ドングルとはコンピュータの外部接続端子に接続する小さな装置の俗称。「USBドングル」が一般的だが、USB以外にもシリアルポートなどに接続するものも存在する。
DTMの世界では主に「(USB)プロテクトドングル」のことを指す場合が多い。プロテクトドングルとはコピープロテクションの一種で、ライセンス情報が入ったUSBメモリー形状のドングルをパソコン等に接続することで、製品を使用できるようになる機能を持つものである。(違法コピー防止対策の一種)
DTMでは「iLok」や「USB-eLicenser」が使用されるケースが多い。
iLok
USB-eLicenser
※それぞれ製品世代によって形状が異る。
それぞれを採用しているメーカー、ソフトなど
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iLok
- Avid ProTools、WAVESなど
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USB-eLicenser
- Steinberg Cubase等(※)
※スタインバーグ・キーとも呼ばれるが、2022年よりSteinbergはUSB-eLicenserの使用を廃止する予定。
なお物理的なUSBドングルを使用する場合に加え、クラウドなどを利用した認証システムも採用されているケースがある。