Pioneer DJ TORAIZ SQUID Seminar レポート

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皆様こんにちは、梅田ロフト店デジタルアドバイザーの阪口です。

今回は先日開催されたシンセモジュラーワークショップ内で実施されたPioneer DJ TORAIZ SQUID Seminarの動画がアップされましたので簡単にレポートしたいと思います。

ちなみに今回のセミナーのセッティングはこんな感じでした↓

実際のセッティング画像はこちら↓

Driftbox Rが入ってるところが流石渋いっすね。。動画中でもポルタメントINTER POLATION機能(PITCH,GATE,VELOCITYをつまみでLFOの波形のように描いてモジュレーションする機能)でハードならではのグルーヴを注入されていました。どんどんKoyasさんらしいテクノトラックに仕上がっていて素晴らしかったです!

Ableton Liveとの連携もレイテンシーも全く感じることなく非常にスムーズでした。プレイしながらRECすることで有機的なトラックが直ぐに作れ、またエディット、修正も簡単にできます。

あと便利な機能としてはノートリピート機能で複雑なリズムの打ち込みをしたり、TIME WARP機能を使うことで直近の16小節を記憶、気に入ったフレーズのみを取り出すことが可能です。

TRIGGER PROBABILITY機能はELEKTRON製品でアップデート時に追加で搭載され非常に評判が良かったいわゆる音を出す確率等を設定できる機能で、SQUIDではTRIGGER,PITCH,GATE,VELOCITYをランダムに設定することができます。

RANNING DIRECTION機能ではシーケンスの走る流れを変えられますが、丁度Make Noise Reneの様な挙動をしますね。SQUIDは開発段階で欧米のモジュラーシーンを参考に作られたそうですが、そういった影響を感じる部分が随所に感じられますね。モジュラーシンセの操作性、利便性、創造力をDAWの打ち込みに取り込みたいという意思を強く感じます。

HARMONIZER機能は和音で打ち込みするのに非常に便利な機能で、こういった部分においてはモジュラーシンセよりもDAWの方が優れてますよね!

後はAbleton Liveの空のMIDIトラックを作って編集のメモを書いていくといったトラックメーカーならではの技も披露されてました。

といった感じで動画の内容を簡単に紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

個人的にはTRAIZ SQUIDはDAWベースでのトラック制作においてハードシンセやモジュラー等の今までにない新しい要素を簡単に取り入れることができる非常に楽器的な良作と感じています。詳しくはぜひ動画をご覧くださいませ!


梅田ロフト店デジタル担当 阪口(さかぐち)
この記事を書いた人
梅田ロフト店デジタル担当 阪口(さかぐち)

DJ歴20年、現在も現役DJで活動をしているDJ専門スタッフの阪口です。
今までクラブイベントや野外イベントでDJ、バンドのトラックメイカー、オーガナイザー等々色々と活動してきましたので、DJに関する事なら何でもご相談下さい。

梅田ロフト店
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