ディザリング(dithering)とは?
ディザ(Dither)は、信号をアナログからデジタルに変換する際に生じる誤差(量子化誤差)を端数処理(丸める)する際に、誤差が最小化するようにするように行う処理のこと。微量のノイズデータを意図的に加えておこなうものをディザリング(dithering)という。画像処理やデジタルオーディオの世界で使われる。
※モバイル端末を利用して、PC、タブレット、ゲーム機などをインターネットに接続するのは「テザリング(tethering)」
24bitオーディオをCDの16bitに変換する場合などにも使用される。変換する際に端数が生じた場合、切り捨てや「丸め」(四捨五入)をおこなうと、結果的に歪みノイズを生じさせることになる。ディザリングを行うことで量子化誤差の影響を下げることができる(完全に消えるわけではない)
DTMの世界では、すべてのオーディオ処理の最後に適用する必要がある。