ワンランク上の磨き達人へ

今年の冬は暖かく感じますね。暖かい冬でもこたつから抜け出せない富田です。
毎回こたつで寝落ちしないよう睡魔と格闘しています・・・。

さて今回のテーマは【磨き】!
銀メッキの楽器をお持ちの方のお手入れで「磨き」をおこなう方もいらっしゃると思います。
だけど・・・

・なんかパッとしない

・キレイにはなったけど、輝きがイマイチな気がする

・磨いたのにまだ黄ばんでいる???

という方のために今回は私が実践している「すぐに実践できるワンランク上の銀磨き」をお伝えしていきます!

まずは1回磨いてみる

今回の銀磨きで使用する楽器はトランペット!・・・の第三抜差し管!
第3トリガーと言ったりもしますね。
磨き始めの色はこんな感じです。全体的にくすんだりしていますが、そこまで真っ黒という訳でもなく、所々黒かったりしています。

ここから磨いていきます・・・まずはこんな感じ。

ここまでは普段できる磨きとほぼ同じです。
問題はここからどうランクアップしていくか。

細部の磨きと、壁を使え!

磨きのポイント①は【細部】

赤いで囲った部分を磨いていき、さらにこの赤線の細かい段差等を磨くと・・・

さっきよりも光って見えませんか?

磨きのポイント②は【壁を使え】

一通り磨き終わってヨシ!これで十分ピカピカだ!

「なのに・・・え?壁?なんで???」確かに磨きとは関係なさそうに思うかもしれません。
ただ、良く見てください。
磨いた場所を壁に近づけてみると・・・

黒い場所が!!
ぱっと見では分からなくてもこうやってじっくり見ると

変色部分が発見できます。
白い壁や色が薄めの壁だと分かりやすいですね。
壁と言いましたが、クロスを近づけてみたりするのもアリです。
壁にしてもクロスにしても分かりやすいように無地のもので試してみて下さい。

これであなたもワンランク上の磨き職人に!

壁に近づけて確認しつつ磨きを進めていき完了!
磨きに必要なアクセサリー類以外に特別な道具は一切必要ありませんのでご自宅でも簡単に出来ます♪
ぜひ、ご自宅、部活動のお手入れの時間等で試してみてください!

※メッキの傷み具合によっては完全に変色部分が落ちない場合もありますので、無理に行わないようにしましょう。
※変色の度合いが大きい、深いものは完全に落ちない場合もあります。

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この記事を書いたスタッフ

Wind&Repair富田

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