最高品質のスプリッター・スネークを手軽に構築！Radial OX8登場！

投稿日 2014年12月13日
更新日 2024年8月14日
カテゴリー新製品ニュース
タグ DTM　アクセサリー

日本エレクトロ・ハーモニックスはRadial（ラジアル）の8CHマイク・スプリッター「OX8」を発表いたしました。

「OX8」は8チャンネル仕様で1Uサイズのバランス・マイク・スプリッターです。
マイクの信号を、ダイレクト出力、AUX出力、アイソレート出力、と3タイプで分配できます。入力端子は前面のXLR端子、背面のDB-25ピン端子とユーロブロック端子を装備。

出力端子は、3タイプそれぞれにDB-25ピン端子とユーロブロック端子があります。
各 CH には、ISOLATED OUT用の PAD スイッチと、AUXILIARY OUT 用の LIFT スイッチも装備しています。

マイク信号をスプリット（分配）することは、現代のコンサート運営では必須事項です。スプリッターの質が低い場合、信号をスプリットすると、周波数特性が悪くなったり、出力が下がったり、グランドノイズの原因になったりします。こうした問題を解決するために本機は、信号を分離し、オーディオ・システムでのノイズの原因となるグランドループを取り除くための高性能絶縁トランスを搭載しています。

今まで、高品質なスプリッター・スネークをは特注で作らなければいけないことが往々にしてありました。しかし本機ならば、スプリッター・スネークを誰でも組みあげられます。繋げばすぐに使えるシンプルさと、金属を加工したり、複雑なハンダ付けの必要もなくプロが必要とする品質を得られます。

本機は搭載するトランスにより 2 タイプあります。高品質なジェンセン・トランスを搭載する「OX8j」モデルと、コスト／パフォーマンスに優れた「OX8r」モデルです。

さまざまな使用用途

OX8からの信号をレコーダーやPAシステムへ分割しライブを記録する

ライブPAシステムで活用しノイズを防ぐ

ライブイベントなど高音質のままPAシステムと平行して放送用に伝送する

Radial OX8の仕様

Specifications	OX8-jensen	OX8-radial
Audio circuit type:	Passive transformer based mic level splitter
Number of channels:	8 channel 3-way splitter (1-in/3-out)
Frequency response:	20Hz ~ 20KHz (+0dB/-0.2dB)	20Hz ~ 18KHz (+0dB/-3dB)
Dynamic range:	140dB	140dB
Maximum input:	+2dBu @ 20Hz	+2dBu @ 20Hz
THD +noise:	0.003% @ 1kHz	0.005% @ 1kHz
Phase deviation:	0.7° @ 100Hz; 2.8° @ 20Hz	1° @ 100Hz; 5° @ 20Hz
CMRR:	-115dB @ 60Hz	114dB @ 60Hz
Input impedance:	150 Ohms, balanced
Output impedance:	150 Ohms, balanced

Features
Transformer:	JT-MB-CPC, 1:1 ratio	Radial RT-DBS, 1:1 ratio
Shield:	Dual Faraday, mu-metal can
Input pad:	-36dB (allows line-level sources)
Ground lift:	Disconnects XLR pin-1 at direct-2 and isolated output
XLR configuration:	AES standard (pin-2 hot)
DB-25 configuration:	Tascam analog audio standard

General
Construction:	14 gauge steel
Finish:	Durable powder coat
Size: (W x H x D)	48.25 x 15.25 x 4.45cm
Weight:	3.4 kg
Power:	パッシブ。（電源は不要です）
Conditions:	For use in dry locations only between 5°C and 40°C
Warranty:	Radial 3-year, transferable
仕様は予告なく変更する場合があります