<PU交換>Fender/JB62-US Aguilar 4J-60取り付け

音が出ないとの事でFender/JB62-USをお預かりいたしました。

よくある修理内容ではありますが原因の種類の多さは1、2を争うのではないでしょうか?

そのうち”音でない原因シリーズ”をまとめようかと思っています。

 

今回の場合は配線のほつれや、各ポット類の異常もなかったのですが、

ピックアップの抵抗値測定で不具合を確認しました。

 

 

音が出ない原因がピックアップという事が分かったので、交換していこうと思います。

 

同じピックアップが即時入手可能であればそちらで提案させていただいたり、これを機にアップグレード希望の方はそちらにて対応させて頂くのですが、

今回は、寸法的に取り付けに加工が必要なく、いい音の物がご希望でしたのでAguilar 4J-60を提案させて頂きました。

 

 

公式HP

https://www.korg-kid.com/aguilar/product/ag-4j-60/

 

中音域の芯のある音と、低音域の心地よい迫力があるのに輪郭があってぼやけない。

細かなニュアンスも出せて、音作りをする上でも乗りが良く、いい意味で癖がなくオールラウンダーなピックアップ。

欲しい音域取り敢えず揃ってる、ベーシストの皆さんが一度は必ずカッコイイと思う音が出るピックアップ、というイメージです。

 

魅力的ですよね!!!!!!!!!!!!!!!

 

松野は好きです^^

 

という事で、

取り敢えず交換前には念の為初期不良が無いか確かめます。

 

 

 

正常です。最高です。

 

寸法確認をしているので入らない事はめったにないですが、ジャズべタイプのピックアップですし、念には念を入れて、松野は下記のようにキャビティ寸法に無理はないかも確認します。

 

 

もはやかっこいいですね、、、♡

 

いざはめる前に、潰れているスポンジを交換します。

 

 

 

ピックアップ下のスポンジが消耗してしまっていると、高さ調整がスムーズに出来なくなってしまったり、ピックアップが上がらない、傾く等の要因になりかねる為、気付いた時やメンテナンスの時などに交換するのが愛だと思っています。

 

それからピックアップザグリ部分の埃等をはらい、

頼りがいのあるスポンジを装着していきます。

↓↓↓↓

 

ここから配線を行い、実際にピックアップを装着します。

 

 

この作業をフロント、リア共に行います。

今回はポットや電装パーツの交換もない為、殆どオリジナルの状態に近い状態になります。

 

そしてピックアップの高さ調整を行い、音量バランスを整えていきます。

 

(この写真じゃ伝わらないな、、、と後悔しています)

 

仕上げに全体を吹上げ、

音も見た目もとても素敵になりました^^

 

これからも心地よいベースライフを願っています!!!

 

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この記事を書いたスタッフ

新宿PePe店松野

岩手県と静岡県のハーフです。音楽も楽器もジャンル問わず色々な物が好きで、皆さんのこだわりに応えられるようなリペアマンを目指しています。

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