発売せまる！
先日発表となり、現在は全国6会場を巡回中のドラムショー2021にて先行展示中のスネアドラム「ユニバーサルスティール US1450TS」
いよいよ11月(予定)の発売が近づいてまいりました。今回は改めてこのスネアドラムのオススメポイントをご紹介いたします。
| ブランド | Pearl |
|---|---|
| 型名 | US1450TS |
| 定価 | オープンプライス |
| 販売価格 | ￥45,100（税込） |
| JAN | 4549312099129 |
ユニバーサルスティール スネアドアムとは
「US1450TS」は「パール ユニバーサルスティールUS1450」というスネアドラムをもとに考案されました。
「ユニバーサルスティールUS1450」は、当時パールドラムエンドーサーであったチャド・スミス（RED HOT CHILI PEPPERS)モデルのスネアドラムとして、2,000年頃に発売され、その優れたサウンドで大ベストセラーとなりました。（現在チャド氏はDWのエンドーサー）
以降、若干の変更を経つつ、現在に至るまで20年近くラインナップされています。
ユニバーサルスティール オリジナルモデル
さてこの大ベストセラースネア。このままでももちろん申し分ないサウンドなのですが、よりロックに向けたサウンドを求めるべく試行錯誤し生まれたのが今回発売となる「ユニバーサルスティール US1450TS」です。
どのような狙いで変更を行ったのか、ご紹介いたします。
ラグ変更
ラグとは、スネアドラムの胴側面に取り付けられた、チューニングボルトを支える役割のパーツです。
外観の印象を左右するのはもちろんですが、サウンド面での変化も大きいと言われています。
US1450TSでは、オリジナルのクラシックラグ（青丸）から、チューブラグ（赤丸）に変更いたしました。
クラシックな外観が魅力のチューブラグですが、サウンド面での変化も期待できます。
従来モデル「US1450」の角型のラグは、ラグ内部の空洞部分による共鳴が、豊かなサウンドの一助になっていると考えられます。
対して「US1450TS」のチューブラグは、ドラムシェルへの接地面積が少なく、よりストレートな胴鳴りが期待できます。
スナッピー変更
スナッピーの曲がりくねった金属線、この金属線が「ザラッ」「ジャリッ」としたスナッピーサウンドを生み出すわけですが、「よりロックに」を念頭に置きいくつかのスナッピーのなかからチョイスしたのがこの24本線（写真右）のスナッピーです。
通常は20本のものが多く使われており、また最近では42本線や、メッキのないものなども人気ですが、本数が多いことによる迫力と、音のまとめやすさのバランスを考え、「メッキあり、24本線」を採用しました。
打面ヘッド変更
US1450に標準装備されている「レモ・コーテッドアンバサダー」は、すべてのドラムヘッドのなかで最も標準的なドラムヘッド。あらゆるサウンドメイクの基本となるヘッドです。
これに対しUS1450TSは、「レモ・CSコーテッド」を標準装備。コーテッドヘッドの中央裏面に黒い円形のドットを貼り付けた構造のヘッドです。
ドットの効果により、輪郭のはっきりした芯のあるサウンドを演出。大音量のバンドサウンドでも埋もれにくい、アタックの明瞭なサウンドを獲得しました。
またドットが補強の役割も果たすため、ヘッドの耐久性が増すこともうれしいポイントです。
叩いてみました
これぞロックな鳴りという元モデルをさらにパワフルに、かつまとめやすくなった印象があります。
ロックなサウンドでありながら、うるさすぎるわけではなく、音作りの方向によってはボーカルを活かしたり、バンドサウンドを支えたりする役割にも回ることができるようにも感じました。
はじめてのスネアにはもちろん、音作りに迷ったときの切り札としてもおすすめできるスネアドラムです。
ドラムショー先行展示
DRUMS SHOW 2021 ～UNITE～では、本モデルサンプル機を展示します。
通常のUS1450と叩き比べも可能、TSのパワフルさを体感していただけることでしょう。もちろん先行予約受付も同時スタートします。サンプルを気に入ったらその場でご予約も可能です。
その他関連リンク
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