皆さん、こんにちは。
大好きな揚げ物が受け付けなくなってきた、そんなお年頃の管楽器技術スタッフ・神戸(ごうど)です!
管楽器メンテナンス塾は、管楽器のちょっとしたお手入れや豆知識などの紹介を通じて、
知らず知らずのうちに知識を増やせる、そんなブログです。

第6回からは「オイルとグリス」について追及したいと思います!
今回はライトな所から、オイルの違いについて簡単に説明します。

オイルの役割って?

オイルの役割は大きく分けて3つに分けられます

  1. 金属を錆びさせない
  2. 動きをスムーズにする
  3. 保湿

金属が使われている管楽器には必ずオイルが注してあります。
それは「金属が錆びずちゃんと動くようにする」為です。
特に金管楽器は金属同士が触れ合っている部分が多い為、オイルやグリスをしっかり塗らないと錆びて動かなくなります。
ギクッとした人、オイル注しましょうね!

オイルの違い

オイルの役割は3種類。
では、なぜこんなに種類があるんでしょうか?

オイルの違いは粘度の違い

オイルの粘度って耳にしたことがありますか?
揚げ物を作る時、〇〇油の方がカラッと揚がるなんて言いますが、それはオイルの粘度が違うから。

  • 粘度が高いオイル=ねっとりしている・重い
  • 粘度が低いオイル=さらっとしている・軽い

ちなみに、グリスも同じように粘度があります。

オイルの使い分け方

では、粘度の違うオイルはどんな風に使い分ければ良いのでしょう?
ポイントは、目的と場所。

目的 オイル・グリスを塗る場所
速く動いて欲しい ピストン・トランペットのスライド・ロータリー・トロンボーンのスライド
錆・雑音防止 抜差菅・ネジ
コルクの滑りを良くしたい コルク
木を保湿したい 木の楽器

ピストンの動きをスムーズにしたいならピストン用オイル。
コルクの滑りを良くしたいならコルクグリス、ということがこれで伝わりましたでしょうか。

オイルなら何でも良い訳ではないんですね!

まとめ

それぞれの目的に応じてちょうど良い好みの粘度のオイルを注します。
同じ目的と場所に使う物でも、粘度が変われば感触や吹き心地も変わります。
ピストンに注すオイルでもこれだけ種類があるのは、その為なんです。


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この記事を書いたスタッフ

管リペアセンター神戸

「神戸」と書いて「ゴウド」と読みます。バスクラ吹きです!中低音楽器の修理が集まりやすい特殊体質(?)。今日も笑顔で修理しています!

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