特徴。横ブレが生じやすいので、やや安定感に欠ける。
ダブルチェーンドライブ最もポピュラーなドライブ。適度な遊びもあり、扱いやすくパワーも出しやすい。
ダイレクトドライブロスが少なく、スピードを出しやすいが、バウンドの速さを上手く使うのにコツと身体作りが必要。
ベルトドライブ柔らかく繊細なニュアンスが出しやすい。膝にも優しくお子様にもオススメ。パワーは控えめ。

補足

「選ぶ時に見るポイント」を3つに絞って挙げましたが、その他補足として…

  • メーカーによってペダルの傾向やクセがある
  • フラグシップモデルにはスペック表では書ききれない高性能な踏みやすさがある
  • ペダルとの相性は体格や演奏方法によって、大きく異なる

という事が多々ありえるので、可能な限り実際に試奏してから選ぶ事をオススメしたいです。

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Iron Cobra900 比較

Iron Cobra900シリーズ、3種の比較動画

  • 00:00〜 HP900RZB(Rolling Glide)
  • 00:32〜 HP900PZB(Power Glide)
  • 01:03〜 HP900RZB 50th Limited(ビーターをSPEED COBRA 910で使用されているBR樹脂製のAccu-StrikeCobraBeaterに変えて)

「HP900RZB」

型番HP900RZB
カムの形状新円カム(Rolling Glide LiteSprocket)
ビーターの形・素材面積が小さく分厚いフェルト製(Power-StrikeCobraBeater)
ペダルの駆動方式ダブルチェーンドライブ
オンラインストア

【レスポンスの良さ】  ★★★★★
【音の感想】 重さがあり、まとまった低音感強めなサウンド。
【踏み心地】 安定感抜群。悩んだらまずコレをオススメしたいです。細かいフレーズも難なく踏めて、体格や踏み方に関わらず多くのプレイヤーに合いやすそうです。

「HP900PZB」

※撮影では都合により、HP900PWZBの右側のみを使用しています。

型番HP900PZB
カムの形状偏心カム(Power Glide LiteSprocket)
ビーターの形・素材面積が小さく分厚いフェルト製(Power-StrikeCobraBeater)
ペダルの駆動方式ダブルチェーンドライブ
オンラインストア

【レスポンスの良さ】 ★★★★★
【音の感想】 HP900RZBよりは若干軽めに感じました。
【踏み心地】 シリーズの中では一番軽く感じます。「偏心カムにありがちなフワッとして、踏んでいる実感がない」という感じも、ほぼ無いように感じます。安定感があり、偏心カムのイメージがガラッと変わる名器だと感じました。細かいフレーズも勿論、難なく軽やかに踏めます。

「HP900RZB」 50th Limited

※ビーターは純正で付属しているものをAccu-StrikeCobraBeaterに変更しています。

型番HP900RZB 50th Limited
カムの形状新円カム(Rolling Glide LiteSprocket)
ビーターの形・素材面積が小さく分厚いBR樹脂製(Accu-StrikeCobraBeater)
ペダルの駆動方式ダブルチェーンドライブ

【レスポンスの良さ】 ★★★★★
【音の感想】 BR樹脂製らしい、アタック感のあるハリのあるサウンド。
【踏み心地】 ビーターをSPEED COBRA 910で使用されているBR樹脂製のAccu-StrikeCobraBeaterに変えると…弱めに踏んだ音もぼやけず前に出て感じます。弱くなってしまいがちなダブルの2発目もしっかり聞こえてくれます。オススメのカスタマイズなので、良ければ試してみてください!

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Iron Cobra 600&200 比較

Iron Cobra600とIron Cobra200、3種の比較動画

  • 00:00〜 HP600D(動画はPower Glideで演奏)
  • 00:35〜 HP600DMB(動画はRolling Glideで演奏)
  • 01:09〜 HP200P(Power Glide)

「HP600D」

型番HP600D
カムの形状可変カム(Duo Glide)
ビーターの形・素材フェルト製と樹脂製の2面(Dual Sided Beater)
ペダルの駆動方式ダブルチェーンドライブ
オンラインストア

【レスポンスの良さ】 ★★★☆☆
【音の感想】 バスドラムらしいナチュラルなサウンド
【踏み心地】 安定感があり、サウンドを支える落ち着いた演奏はしっかりできそうです。細かいフレーズになるとHP900シリーズに比べると若干、踏み込みのモーションを早くする必要があるように感じました。

「HP600DMB」 DarkShadow

型番HP600DMB
カムの形状可変カム(Duo Glide)
ビーターの形・素材樹脂製の2面(Dual Sided Beater)
ペダルの駆動方式ダブルチェーンドライブ
オンラインストア

【レスポンスの良さ】 ★★★☆☆
【音の感想】 フェルトに比べ、低音感とアタック感が強調されています。
【踏み心地】 通常モデルのHP600Dに比べると音像がハッキリするので、ヘビーな音楽でより本領を発揮できそうに感じます。真っ黒な見た目と「DarkShadow」というネーミングがそそられますね!

「HP200P」

型番HP200P
カムの形状偏心カム(Power Glide)
ビーターの形・素材フェルト製と樹脂製の2面(Dual Sided Beater)
ペダルの駆動方式シングルチェーンドライブ
オンラインストア

レスポンスの良さ】 ★★☆☆☆
音の感想】 バスドラムらしいナチュラルなサウンド
踏み心地】 優しい踏み心地でシンプルな演奏には活躍できそうです。細かいフレーズになると、どうしてもペダルが付いていかない様に感じるので、演奏する曲によって使い分けると良さそうです。

Iron Cobra「900」が「600」「200」と大きく違うところ

2016年にモデルチェンジ時に登場したスプリングの取り付け部が可動する「Swivel Spring Tight」。

「Iron Cobra900シリーズ」や「Speed Cobra910シリーズ」に採用されていますが、これが実に優れもの!
Iron Cobraシリーズの中では「Iron Cobra600」や「Iron Cobra200」には無く、フラグシップモデルの「Iron Cobra900」にのみ搭載されています。
固定式だと、せっかく踏んだ力が伝わらずに無駄になってしまっていたのが、スプリングの取り付け部が揺れることで、ペダルを踏んだ時のエネルギーがバスドラムを叩くビーターにより効率良く伝わると考えられます。
これにより・・・
★ドラマーのプレイに即反応
★より理想のプレイを実現 できるように!

Iron Cobra200とIron Cobra900の振り方の違いの比較動画

アイアンコブラは安定感と踏みやすさで、信頼のできるペダル(^▽^)
高校生の時からアイアンコブラを愛用している「アイアンコブラー」としては
1993年の第1世代の登場以来、第2世代を経て現在の形となった「Iron Cobra 900」の進化に感動・感服です!

最後に

いかがでしたか?
今回、記事を書くにあたり6種類のペダルを踏み比べましたが、同じシリーズであっても踏み心地やサウンドが大きく異なり、改めてペダル選びの大切さを実感しました。
なかなか動画では感覚を伝えきれなかったところは大きいですが、皆様さまのペダル選びの参考になりましたら幸いです。
ご質問や、ご相談もお気軽にどうぞ。

この記事を書いた人

三宮オーパ店ドラムアドバイザー 大倉(おおくら)

中学生のとき、吹奏楽部に所属したことをきっかけにドラムを始める。
高校生のときに初めて購入したマイペダルは、TAMAのアイアンコブラ。

バンド活動を通じ、MaikoとしてTAMA(とZildjian)のエンドースメントアーティストをさせていただいています。
島村楽器入社後は、ドラム担当としてオススメの機材や練習方法などをご提案しています。

MyDRUMS内で MAIKOの「TAMA大好き!」を連載中!

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