IK Multimediaの海外サイトで、Gavin Lurssen(グラミー賞受賞のマスタリングエンジニア) のコラボによる革新的なマスタリングプロダクトを The NAMM Show 2016 で発表するとアナウンスしています。
Lurssen Mastering StudioとIK Multimediaが共同開発した、Lurssen Mastering Consoleは、まったく新しいアプローチの革新的マスタリング・ツールです。ギャヴィン・ラーセン、ルービン・コーヘンら、幾度となくグラミー賞受賞作品を手がけてきたマスタリング・スタジオのエンジニア達によって作成され、最適化された「Style」と呼ばれる20のマスタリング・セットアップを呼び出すだけで、ハイ・クォリティなマスタリングを行うことができます。
Lurssen Mastering Consoleでは、Lurssen Mastering Studioで使われている各機材だけでなく、「セットアップ全体」がモデリングされています。ポップ・ロック、アメリカーナ、ヒップホップなどのジャンルに最適化された20種類の「Styele」は、Lurssen Mastering Studioが25年に渡って培った経験とテクニックに基づくものです。
個々の機材ではなく、セットアップ全体をモデリング
Lurssen Mastering Consoleは、「全体は、その各部の和よりも大きい」というギャヴィン・ラーセンの哲学に基づき、マスタリング機材を個別にモデリングしてソフトウェア的にパッチングするのではなく、ギャヴィン・ラーセンが築いてきた機材セットアップ全体をモデリングしています。Lurssen Mastering Studioでは、セットアップが全体として有機的に機能するように特注のワイヤリング、インピーダンスのマッチング、各機材の改造がおこなわれています。Lurssen Mastering Consoleを起動して「Style」を選ぶことで、その音楽スタイルにあった機材セットアップ全体が再現されますので、機材の配列、ゲイン・ステージ設定を誤って、Lurssen Mastering Studioの「魔法」を台無しにする心配はありません。
Styleを選ぶだけで、最適なセットアップを再現
Lurssen Mastering Consoleには、ラーセン・マスタリング・スタジオのギャヴィン・ラーセン、ルービン・コーヘンら、幾度となくグラミー賞受賞作品を手がけてきたマスタリング・スタジオのエンジニア達によって作成され、最適化された「Style」と呼ばれる20種類のマスタリング・セットアップが用意されています。ポップ・ロック、アメリカーナ、ヒップホップなど、マスタリングを行う楽曲に近い音楽スタイルを選ぶだけで、各スタイルに合ったマスタリングの機材セットアップのモデリングが呼び出されます。真空管イコライザー、ソリッドステート・イコライザー、リミッター、ディエッサー、コンプレッサーなど、各スタイルに合わせてロードされた機材は「全体」として有機的に機能するように設定されており、ユーザーが個別の調整を行う必要はありません。
あくまで簡単操作、あくまで音楽的に
Lurssen Mastering Consoleの使い方は、とても簡単。音楽ファイルをロードしてスタイルを選ぶと、米国カリフォルニア州ロスアンゼルスのLurssen Mastering Studio内のマスタリング・スタジオを模した画面へと導かれます。選択したスタイルが合ってさえいれば、インプット・ドライブで各曲のレベルのばらつきをそろえるだけで、最高のマスターが完成します。必要であれば、5バンドの真空管パラメトリック・イコライザー各周波数帯のゲインを調整することもできます。「PUSH」ツマミを回すことで、バランスを保ったままEQゲインの加減量を調整できるますから、楽曲の流れにそってダイナミクスをコントロールすることも可能です。EQの設定はプリセットとして保存できるほか、ツマミの操作をオートメーションとして保存して、ウェーブフォーム画面で確認することもできます。インプット、プロセス後を切替え表示可能な大きなVUメーターも、アナログ・メーター派にはうれしい仕様です。
販売価格
生産完了在庫のみ
¥22,000(税込)
JANコード:4530027191789
https://lurssenmastering.com/