名古屋パルコ店 リペアマン 瀧口のブログVOL68 攻めのカスタマイズ!!
皆さんこんにちは!
だんだん秋も近づき夜は涼しい風が吹いていて夏の終わりを感じています。
瀧口はバテ気味ですが何とかモリモリ食べて頑張っています!!
昼間はまだまだ気温が高いので熱中症に気を付けて下さい!
では今回もブログにお付き合いください。
今回はタイトルにある通り攻めのカスタムです。
スキャロップ加工
スキャロップ加工とは、フレット間の指板材を削り指板を指で押さえた際の抵抗を無くし
通常より軽くチョーキング&ヴィブラートなどのプレイがやり易くなる加工です。
ジャン!
こちらのギターにそのスキャロップ加工が施してあります。
遠くからは普通のギターに見えますが・・・
むむ!?
指板がなんかデコボコしている!
そう、このデコボコが今回ご紹介するスキャロップ加工です。
スキャロップ加工にも様々なタイプがありますが
このギターには代表的な2種類のタイプに加工してあります。
まず1弦側から全体を・・・
よく見ると1~11フレットまでと12~24フレットまでで削れ方が違いますね!!
まず1種類目の加工は・・・
フレットの際が深く削られかつ6弦側はあまり削られていない加工
フレットの真横が深くなっていますね~
1弦側とは対照的に6弦側はほぼ削られておりません。
この加工のメリットは・・・・
- ソロなどによく使用する1~3弦は軽い力でチョーキング&ヴィブラートが出来る
- コードを弾く際は安定して押さえられる。
この削り方であのアーティストが浮かんだ方は瀧口と語り合えると思います(笑)
2種類目の加工は・・・
1弦側・6弦側共にフレット間の中心が深く均一に削られている加工
この加工のメリットは・・・・
- 1~6弦まで軽い力でチョーキング&ヴィブラートが出来る。
全ポジションに渡り軽いタッチで演奏可能!
この削り方もあのアーティストが浮かんできますね!
そんな方はやはり瀧口と語り合えると思います!
ここで加工に際して、注意点です。
軽いタッチで弾く事が可能になるわけですがその分指板を押さえる手のタッチが重要になってきます。
力を入れすぎて押さえると音程がシャープする事があります、
この点は加工後にタッチを意識して演奏する必要がありますね!
しかし!
軽くチョーキング&ヴィブラートが出来る自由度の増した状態はテンションが上がります!!
加工するのはどうかな?
そもそも弾いたり触ったことがないよ!
そんな方は店頭にある加工済みのこのギターで体感してご検討下さい!
ご相談お待ちしております!!
今の楽器の状態はどうなのかな?などもお気軽にご相談ください。
その際実際の楽器がございますと細かくチェック出来ますので是非ご来店下さい。
では今回のブログはここまで!
今回も最後までお付き合いありがとうございました。
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