ウクレレ、グレードアップ!
皆さんこんにちは!
島村楽器ギターリペア工房、中澤で御座います!
年号が令和に代わって初の大晦日を明日に控えた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
”〇〇は風邪を引かない” の言葉通り、私は今のところ体調はすこぶる良いので、
その”〇〇”なのでしょう・・・
さて、今回はウクレレのペグ交換とLow-G改造について触れて参ります。
Low-GとHigh-Gについてはウクレレプレイヤーの方であればご存知かと思いますが、
4弦が3弦より高いほうのGの音であればHigh-G(こちらが一般的ですね)、
低いほうのGであればLow-G、平たく言えばそんなイメージです。
Low-G弦を張る為に何が問題になるかというと、巻弦でない場合は弦の太さが明らかに異なる点です。
ブリッジでの弦の固定方法が、弦を結んで玉を作って溝に挟んで、というタイプの場合はそもそも入りませんし、
ナット溝も合っていないのでいろいろと問題になります。
ですので、新規でLow-g弦を張る場合は以下の作業を行います。
ナット溝の調整
ブリッジ側の弦の固定用の溝の調整
弦を張るとかんな感じに。
各弦の太さに応じた溝になっているのがお分かり頂けると思います。
さらに今回はペグ交換も行っております。
Before
外して、
穴を拡げて、
After
お馴染み(?)のGOTOHのUPTです。
今回は元の物との色合いを合わせる為に、ノブはUB8をチョイス。
今回はペグの緩みが気になる、との事で交換をご提案し、更にLow-Gセッティングも行いましたが、
どちらかのみの対応も可能ですので、検討中の方はお気軽にご相談下さい!
・ペグ交換工賃(シャフト穴の拡張込)全箇所
・Low-Gセッティング工賃(ナット溝、ブリッジ弦溝調整、弦交換込)
・ペグ代( GOTOH UPT UB8 CW )
・弦代( WORTH STRINGS CL-LG )
合計金額 | ¥22,770(税込)+送料 |
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