第7回「管楽器リペアマンが愛用しているアイテム紹介」
こんにちは。島村楽器コクーンシティさいたま新都心店のリペア担当です。
急に肌寒くなってきましたね。お家では早急に温かい布団を引っ張り出しました。しかし寒いので、こたつも出すか考え中です。(さすがに早いか。)
季節の変わり目だと、新しい商品を目にする事も多くなりませんか?
そこで、コクーンシティさいたま新都心店のリペア担当が、演奏活動を行っているなかで実際に使っているアイテムを紹介します!
今回の情報発信!は管楽器のアイテム紹介です。
楽器屋さんにはたくさんの商品が置いてあり、選ぶのが大変ですよね。
クロスひとつをとっても、色・大きさ・用途・素材など違いがあり、どれを選べばいいのか分からない!という方もいらっしゃるかもしれません。
様々な商品を見てきた管楽器リペアマンが、これは良い!とガチでリアルに使っているアイテムを紹介します。フルート吹きなので、若干フルートのアイテムが多いですが、他の楽器に使えるものもありますのでぜひ参考にしてみて下さい!
クロス
リペアマンが毎日使っているクロス。お客様の楽器は綺麗に拭き上げてからでないとお渡しできません!
ミクロディアのクロスは、仕事でも個人の演奏活動でも使っており、黒・赤・青の計3枚持っています。
汚れが綺麗になるのはもちろん、大きさもフルートをすっぽりと包めるサイズで、拭きやすいのが気に入っています。汚れてきたら手洗いもできるので清潔に保てます。
ミクロディア クロス | 2,750円(税込) |
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フルート主管との比較です。十分な大きさですね!
インナークロス
フルートの内側をクリーニングするインナークロスです。
学生の時はガーゼを使っていたのですが、端っこがほつれてくるのが地味にストレスでした・・・
ヤマハのインナークロスは丈夫なのでほつれる心配がなく、しっかり水分を取ってくれます。
ヤマハ フルートインナークロス | 1,155円(税込) |
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クリーニングロッドはフルートの購入時に付いていた木製の物を使用しています。金属製のクリーニングロッドは、ガーゼやインナークロスから先端が出てしまった際に管内を傷つけてしまう恐れがあるので、木製かプラスチック製がおすすめです。
クリーニングペーパー
タンポについてしまった水分を取るためのクリーニングペーパーです。3色あり、ペーパーにも色がついているため、水分が付いたところが分かりやすいです。大きめのサイズ感(10cm×7cm)で100枚入っているので、コスパ最強だと思っています。水分を取ったペーパーの再利用は衛生的にもおすすめしません。
蓋の内側にシールが付いており、開けるだけで1枚取り出せるので楽器片付けの時短にもなります。
EMULクリーニングペーパー | 396円(税込) |
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湿度調整剤
楽器ケースの中に入れておくだけで、楽器が快適な丁度いい湿度に調整してくれます。過度な加湿・乾燥は楽器の調整崩れに繋がるため、調整剤を入れておいた方が楽器の状態を良く保つことができます。効果は約2年間です。入れっぱなしでいいなんて素晴らしい・・・!リバティー柄で見た目も可愛いですよね。
Festi モイスチャーハウス | 660円(税込) |
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変色防止布
こちらも楽器ケースに入れておくだけでいいアイテムです。銀製の楽器は使っている間に黒ずんで変色してきますので、予防の為に入れています。
入れっぱなしでいいなんて素晴らしい(その2)
インターセプトテクノロジー | 1,100円(税込) |
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気になるアイテムはありましたか?
いかがでしたでしょうか。リアルに使っているアイテムなので、若干使用感があったのはご了承ください。
今回はかなりフルート寄りでしたが、他の楽器でもおすすめしたいアイテムはたくさんありますので、迷っている方はいつでもご相談ください!
修理以外のこともどんどん聞いてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は修理以外の情報発信!でした。修理をしっかり行っていても、普段のお手入れ不足だとすぐに調整崩れや、汚れなどの原因になります。
良いアイテムはどんどん使っていきましょう!
次回の管楽器リペアブログもお楽しみに!
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