audient ( オーディエント ) が、イマーシブ・オーディオインターフェイス/モニターコントローラー「ORIA」を発売します。
【2024年4月11日追記】 イマーシブオーディオに特化して設計された 「ORIA(オリア)」の国内発売が決定しました。
ORIAは、イマーシブオーディオを念頭に特別に設計された、音楽、映画、テレビ、ゲーム、VR の制作に最適なオーディオインターフェイス/モニターコントローラーです。Dolby Atmosなどの形式のイマーシブオーディオミックスを作成時にORIAを使用すると、ステレオから 9.1.6までのマルチチャンネルスピーカーアレイを調整、制御、監視することができます。
ORIAは、最大9.1.6ミキシング ワークフローに対応する16出力を提供する強力なUSB-Cオーディオ・インターフェイスですが、ADAT入力を介してスタンドアロンモニターコントローラーとして既存のスタジオ ットアップに簡単に統合することもできます。
マルチチャンネルスピーカーのセットアップには、正確に調整された部屋が必要ですが、ORIAの高度なスピーカー処理により、部屋を調整し、ステレオからのあらゆるモニタリングフォーマットに合わせたカスタムオンボードキャリブレーションプロファイル (プリセット) を作成できます。
プロファイルには、各スピーカーチャンネルの EQ カーブ、トリム、ディレイ、クロスオーバー、チャンネル全体のルーティングなど、すべてのキャリブレーション設定とともに、そのプロファイルに割り当てられたスピーカーも同時に選択されます。フロントパネルのプロファイルボタンから4つのフェイバリットプロファイルの切り替えのほか、ORIA 本体に合計 32 個のプロファイルが保存できます。
Sonarworksと提携
Sonarworks SoundID Reference Measurement マイクロフォンが付属!
ルームキャリブレーションの有名メーカー「Sonarworks」と提携し、SoundID Referenceとのシームレスな統合が実現しました。SoundIDリファレンスマイクを使用する場合、60日間の無料トライアルマルチチャンネルソフトウェア用SoundIDリファレンスが付属します。
ORIAを使用すると、さまざまなモニタリング形式やターゲットモードに合わせたカスタムSoundIDプロファイルを作成し、それらをORIAにロードして、一貫して正確で低遅延のイマーシブオーディオを活用できます。
キャリブレーションといえばSonarworks
コントロールソフトウエア
レイアウトやお部屋に合わせてシステムを調整するための ORIAデスクトップ・アプリが付属しています。
直感的なプラットフォームのソフトウェアを使用して、ステレオ、サラウンド、またはイマーシブ環境をコントロールするための強力な新しい方法を提供します。
iPadアプリでもコントロール可能(近日公開)
ORIAのiPadコントロールアプリを使えば、タッチするだけで、1つの集中制御ハブからORIAのすべての制御機能にリモートアクセスできます。レベルの調整、スピーカーの試聴、プロファイルの切り替え、メータリングの監視など、手元で簡単に正確なコントロールが可能となります。
Audientコンソールマイクプリアンプ
ORIAの2つのAudientコンソールマイクプリアンプは、超低ノイズと低歪みを実現し、クラシックなアナログの温かみを感じるように設計されており、60dBのゲインを実現します。マイク、ライン、または Hi-Z楽器入力として機能します。クリーンで正確、ソースに忠実なオーディオを実現します。
ハードウエア仕様
- Supports up to 9.1.6 Speaker Setups
- 2 x 16 Channel Surround Outputs (Analogue & AES)
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2 x Stereo Line Outputs (Relay Switched)
- 2 x Independent Stereo Headphone Outputs
- 2 x Audient Mic Preamps (Mic / D.I / Line)
- 2 x ADAT Inputs
- Word Clock Input
- Word Clock Output
- ORIA Motion UI
- 24 bit / 96kHz
- USB 2.0 / USB Type-C
- Sonarworks SoundID Reference Measurement Microphone Included
- Optional AoIP Card (Dante) for 16 Input channels
ソフトウエア仕様
-
Immersive Monitoring Control
- Input / Output Switching
- Master Volume Control
- Global Delay (lip sync)
- Individual Speaker Solo & Mute
- Speaker Group Solo & Mute
- Per Channel Metering (pre & post)
- Down Mix Cycling – Dolby Renderer Integrated
- Programmable Function Button
- iPad Control App
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Onboard Room Calibration DSP
- Per Output EQ
- Per Output Delay
- Per Output Trim
- Per Output Crossover (Bass Management)
- Profile Switching – Sonarworks Integrated
- Configurable Global Bypass
スペック
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マイク入力
- ゲイン:60dB
- 最大入力レベル:+18dBu
- クロストーク:<105dB
- THD+N:0.0015%/-96dB
- EIN:-129dB
- CMRR:-85dB
- SNR: 100dB
- 周波数特性: ±0.5dB 20Hz~40kHz
- 入力インピーダンス:1.5kΩバランス
-
ライン入力
- ゲイン:10dB~+50dB
- 最大入力レベル:+18dBu
- THD+N:0.0015%/-96dB
- 入力インピーダンス:4.7kΩバランス
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DI/インストゥルメント入力
- ゲイン:60dB
- 最大入力レベル:+18dBu
- THD+N: 0.16%
- SNR:100dB
- 周波数特性:±0.5dB 20Hz~40kHz
- 入力インピーダンス:370kΩアンバランス
-
ライン出力
- ラインナップレベル:+18dBu
- THD+N: 0.0006%、-105dB
- ダイナミックレンジ:126.5dB
- クロストーク:-123dB
- 周波数特性:±0.3dB 10Hz~40kHz
- 出力インピーダンス:<100Ω バランス
-
ヘッドフォン出力
- ラインナップレベル: +18dBu
- THD+N:0.0007% (-103dB)
- ダイナミックレンジ:124dB
- クロストーク:-115dB
- 周波数特性:±0.25dB 10Hz~40kHz
出力インピーダンス: <50 Ω アンバランス
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- 最大レベル@30R:5.47V ピーク、3.87Vrms、997mW
- 最大レベル@60R:7.4V ピーク、5.29Vrms、912mW
- 最大レベル@600R:8.6V ピーク、6.09Vrms、123mW
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USB-C
- コネクタ: USBタイプC
- 付属ケーブル: USB Type-C to Type-C
- 入力チャンネル数: 34 (アナログ 2 チャンネル、デジタル 16 チャンネル、AOIP 16 チャンネル*)
- 出力チャンネル数: 38 (ライン出力 20、ステレオヘッドフォン出力 2、AES 16)
- ※AOIPカード装着時
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デジタル入力
- ADAT 16 チャンネル: 44.1kHz ~ 48kHz
- ADAT 8 チャンネル (SMUX): 88.2kHz ~ 96kHz
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デジタル出力
- AES 出力: 16 オーディオ チャンネル (8x AES データ ストリーム)
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ワードクロック入力および出力
- ワードクロック: 44.1kHz~96kHz
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AOIP (オプションのDante拡張カード)
- AOIP入力:16(44.1kHz ~ 96kHz)
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電源
- 入力電圧:85 – 264 VAC
- 入力周波数:47 – 63Hz
発売日
2024年4月17日(水)
販売価格
¥440,000(税込)
JANコード:5060374260535

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