最高品位のサウンド「Apogee Ensemble」発売記念イベントレポート

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最高品位のサウンドと、スタジオに求められる機能を1台で完結したApogee社のオーディオ・インターフェース「Ensemble 30×34 Thunderbolt 」を徹底的に体感できるイベント「Special Session at-NK SOUND TOKYO」に行ってきました。そのレポートをお送りいたします。

場所は今最も多忙なエンジニア Neeraj Khajanchi(ニラジ カジャンチ)氏のスタジオ「NK SOUND TOKYO

エントランスを入り、階段を降りるとスタジオにはApogee製品が勢揃い

Apogee_NK04

ところでニラジ氏がこだわりぬいたこのスタジオですが、オシャレかつ超豪華!ヤマハのピアノ(C7?)もさり気なく置いてあったりするのですが、その他の機材も凄すぎです!

Apogee_NK03

セミナー会場となった、NK SOUND TOKYOのコントロール・ルーム・・・圧巻です!

Apogee_NK12

最新機器はもちろんのこと、数々のビンテージ機器が・・・

Apogee_NK02

天井のエフェクター群・・・手が届かないです・・もしかしたらセッティング変えないんでしょうか?

Apogee_NK17

とにかくスゴイの一言で思わず我を忘れてしまいました・・・しかし本日の主役は Apogee Ensemble。Tunderbolt 2 のフル・パフォーマンスによる低レーテンシーかつ、安定したオペレーション。Apogeeの歴代の製品にて培ってきた技術とアイディアが注ぎこまれたオーディオ・インターフェイスです。

Apogee_NK42

新らしいEnsemble(上:2014年モデル) 下は先代のEnsemble(2007年モデル)です。

Ensemble-2007-2014

ステップ・ゲイン・プリアンプ x 8を搭載したアナログ入力を筆頭にアナログ、デジタル両フォーマットで豊富な入出力を搭載。1Uながらトータル30 x 34の入出力を内蔵しています。

Ensemble_Thunderbolt_Front_and_Back2-1030x305

Tunderbolt 端子も2基搭載しており、当日はパソコンと前面のモニターに接続していたようです。

本イベントのために来日したApogee社の Roger Robindoré (ロジャー・ロビンドーア)氏が登場。株式会社メディア・インテグレーション MI事業部ジェネラル・マネージャーの北木隆一氏の司会進行&通訳でセミナー・セッションが始まりました。

Apogee社の歴史、そして今回発売となるEnsembleの開発コンセプト、搭載機能、高品位な音質の理由、卓越したパフォーマンスを実現したテクノロジーを徹底解説。

Apogee_NK25

Roger Robindoré 氏

roger-robindore

Apogee Electronics プロダクト・エバンジェリズム担当ディレクター

エンジニアとしてのキャリアも持ち、音響、技術に造詣が深く、Apogeeでは製品の解説を主に担当。ユーザーに解りやすい技術解説を得意とし、マニュアルの執筆から世界中のイベントでのプレゼン、動画への出演などApogee製品の伝播に尽力。

これらApogeeの各製品の集大成がこの新しい Ensemble

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ラウンドトリップディレイタイムはなんと1.1msec!

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つづいて今、最も多忙なエンジニアNeeraj Khajanchi(ニラジ・カジャンチ)氏が登場。

Apogee_NK34

マライア・キャリー、ボーイズⅡメン、ジャヒーム、ヨランダ・アダムス、ケリー・ローランド、セリーヌ・ディオンなどの海外一流アーティストをはじめ、Ai、中川翔子、三浦大知、福原美穂、ゴスペラーズ、伊藤由奈、鈴木雅之などの国内アーティストまでを幅広く手掛ける今最も多忙なレコーディング&ミキシングエンジニアの一人です。

ニラジ氏はバークリー音大卒業後に所属した「The Hit Factory」スタジオではApogeeのAD16とDA16が使われていたということで、独立後もずっと「Apogee Synphony」を使い続けているとのこと。Apogee製品には絶大な信頼をおいているのですね。

NeerajKhajanchi_s

なおニラジ氏はマニュアルを読まなくても直感的に使える機材にこだわりがあるようで、Apogee Synphonyに慣れているせいもありますが、Apogee Ensemble はマニュアルなしで使いこなしているとのことです。

実演ではPro Tools のレコーディング素材(アコピ+アコギ)を使ってApogee Ensembleのサウンドの素晴らしさを説明してくれましたが、「ちょっと面白い使い方」ということで、アコースティックギターのリアンプを紹介してくれました。Apogee EnsembleのフロントにあるGuitar I/Oから、アコギトラックをストンプボックス(strymonのEl Capistan)につなぎ、それをEnsembleに戻すというセッティングになっています。

Guitar I/O

Ensemble-Thunderbolt-Close-Up-Guitar-Inputs

strymonのEl Capistan(テープエコーのシミュレートマシンです)

Apogee_NK38

確かにエコーをかけたリアンプサウンドがピアノに加わることで、アナログ感のある温かいサウンドになっています。

つづいてゲスト・ミュージシャンの向原愛海氏が登場し、ヴォーカル・レコーディング。マイクはLewittの「LCT940」

向原愛海氏

aimimukohara

http://www.aimi-music.com/

Apogee_NK37

なんと、あえてボーカルブースではなく、コントロールルームで録音するとのこと(ニラジ氏いわく、コミュニケーションを大切にしたいとのことです)・・・でも、スピーカーから出てくる音のカブりは大丈夫なのでしょうか?しかし、そんな心配はまったく不用でした。向原氏の素晴らしい歌声はもちろんですが、パーフェクトの音質クオリティー!プレイバックしたテイクには鳥肌が立ちました~やはり一流のプロの仕事は凄いです!

Apogee_NK35

というわけで、プロのこだわりと素晴らしい音楽作品、そしてそれを支えるApogee製品の品質・技術力を改めて感じることができるたいへん素晴らしいイベントでございました。ニラジ様、向原様、Apogeeのロジャー様、そして関係者の皆様、ほんとうにありがとうございました~

そんなわけでApogee Ensembleは、

  • 超低レーテンシーを実現したThunderbolt 接続(バッファー 32 、サンプル・レート 96kHzでラウンドトリップ 1.1 ms )
  • ゲイン75dBのステップ・ゲイン回路搭載のマイク・プリアンプ x 8
  • フロント・パネルにJFET ギター・インプット、デュアル・モード・リアンプ・アウト搭載
  • 高出力ヘッドフォン・アウト x 2
  • アナログ・インプット x 10
  • ApogeeによるプレミアムなDAコンバージョンのアナログ・アウト x 16
  • フューチャー・プルーフ・モジュラー・アーキテクチャー

というまさに次世代のオーディオ・インターフェース。発売は年明けですが新年早々注目の製品登場となりそうです!

Ensemble_Thunderbolt_02

Ensemble_Thunderbolt_03

Apogee Ensemble Tunderbolt2の主な特徴

  • Thunderbolt™ 2 Mac オーディオ・インターフェイス
  • 最高サンプル・レート:24 bit 192khz
  • 独自のThunderbolt オーディオ・ドライバー & ESS Sabre 32 DACによるフル・32bit プレイバック
  • 超低レーテンシー・パフォーマンス
  • Core Audio に最適化したハードウエアDMAエンジンによりMac CPUの負担を軽減
  • 高解像度 OLED ディスプレイ
  • パラメーターの選択とコントロールするインプット・セレクト・ボタン & コントロール・ノブ
  • 機能選択可能なボタン x 4
  • トークバック(内蔵もしくは外部)
  • アウトプット設定(スピーカー・セット、ミュート、ディム、モノサムなど)
  • Apogee Maestro ソフトウエアにてにインプット/ アウトプットを完全にコントロール可能
  • Logic、Pro Tools、Ableton 及びMac Core Audio 対応アプリケーションに対応
  • カルフォルニア・デザイン、米国製

発売日

2015年1月20日(火)

販売価格

(税抜)¥309,259 (税込 ¥333,999)2016/10価格改定⇒(税抜)¥275,926 (税込 ¥298,000)

JANコード:0805676301341


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