リペアマン遠藤の仙台リペアブログ~その66~フレット交換の巻!

みなさまこんにちは!

リペアマン遠藤です!

この前のブログで私の車がどうこう言っておりましたが、最終的にアクアからN-WGNに買い換えました。

N-WGNユーザーの方々、宜しくお願い致します。


では本題に入りましょう~

まずはこちらをご覧下さい。

すごくフレットがボコボコですね…

私が数年店頭リペアを続けて感じていた事なのですが、フレットがボコボコの状態のまま弾いている方がかなり多いなぁと今更ながら実感しました。

ちなみに先程の写真の状態だとフレット交換必須になります。

仮にこの状態のままフレットすり合わせをすると、凹んでいる一番低い箇所に高さを合わせる事になるのでフレットがぺったんこになります。それはとても弾きづらくなるので勧めません。

フレットが少し凹んできた程度であればすり合わせで対処する事が出来ますが、がっつり凹んでたら交換です。

どちらのリペアをすべきかは私が判断しますのでフレットの凹みが気になる方はリペアブースへお持ち込み下さい。

フレットの凹みは単純にビビりの原因になりますし、チョーキングすると音切れしやすくなります。

そして押弦時に凹みの部分に力が集中しやすくなるのでどんどん削れやすくなるんですよね。

フレットボコボコ状態をそのままにしている方が多いと感じていたのでちょっとした注意喚起でした。

フレット交換については過去にも書いているので詳細はそちらを参照して頂き今回はダイジェストで作業を見ていきましょう。

リペアマン遠藤の仙台リペアブログ~その53~ステンレスフレット交換の巻!


フレットを抜いて指板修正。かなり弾き込んだ指板ですね…

フレット打ち~サイド処理。今回は同サイズのニッケルフレットを打ちました。

最近ステンレスフレットばかり打っていたのでニッケルフレットの作業性の良さが際立ちました。

フレットすり合わせ~仕上げ。

ピカピカですね。そして精度よく仕上がりました。


完成です!

美しいフレット…

いいですね!これからもたくさん弾いてあげて下さい!



いかがでしたでしょうか?

フレットのコンディションは演奏性においてとても重要です!

お悩みでしたらぜひお気軽にご相談下さい!


以上、リペアマン遠藤でした!

またお会いしましょう~

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この記事を書いたスタッフ

仙台ロフト店遠藤

宮城県出身。長野県でギター製造に携わった後2017年から島村楽器仙台イービーンズ店の店頭リペアマンとなり、現在の仙台ロフト店に至ります。仙台のリペアは遠藤にお任せ下さい!

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