株式会社ヤマハがVOCALOIDでの楽曲制作を様々な機能で支援する、会員制クラウドサービス「VOCALOID NET(ボカロネット)」を発表しました。
2016/5/11追記:【重要なお知らせ】「ボカロネット」の提供終了のお知らせ
2016/9/27追記:2016年9月27日でボカロネットの提供を終了。
歌詞だけで曲が作れる自動作曲機能、「VOCALOID™」アプリ間の連携に役立つ
クラウドストレージなど、「VOCALOID」での楽曲制作に役立つ機能が無料で利用できる
ヤマハ 会員制クラウドサービス『ボカロネット™』
− 「ニコニコ超会議3」に開発バージョンを参考出展。2014年7月より提供開始予定 −
アプリでは実現できなかったVOCALOIDユーザのためのサービス
「VOCALOID NET(ボカロネット)」は
- VOCALOID を使ったことがないユーザに、VOCALOIDの楽しさを知ってもらう
- VOCALOIDに挫折したユーザに、VOCALOIDを使ってもらう
- VOCALOIDを使っているユーザに、より使いやすいDTM環境を提供する
をコンセプトにした新たなネット・サービスです。
歌詞を入力するだけで曲が作れる自動作曲サービス「ボカロデューサー」
れまで法人にのみ提供されていた自動作曲技術「VOCALODUCER」を、一般の方でも『ボカロネット』の公式サイト上で利用できます。テキストボックスに歌詞を入力し、好みの曲調や歌声を選択するだけで、あっという間に伴奏と歌声からなる楽曲ができる「カンタンモード」。そして、メロディのテイスト、伴奏のジャンル、伴奏のスタイル、テンポ、コード進行など、こだわりの条件を細かく指定して作曲できる「ノーマルモード」の2つのモードで自動作曲が楽しめます。
「かんたんモード」
「ノーマルモード」
「VOCALOID」アプリケーション間の連携に役立つクラウドストレージ「ボカロストレージ」
会員専用のクラウドストレージ「ボカロストレージ」を使えば、「VOCALOID3 Editor」や「VOCALOID Editor for Cubase」などの『ボカロネット』対応アプリケーション間での楽曲データのやりとりをクラウド経由でシームレスに行えます。また、「ボカロストレージ」への楽曲データの保存や読み込みは、『ボカロネット』対応アプリケーション上から直接行えます。「VOCALODUCER」で作った楽曲も「ボカロストレージ」に自動的に保存されるため、例えば、「VOCALODUCER」で作った楽曲を他のアプリケーションでさらに編集して楽しむことも可能です。
また自分の楽曲の試聴ページをTwitter、Facebookに投稿することでシェアして楽しむことができます
「VOCALODUCER」「ボカロストレージ」も無料で利用可能。より便利なプレミアム会員も
会員登録を行うだけで、自動作曲サービス「VOCALODUCER」もクラウドストレージ「ボカロストレージ」(500MB分)も無料で利用できます。月額500円(税別)のプレミアム会員では、「ボカロストレージ」の容量が5GBに増量されるだけでなく、「VOCALODUCER」の機能のアップグレード(最大利用回数・歌声の種類・伴奏音源・作曲できる小節数の増加、伴奏MIDIファイルのダウンロードなど)によって、より便利な機能を利用できます。
「ニコニコ超会議3」での『ボカロネット』体験ブースについて
2014年4月26日(土)、27日(日)に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議3」の「超ボーカロイド感謝祭」エリアにて、『ボカロネット』の機能の一部を体験できるブースを設けます。「超ボーカロイド感謝祭」の詳細については、「ニコニコ超会議3」の公式ウェブサイトに掲載されています。
「ニコニコ超会議3」でのボカロネットブースの模様
ニコニコ超会議公式ウェブサイト:http://www.chokaigi.jp/2014/booth/cho_vocaloid.html