ワンランク上のマイク選び~定番マイクを聴き比べ

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アルト・サックス

サックス録音で使用したマイク

C451B、KSM44A/SL、SM57、C214、AT4040、VO4099S、bluebird、4006A

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DPAの VO4099 はサックスのベルに取り付けました。

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Alto Sax Soft(バラード系)

Alto Sax Hard(ジャズ系)

ソフトなバラード系とややハード」な感じのジャズ系とでは若干の相性の差が出てくるかもしれません。なおトランペットなどと異なり、サックスはベル以外のところからも音が出る(漏れる)構造となっていますので、マイキング(狙う位置)も色々な手法があるのではないかと思います。

バイオリン

バイオリン録音で使用したマイク

U87Ai、KSM44A/SL、AT4040、C214、C414XL2、VO4099、bluebird、4006A

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DPAの VO4099 は本体に取り付けています

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Violin Soft(ソフト系)

Violin Hard(ハード系)

普通はバイオリンを録音する機会というのはそう頻繁には無いと思います。それにバイオリンというのは非常に録音が難しい楽器の一つではないでしょうか?実際のレコーディングではプレイヤーさんの前と後ろの2本で収録したりするときもあると思いますが、今回はマイク比較ということでお許し下さい。

アコースティック・ピアノ

アコースティック・ピアノピアノ録音で使用したマイク

C451B、VO4099 (HIGHPASS)、KSM44A/SL、AT4040、C214、C414XL2、bluebird、4006A

何やら記者会見の報道陣を想起させます。

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PCMシンセに内蔵されているピアノの音に慣れてしまっている耳には、モノラル収録のアコピは相当地味に聴こえるのではないでしょうか。通常は2本以上のマイクでステレオ収録する場合が多いのですが、マイキングが最も困難な楽器の一つがこのアコピです。ロック、ジャズ、クラシックといった音楽ジャンルや、バッキングなのかソロなのかといったそのピアノの使われ方によって収録方法も異なるのですね。


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