【スネアドラム】Ludwigショップオーダーモデル “LM402S”発売【数量限定】

Ludwig社がショップオーダーモデルを受ける事はほぼありませんでしたが、今回当社からの熱烈なラブコールに応えてくれ、ショップオーダーモデルが発売となりました。

オープンプライス
販売価格￥78,800(税抜)　(税込販売価格￥85,104)
JAN：2370000433619
発売日：2019年5月24日(金) 発売

※初回入荷数は僅少です。以降順次入荷してまいります。

Ludwig LM402の歴史

LM402と言えばLudwigとしてだけでなく、スネアドラムの定番と言っても過言ではないモデル。その歴史は1958年にさかのぼります。まずは簡単に年表で振り返ってみましょう。

1958年：“Super-Ludwig All-Metal Snare Drum”発売 (後のSupraphonic)
トランジションバッジ(青ロゴ)/円形ノブ(直径3/4インチ)マフラー/P-83ストレイナー
1960年：キーストーン・バッジ採用
1961年：“ベースボール・バット”マフラー採用
シェル=ブラス(→短期間スチール)→アルミに変更
1963年：‟Supraphonic”に改名
“アクロライト”(型番404)発売
1968年：円形ノブ(直径1インチ)マフラー採用
P-85ストレイナー採用
1969年：ブルー＆オリーブ・バッジ(菱形、流線型ロゴ)採用
1970年シェル内部に“Lud-a-loy(=ラディック合金)”のステッカー
1979年：ブルー＆オリーブ・バッジ、左下と右上の尖端部分が丸くなる
1980年：P-85ストレイナー、2穴に仕様変更
1985年：P-85ストレイナー、現行タイプに移行
1988年：モンロー・キーストーン・バッジ採用

58年の発売後、70年代にはJohn Bonham、Cozy Powell、Ian Paiceの3大ドラマーがこぞって愛用した事で、今に至る人気を確立しました。
※上記細かい材質等々は諸説あります。世の中に出回っている各種情報を踏まえて記載しております。

70年代、3大ドラマーが使用していた仕様を再現しつつ、現代の良い点(ストレイナーの精度)と融合することで、Ludwigのヴィンテージ感があるサウンドと機能性を両立したオリジナルモデルとしてリリースするのが、島村楽器限定モデル「LM402S」です。

国内では5.5inchのスネアが長らく人気を博している昨今、世界的にブームとなってきているのが6.5inch深胴スネア。LM-402Sは元モデルであるLM-402をもちろん踏襲して6.5inchを採用しています。

現行のLM-402で採用されているバッジは「モンロー・キーストーン・バッジ」。

今回発売となるLM-402Sは70年代に採用されていた”ブルー＆オリーブ・バッジ”を使用しています。

70年代当時は標準装備だった”インナーミュート”。リングミュートや貼り付けるタイプのミュートが主流になっている現在でも、当時のインナーミュートを望む声は多く、LM402を改造する方も多々いらっしゃいます。LM-402SではLudwig純正インナーミュートを標準装備しました。

当時のLM402に搭載されていたストレイナーは、時代も時代なだけに緩みやすいという点もありました。LM402SではLudwigの最新ストレイナー&バット”P-88AC”を搭載することによって、その悩みも解消しています。
※バット部も接地面が減り、シェル鳴りがよりオープンになっています。