福岡ギター修理のすゝめその33~オリジナルピックガード製作~
皆さまこんにちは!
リペアマン尾仲です!
3月に入りだいぶ日が長くなって来ましたね!
暖かくなってくると天気の良い日は外に出ると気持ちいいですね(*´ω`*)
花粉症の方は大変な季節でしょうが・・・(◎-◎;)
さて、今回はオリジナルピックガードを作る!という作業をご紹介いたします!
今回のギターは長野に工房を構えてらっしゃるYokoyama Guitarsさんでオーダーされたもの。
チェック時に少し弾かせていただきましたが、上質なエボニー指板やマダガスカルローズサイド&バックだったりと、とても良い木材からなる上品なきらびやかな音色がするギターでした(*´ω`*)
装飾もかなり豪華に入っているギターでもともとはピックガード無しでしたが、オーナー様のこだわりで、かなり大きめのロゼッタの外側にキレイに沿うようにピックガードを取り付けたいとのこと!
ロゼッタというのはサウンドホール周りの装飾です。
市販されているものでは合うサイズもないので、このギターに合ったオリジナルのピックガードを作って欲しいとご依頼頂きました。
そのギターがこちら!
いきなり完成写真でございます(笑)
形状はよくあるティアドロップ型といわれる形でベッコウ柄です。
さてさて、これがどんな感じで作られたのかをご紹介しますよ!
ざっくりとこんな感じで!といただいた型を元にギターにバッチリ合うように製図します。
製図通りの型を木材で製作します!
まずは粗方の形に切り出します。
切り出しました!
製図ピッタリになるように機械や手作業で削っていきます。
ギターに合わせて形をチェックします。
ロゼッタの外周にもピッタリですね!
ご指定いただいたピックガード材を用意し
型を張り付けて型通りに機械で削ります!
型通りになりました!
角が丸く仕上がるよう面取りをして磨き上げます!
いよいよ張り付け!
ですが、元々ついていたピックガードの張り付け面の粘着が弱かったので、剥がれにくい強力な粘着テープに替えました!
すぐに剥がれては意味がないですからね!
長く使って頂けるようにする一手間です(* ̄▽ ̄)ノ
そうして完成したのがこちら!
バッチリ付きました\(^o^)/
そして、最初にお見せした全体像です!
ビックガード一つ取ってもオリジナルと市販では細かく見ると仕上げが違うんですよ!
皆さんも自分のギターや楽器店でピックガードをよ~く見てみて下さい!
色んな発見ができますよ!
今となってはピックガードの役割は見た目的要素が強いですからね!
細かいところまでバシッと決まったギターはさらに愛着が湧いてくるものです。
もちろんエレキギター、ベース等、完全オリジナルな形状もOK!
美しい木目の木材ピックガードや珍しい素材で!
なんてのもアリですよ!
マイ楽器のイメチェンしたくなったらぜひご相談下さいね!
以上、リペアマン尾仲でした!
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