皆様こんにちは。リペアマン尾仲です!
いよいよ梅雨明け!本格的な夏の到来ですね!
しかし、最近の日本の夏は暑すぎて日中出て回るのは危険なほどですね。
皆さん熱中症には気を付けてくださいね!
私のお店、福岡イムズ店は地下鉄からで西鉄からでも地下街を通れば汗かくことなくお店にたどり着けますのでぜひお越しくださいませ~!
さて今回はサクッと作業をご紹介しますよ!
タイトル通り乾燥時期に起こりやすい症例です。
どんなものかといいますと、
はい、指板割れです。
このギターもそうですが、特にエボニー(黒檀)材の指板が使用してあるギターに多いですね。
エボニーは硬いから割れにくいんじゃないの?と思われがちですが、硬いのですが、パキっと割れやすいのです。
もちろんローズウッドも割れてしまいますが、エボニーの方がさらに割れやすいので気をつけましょう!
この症例も実はあまり気づかれていないことが多いです。
普段は弦が張ってあるので、多少の割れだと分からないことが多いかもしれないですね。
こうなったらどうしたらいいの???
大丈夫!尾仲にお任せください!
バッチリ修理できますよ!
それではチャチャっとご紹介しましょう!
同じ種類の木材を用意し、粉をつくります!
ちなみにこの粉、木材を削って用意するのですが、実はチョ~地味な上に思ったより時間がかかるちょっとした曲者です。
先ほどの粉と樹脂を混ぜ割れを埋めます!
乾燥後余分な樹脂を削り、傷を整え磨いていくと・・・
完了!
このような仕上がりに!
割れていたところは分からなくなりましたね!
秋から少しずつ乾燥をしていき、湿度が下がることで指板が痩せる、トップ板が動くことで指板が割れてしまいます。
大事なのは一年中湿度を安定させることです!
この夏からギターに湿気を与えすぎないことが大切ですよ!
その上で、秋から乾燥しないよう注意を払ってあげればバッチリです!
まずは予防しましょう!
もし割れてしまった方、割れているけど放置している方、!
割れたままにしているとそこから湿気が入りさらに割れが広がる可能性もありますよ!
ぜひ尾仲にお任せください!
お待ちしております!
以上、リペアマン尾仲でした!
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