ついにMacでボーカロイドが動くぞ!「VOCALOID Editor for Cubase NEO」発表!

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は記事更新時点のものとなります。

© Shimamura Music. All Rights Reserved. 掲載されているコンテンツの商用目的での使用・転載を禁じます。

01_DISPLAY

VOCALOID(ボーカロイド)の新製品発表会が、2013年7月24日(水)に東京銀座のYAMAHAホールにて行われました。速攻レポートお届けします!

本記事は2013年7月24日に書かれたものです。




【関連記事】

世界最速レビュー?!

【レビュー】VOCALOID Editor for Cubase NEOを試す~ボーカロイドがついにMac対応 

ついにMacでボカロが使えます

会場に到着。「VOCALOID Editor for Cubase NEO」が展示されています!ついにMacでもVOCALOIDが使えるようになりました〜

ちゃんとMacで動いています!・・感動ですね

IMG_0545

「VOCALOID Editor for Cubase NEO」WinとMacのハイブリッド仕様。Cubase7, Cubase Artist7で動作しますが、ライセンスは1製品につき1台のみ使用可能。1つのライセンスでwinとMac両方にインストールは出来ません。

発表会スタート

まずはお馴染みのヤマハの剣持市登場「大変長らくお待たせしました」

04_nagaraku

今年でボカロ誕生から10年。実は当初からMac対応は公表されていたのですが、結局10年もかかってしまったとのこと。

ボカロを構成するGUI、合成エンジン、歌声ライブラリの説明。ライブラリの管理情報システムが、Winに特化されていたのでMacに移植するのが大変だったんでしょうね。

IMG_0565

ライブラリーは今後続々Macに対応していくとのこと。第一弾は女性ボーカル「VY1V3 NEO」!

VY1V3NEO_3d

今後のVOCALOID Editor for Cubase NEO対応のライブラリーのラインナップの名前には「NEO」がつくようですね〜

なお、ZOLA_unison等の「jobプラグイン」は現時点ではMac版は未実装。これは徐々に対応していく予定とのことです。

05_library

editor for CUBASE_NEO

「VOCALOID Editor for Cubase NEO」

発売予定日:8月上旬

価格:オープン、販売価格: (税込) ¥10,274 (税抜 ¥9,340)


ライブラリーの発売スケジュールは以下のとおりです

  • VY1V3 NEO : 2013年8月上旬 

  • Mew NEO : 2013年9月
  • ZOLA PROJECT NEO : 2013年10月
  • 蒼姫ラピス NEO : 2013年10月
  • VY2V3 NEO : 2013年11月

キュウリ(浜松産らしいです)=Cubase?・・・あ、ボカキューか!

06_kyuuri

続いてヤマハの勝本氏登場。WinからMacへのライブラリー・ライセンスの移行方法について説明

07_license

VOCALOID Editor for Cubaseのユーザーが、VOCALOID Editor for Cubase NEOを導入する場合は、新たに製品を購入する必要があります。ヤマハ製のライブラリー(win版)のユーザーはMac版ライブラリーを無償提供してくれるシステムが用意されるとのこと。

つづいでキャプテンミライさんとおなじみ青木さんによるVOCALOID Editor for Cubase NEOのデモ。

08_demo

当日発表された、プラグインHALion 5とHALion Sonic 2も交え、Cubase上でボカロをコントロールできるメリットや、WinとMac間で実現するシームレスな制作環境について熱く語っておられました。たしかにボカロ・データはwin/Mac完全互換なので、複数のメンバー同士のコラボといったケースでも非常にスムースに制作が行えますね。

【関連記事】

Steinberg ソフトサンプラー「HALion 5」を発表!

Steinberg ソフトシンセ「HALion Sonic 2」を発表!

続いて「初音ミク」でお馴染みのクリプトン・フューチャー・メディア伊藤氏と、メディアファージの田名部氏の登場。

criptom

出ました「初音ミクV3」VST対応ボーカルエディタ「Piapro STUDIO」+DAW+音源のオールインワンパッケージです。

10_miku

VOCALOID3で実現した「母音+子音+母音」と3つの音素を連続させたTRIPHONE(トライフォン)と呼ばれる音素情報に限りなく対応とのこと。

そして「初音ミク V3 English」英語対応ですよ〜これ海外でブレイクする予感。詳細は8月上旬発表とのことです。

11_mikuV3

「MEIKO V3」も発表されました。Win/Mac対応です!!

13_meiko

リリースは今年の秋。同時期にKAITO V3もリリース見込みとのことですね。

ということで、駆け足でお送りいたしました、VOCALOID新製品発表会いかがでしたでしょうか?長年にわたりMacユーザーはボカロに対してはなんだか蚊帳の外・・といった感じもありましたが、「VOCALOID Editor for Cubase NEO」の登場により今後ますますボカロシーンが盛り上がっていく気配を感じます。

ボカロは「新しい楽器」としてこれからも「新しい音楽」「新しい文化」を生み出し続けていくことでしょう。

近日「VOCALOID Editor for Cubase NEO」の徹底レビューもお伝えする予定です。ご期待ください!!

Mac版ボカロ登場のインパクトで少々脇役的存在だった(失礼)、HALion 5とHALion Sonic 2コーナー

02HALION

関連記事

【レビュー】新ボカロ「ZOLA PROJECT」にYESのRoundaboutを歌わせてみた

クリプトン・フューチャー・メディア特設ページ

ただいま島村楽器各店舗・オンラインストアで予約受付中です!

お問い合わせはお近くの島村楽器店舗まで

↑ページトップ