大人気の「DDJ-RB」がモデルチェンジしてさらにパワーアップ!
こんにちは、神戸三宮店DJアドバイザーハギオです。
なんと!DJ機器で一番売れている大人気機種「DDJ-RB」がモデルチェンジして、さらにパワーアップしちゃいました!そして、お値段もそのまま!
これはこの価格帯での完成形に近づいたんじゃないでしょうか?
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Pioneer DJ DDJ-400 レビュー
こちらがその「DDJ-400」です。
上が旧モデル「DDJ-RB」、下が「DDJ-400」です。
それでは、何が変わったか順にご紹介致します。
初心者が挫折しない!チュートリアル機能内蔵
そうとう昔、いろんなメーカーに、その機材を買えばDJができるようになるみたいな、レッスン機能内蔵のDJ機材とか作れませんか~?
って結構要望を出していたんですが、それが取り入れられたわけではないと思いますが、この DDJ-400 をつないで rekordbox dj を起動すると自動的にチュートリアル画面が表示されるようになっているようです。
まず、機材の構成の説明から、初めて音を出すやり方、曲の読み込みからの初めてのDJプレイのやり方など、これまで購入後によく聞かれていた内容が確実に収録されていました。
DJミックスのやり方では、動画も見れるようになっていました。
この動画の内容をチュートリアルで順を追って確認できるようにもなっており、初心者にはとってもありがたい機能だなと思います。
このチュートリアルは起動時だけではなくて
ツールバーの表示の項目からも出すことができますので、いつでも確認できます。
これでDJプレイが楽しめるようになること間違いなしですね!
そして、DJができるようになったら、次は録音です。
以前から良く、「DJができるようになったらどうすればいいですか?」って聞かれていましたが、相当昔であれば自分のDJミックスをカセットテープ(CD)に録音して、クラブだったり、音楽好きな知り合いに渡して聞いてもらったりして感想を聞いたりして腕を磨いたり、クラブで使ってもらえるようになったりとしていたんですが、
今はネット全盛の時代です。
DJミックスをアップするサイトで一番有名なMixcloudとYouTubeに直接アップするSHARE機能が搭載されたようです。
これらの機能だけでもこれからDJを始める方には相当うれしい機能ですね!
入門コントローラーなのに、こんなにもプロ機材に近づいた!(プレーヤー編)
プロ機材のプレーヤーと言えばこれ「CDJ-2000NXS2」です。
左が旧モデルの「DDJ-RB」、右が「DDJ-400」ですが
ピッチコントローラーの位置が手前の右側に移動して、幅も広くなりました。
当然ですが、先述の「CDJ-2000NXS2」もこの位置にピッチコントローラーが配置されています。
それから、良く使うマニュアルLOOPのボタンの位置も右手前から左上に変更になっていますが、
当然これも。「CDJ-2000NXS2」と同じ配置です。
使い方も「CDJ-2000NXS2」と同じになって最高です!
「DDJ-400」のLOOPの横には「CDJ-2000NXS2」にも搭載されている「MEMORY CUE」まで搭載されています。
私はこれには結構驚きました!
MEMORY CUEと言うのは歴代のCDJに搭載されていた機能で、1曲につき10ポイント記録することができます。
これまで、rekordbox dj には機能としてはあったんですが、コントローラーでは使えるものが無くて、「DDJ-1000」でようやく使えるようになった機能です。
「DDJ-1000」を見に来た方にも、この MEMORY CUE ってのが良いんだよ。ってご紹介しています。
さらに、rekordbox djの場合は、波形の真ん中に次のMEMORY CUEまでの小節数と拍数が表示されます。
繋ぐポイントなどに記録しておくと、カウントダウンされて分かりやすいので、かなり便利です。
ミキサーもプロモデル「DJM-900NXS2」に近づきました!
左が旧モデルの「DDJ-RB」、右が「DDJ-400」のミキサー部です。
右側に1列「BEAT FX」が増えています。
それがミキサーのプロモデル「DJM-900NXS2」のこの部分です。
この部分を使って、rekordbox djのエフェクターを「DJM-900NXS2」のエフェクターっぽく操作することができます。
真ん中あたりの FX SELECT ボタンでエフェクターを選びます。
機材側でどのエフェクターが掛かっているかが分かりづらいので、rekordbox dj のエフェクターの項目にチェックを入れておけば FX SELECT ボタンを押すとエフェクターリストが自動で表示されてどのエフェクターを選んでいるかが分かりやすいです。
エフェクターの項目が表示されていない場合はこのボタンを押して表示させます。
このボタンでエフェクターの ON / OFF を行うのですが、このボタンにはもう一つの機能「RELEASE FX」も割り当てられています。
RELEASE FX というのはバックスピンやブレーキ、エコーの3つの効果で、曲をつなぐときのフェードアウトが簡単にできる機能です。
SHIFT を押しながら RELEASE FX ボタンを押すことで、ここで選択されている RELEASE FX が掛かります。
また、ヘッドホンで音を聞くときに使うCUEボタンも「DJM-900NXS2」のレイアウトに近づいて、「DDJ-RB」よりもさらに使いやすくなっています。
KEYBORDモード、KEY SHIFTモード搭載。KEY SYNCも可能に!
DDJ-400では、DDJ-RBについていなかった、KEYBOARD モードが使えるようになりました。
これは HOTCUE のポイントを音程を変えて再生することができる機能です。
昨今のミックススキルの一つで、音程のある楽曲で違う曲のメロディを弾いて、その曲に繋ぐという手法があります。
また、ロックやアニソンなどでメロディのキーが違いすぎて繋ぎづらい曲などの、キーを相性の良いものに変えて繋ぎやすくする「KEY SYNC」も搭載されています。
ただ、ちょっとKEY SYNCの場所が分かりづらかったのでちょっと解説します。
KEYBOARDモードか、KEY SHIFT モードの時に SHIFT を押しながら右下の2つの PAD を押すことで
rekordbox dj 側のページが切り替わります。その中に KEY SYNC や KEY RESET ができるページがあります。
ボタンを押すだけで瞬時に相性の良いキーに変わります。是非お試しください。
いかがでしょう?
- チュートリアル機能やミックスのSHARE機能搭載で挫折しない!
- プロモデル「CDJ-2000NXS2」「DJM-900NXS2」に近づいたレイアウト!
- MEMORY CUE、RELEASE FX、KEY SYNCなどを搭載してさらにパワーアップ!
と、元々大人気の「DDJ-RB」が、かなりのパワーアップを遂げた「DDJ-400」はかなりオススメです!
デジマート⇒Pioneer Dj DDJ-400
この記事を書いた人

三宮オーパ店 DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
DJ HAGI a.k.a DRAGON
2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJに憧れる。その後すぐにDJバトルを企画し、10年以上定期的に草DJバトルをプロデュース。機器のチューンナップや修理が趣味。