クラリネットの調整【後編】

先日初めて整体に行ってきたのですが、体をほぐしてもらった後、目線が高くなり「これが良い状態なのか」と驚きました。普段の姿勢の悪さが身に染みて良く分かりました…。

前編に引き続き、後編も進めていきます。調整の準備が整ったので、楽器を演奏できる状態へと調整を行います。

■キイ磨きの準備

銀磨きキイの銀磨きをおこなう準備として、キイに付いているタンポやキイコルク・フェルト類を全て取り外した状態でおこないます。
修理受付の際に「銀磨きは全交換の時でないと…」と案内されたことはありませんか?
その理由が薬品を使用して研磨する量をなるべく減らす(※)ことや、キイにタンポ、キイコルクやフェルトが付いていると隅々まで磨くことができないためです。
※研磨しすぎるとメッキが弱く(薄く)なってしまいます。

そしてこちらが銀磨きのビフォーアフターです

Before

After

■タンポ取付

銀磨きが完了したキイにタンポやキイコルク・キイフェルトを取付ていきます。ここからはタンポ調整やキイバランス調整をおこなう工程になり、定期調整などの内容とほぼ同じになります。

こちらが新しいタンポです。

■全体調整

キイ磨きや、全体調整を進めている間にジョイントコルクの交換も進めていましたが、写真を取り忘れてしまいました…。コルクも古くなっており、ポロポロと崩れるような状態でした。

キイ磨きのAfterの状態を細かく見ていきましょう。

上管

下管

■完成

ようやく全ての内容が完了し、吹奏検査(音出し確認)後、必要に応じて微調整をおこない、調整完了となります。

今回は全タンポ交換、キイ磨き、ジョイントコルク交換という内容で、長年調整していなかったりする楽器に処置をおこなうことが多い内容です。

<定期調整の集合体>のイメージでしょうか。長年調整指していない楽器だけでなく、使用頻度がかなり高い場合は全タンポ交換をご案内することもあり、使用状況によって修理内容(お見積り)は変化してきます。


まずは楽器を見せていただき、状態確認と今後の使用予定などをお伺いしてお見積りを出しますのでみなさまのご来店をお待ちしております。

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この記事を書いたスタッフ

Wind&Repair富田

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