sE Electronics BL8 | 楽器やステージのフロアマイキング、会議収録にも対応するバウンダリーマイク

投稿日 2023年7月17日
更新日 2024年8月14日
カテゴリー新製品ニュース
タグコンデンサーマイク　楽器用マイク

sE Electronics ( エスイーエレクトロニクス ) がさまざまな楽器や用途に対応する堅牢なつくりのバウンダリーマイク「BL8」を発売します。

「BL8」は、スモールフラム型コンデンサーマイク「sE8」と同じカプセルを採用し、堅牢な筐体にまとめ上げたハーフカーディオイド特性のバウンダリーマイクです。

防弾仕様の戦車の様な堅牢なケーシングにまとめ上げられ、キックドラムやその他の高いSPLを持つ様々なソースを収録するのに最適です。ハーフカーディオイドの指向性を持つこのハンドクラフトのトゥルーコンデンサーカプセルは、3ミクロンという超薄型の金蒸着されたダイアフラムを採用しており、たいへん優れたトランスペアレンシーなレスポンスを実現しています。

驚くほど正確に低音域を再現するように設計されたこの「BL8」は、キックドラム専用マイク「V KICK」との組み合わせも完璧ですが、他のキックドラムマイクを追加せずに単独で使用することもできます。

また、2つの周波数ポイントを持つローカットフィルター、2つのレベルで切替え可能なアッテネーションパッド、キャラクターを付加するボイシングスイッチを搭載しているのも特徴。キックドラム、カホン、ピアノ、スピーチ、会議、ルームマイキング、ステージでのフロアマイキングなど、さまざまな用途に対応します。

主な特徴

BL8の内部にはトランスレスのクラスA回路を搭載し、歪みのない充分なヘッドルームを確保するとともにその低ノイズの電子回路がトランスペアレンシーかつクリアなサウンドを実現します。
統合されたローカットフィルターとEQシェイプスイッチにより、とても多用途なマイクとしても使用でき、例えば臨場感あふれるアンビエンス録音やディテールまで収録できるルームマイキングとしても優秀で、もちろんアコースティックピアノでも使用できます。さらに切替え可能なアッテネーションパッドによって高いSPLのソースでも、オーバーロードするのを防ぎます。

sE8と同じカプセルを採用

定評ある1/2インチのトゥルーコンデンサー「sE8」と同じカーディオイドカプセルを採用しています。3ミクロンの超薄型金蒸着ダイアフラムを備え、ハンドクラフトによって仕上げられるこのトゥルーコンデンサーカプセルは、素晴らしいトランジェントレスポンスを実現します。

ツアーにも最適な堅牢さ

たいへん堅牢にデザインされたオールメタルによる筐体、凹みに強いグリル、金メッキのXLR コネクターを備えており、長期に渡って高い信頼性を保証します。このタフな筐体はツアーや慌ただしいステージといった現場にも最適です。

プリアッテネーションパッドとローカットフィルター

BL8には、ローカットフィルターとアッテネーションパッドスイッチも装備。高音圧レベルのソースでもミキサーの入力がオーバーロードすることを防ぎます。アコースティックピアノや、アンビエンス/ルームマイクにも最適で、非常に多用途なマイクといえます。
また底面には取り付け用ブラケット穴が備わっています（通常はカバーされており、ケースを外すことで簡単にアクセス可能）。これにより、BL8を平面や壁、天井、またはグランドピアノのふたなどにもしっかり取り付けることが可能です。
音楽会場、劇場、礼拝堂などでも簡単に設置できる、完璧なソリューションです。

ライブ/スタジオを問わず、最適なボイシングを選択可能

スタジオとライブ環境では、理想とするキックドラムのトーンが異なる場合がよくあります。「BL8」には受賞歴を誇るキックドラム専用マイク「V KICK」と同様、「クラシック」と「モダン」の2つのボイシングが用意されています。これらは中低域をカットして整え、トランジェントとパンチを強調します。
このスイッチを中央の位置に合わせると、カプセルのニュートラルなレスポンスが維持され、他の様々な用途に適します。

全帯域で驚異的なダイナミックレンジを実現

トランスレスのクラスA回路を採用することで、歪みのない豊かなヘッドルームを実現しています。その超低ノイズの電子回路は、グランドピアノやルームマイキングのような要求の厳しいアプリケーションにも対応すると同時に、驚くほど正確に低域を表現するよう設計されています。「V KICK」との併用はもちろん、「BL8」を単独でお使いいただいても素晴らしい結果を得られます。
また、「BL8」は「sE8 オムニカプセル」（別売）との完全な互換性があるので、カプセルを換装することでさらに多様な要件や環境に対応できます。