サムフックカスタム事例!?
最近1月はこのくらいの寒さだったかな?もっと寒かったような、、、。と考えつつ、こたつから出られない富田です。
以前もこたつネタを出していましたが、冬と言えばこたつですよね???
ホルンのロータリーの記事です⇒見えない所に潜む緑の物体
今回はWind&Repairにて承りました、『楽器カスタマイズ』をご紹介いたします!
カスタマイズは尽きない!!
カスタマイズと言えば、マウスピース、リガチャー、パーツのメッキ掛け、などアクセサリー類の変更や+αの事を思いつく方が多いと思います。
その中で今回はサックスのサムフックカスタマイズの事例をご紹介いたします!
手っ取り早いパーツ交換
サックスのサムフックのカスタマイズってサムフックをプラスチック製や金属製に交換するのが主流です。
様々なメーカーから様々な形をしたサムフックが販売されていますね。
各メーカーから販売されているサムフックを店頭で販売・注文・交換等のご相談も受け付けておりますのでご相談下さい!
ただ、サムフックと言っても「自分の手にフィットするか、使い勝手はどうか」などは使用していかないと分かりませんよね…。
サムフックのお話ばかりしていますが、今回のカスタマイズはサムフックではないんです(笑)
サムフック事例のようでフックではない??
ソプラノサックスを使用しているお客様からご相談を受けました。
「こちら側に高さを作れないか」
演奏時にネックストラップとフックを頼りにはしているが、構える時にここに高さがあった方がもっと楽になる。
最初は疑問に思っていましたが、お話を聞いていると「なるほど、そういうことか!」と理解しました。
サムフックに親指を引っかけて持ち上げるより、親指の腹の部分で下から持ち上げた方が運指がスムーズになるとのこと。
製作開始!!
ここからさらにお客様にヒヤリングを行い、高さを決め、製作を開始しました!
まずは接着強度を出すためしっかりとクリーニングを行います。
様々な角度から形を確認していきます。
95%まで仕上げて、残りの5%はお客様に確認していただきながら微調整を行いました。
さいごに
今回のようなカスタマイズはただ形や高さなどを整えれば良いという訳でもありません。
お客様の指の大きさや置く場所の形などを考えて行いますので、フルオーダーのようです(言い方カッコイイ!)
時には今回のようにお客様からアイデアを頂くこともあります!
内容によっては難しい事もありますが、まずは一度ご来店、ご相談下さい。
記事中に表示価格・販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その価格・在庫状況は記事更新時点のものとなります。
店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。
最後に楽器の調整を行ったのはいつですか?原因は調整崩れかもしれません。演奏する時にベストな状態で思い切り楽しんでいただけるよう全力でサポートします!