エレアコの電池BOX外付け増設加工紹介~EXiNA(西沢幸奏)さんご依頼分~
西沢幸奏さん25th Anniversary
ソロプロジェクトEXiNA(イグジーナ)として活躍中の西沢幸奏さん!
最近ニューシングル「ENDiNG MiRAGE」が発売されたばかりであるのが記憶に新しいところですね
#RYOGA を愛用していただいているEXiNAさん(@EXiNA_XiENA)のニューシングル「ENDiNG MiRAGE」が発売中!
リリースを記念して島村楽器(一部専門店を除く)の店内放送でコンテンツを配信!https://t.co/OdhO0jNfcBEXiNA「ENDiNG MiRAGE」Music Videohttps://t.co/EZs0n2yrxG pic.twitter.com/cILFZo4rIF
— 島村楽器 (@shimamuramusic) February 10, 2022
そんな西沢幸奏さん、当社のオリジナルブランド「RYOGA」をご愛用頂いていることで有名ですが、実はアコースティックギターも島村楽器のオリジナルブランド「HISTORY」も愛用中なのです!
今回とあるミッションを当工房で承りましたのでご紹介します。
というわけで、楽器はこちら!!
HISTORY NT-SC/FM
今回のご要望はボディのサウンドホール内部に装着しているエレアコ用ピックアップの電池BOXを外付けに変更して欲しいという内容です。
ピックアップも同品番のバージョンUP版が出ていたので、このタイミングで換装することになりました。
取り付け位置はボディ外周の一弦側の下の方です。
内部のブロックやライニング、外周の形状を考慮して今回はこの位置が最適と判断。
中心に来るようしっかり採寸して位置決めをし、いざ加工へ!!
今回はトリマーでガイド付きビットを使って一気に仕上げます。
加工後はこんな感じです。もちろん、余分に削らず、でもタイトになり過ぎない絶妙サイズで開けました!
電池BOXを装着して、こんな仕上がりです。
通常は木ねじでボディに直止めしますが、アコギのサイド材は耐久性が心配なので、今回は以下のようにナイロンワッシャー入りナットで止めました。これなら、まず自然には緩みません。
新しいピックアップの音量バランスを取るのに少し手間取りましたが、ようやく完成。
音量バランスは、今回低音弦側が「出過ぎる」のであえて「抑える」ような加工をしました(方法は内緒!)
仕上げに塗装面を可能な限りバフ掛け、ボディはもちろんヘッドもペグのワッシャーを全部外して綺麗に磨きました。
とある目的のために!!
西沢幸奏さん、お誕生日おめでとうございます!!!!
2月23日は西沢幸奏さんの25th Anniversaryでした。
バースデーを記念して、3月5日午後13時00分よりオンラインイベントが開催されます。
カスタマイズしたNT-SC/FMも登場します!!
詳しくはこちら
EXiNA=西沢幸奏バースデー記念オンラインイベント開催決定!
※配信はEXiNA Official YouTube channelとなります。
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ネック折れなどワケありな事情を抱えた修理を担当している事が多い阿部です。普段は東京勤務ですが、毎月第一週頃に名古屋工房におります!