電子ドラムの練習に最適!これでドラムが上手くなる!?電子ドラム演奏に特化&ハイレゾ音源にも対応した”NAGAOKA NS101DHP"
世界トップシェアを誇る日本のレコード針生産メーカーNAGAOKAから電子ドラムに特化したヘッドホンが登場しました!
様々なヘッドホンが発売されていますが、電子ドラムに特化したヘッドホンは唯一ではないかと思います。
中の人(ドラマー)も普段は電子ドラムで練習しているのですが、これはかなり気になります・・・というわけで、早速、使用してみました!
■NAGAOKAとは・・・
世界トップシェアを誇る日本のレコード針生産メーカー。
半世紀以上、レコードから”原音”をありのままに忠実に再生する事を常に追求している音のメーカーです。
■それでは開封の儀
パッケージはこんな感じです。”ハイレゾ対応”と”電子ドラム推奨”が輝いていますね!
音にこだわっている証拠です。
中は非常にシンプルです。
こちらが本体のアップ。まずは正面から。
横からみるとこんな感じです。
イヤーカップはベロア素材を採用しています。ベロア素材は長時間つけていても耳が痛くならず、疲れないのが特徴。またイヤーカップは大きめなので、耳をおおう形で自然にフィットします。
実際につけてみました。耳のフィット感が良く、包み込んでくれるようなつけ心地です。イヤーカップが柔らかいので疲れないです。
■付属品をご紹介
交換用のイヤーパッドが付属でついてきます。ドラムは長時間演奏し汗をかいてしまうと、イヤーパッドの消耗が早くなります。交換イヤーパッドがついているのは非常にありがたいですね。
ミニジャックを標準ジャックに変換するアダプタも付属しています。電子ドラムのヘッドホン端子は通常、標準ジャックになっていることが多いのでこれが必需品です。
またハイレゾ対応のヘッドホンなので、音楽をリスニングするのにも最適!ミニジャックで使用できるのも良いですね!
このヘッドホンについている付属品の中で私が一番”良いな!”と思ったのが、このクリップです!
これはヘッドホンのケーブルを服などにつけて激しい動きをしてもケーブルが引っ張られたり、ヘッドホンが外れたりするのを防止するためのクリップです。
ドラムは他の楽器とは異なり、激しい動きが伴います。このクリップがあれば、安心してドラムを叩くことが出来ます。
■まずはサウンドを聞いてみました!
比較するために今回用意したのは、SONYのMDR-CD900ST。
数多くのレコーディングスタジオで愛用されており、原音のイメージをそのままクリアに伝えてくれることで有名ですね。
それでは音源を聞いてみましょう!
今回、聞いた音源はこちら
Pull Me Under/Dream Theater
この曲は全てのパートがかなりテクニカルで音数が非常に多いのが特徴。どのように音が聞こえるかを比較するのには最適だと思い選びました。
まずはMDR-CD900STは、きらびやかで華やかなモニターライクな印象でした。全音域がフラットに明るく出ている感じでした。
対してNS101DHPはMDR-CD900STとは違い、全体的に音がしまり、まとまりがあるので音量を上げてもうるさくなりすぎない印象でした。
電子ドラムで練習する際はアーティストの曲をAUXで入れて流しながら演奏することが多いと思いますが、その際、かなり音量を上げると思います。その時にこのNS101DHPだと大きな音量にしてもすっきりとした音で聞けるのでうるさくなくて便利です。
また特にバスドラム・ベースの低音とスネア・シンバルなどの高音成分がシャープに良く聞こえるのも特徴です。ドラムは通常ベースを聞きながら演奏しますが、このヘッドホンだとベースが良く聞こえます。また耳コピする際にもドラムのそれぞれの音がシャープに聞こえるのでわかりやすいのも良いですね!
■今度は電子ドラムを演奏してみました!
写真だと分かりづらいかもしれませんが、ケーブルが3mと非常に長いです。音源からかなり距離をとれるので、コードが演奏の邪魔になりません。
それでは、電子ドラムを叩いてみましょう!
さきほど音源のところでも記載しましたが、全体的に音のまとまりが非常に良いです。強く叩いても耳が痛くなるようなサウンドではありません。
また低音と高音がシャープによく聞こえるので、自分のフレーズの確認にも便利です。
音源もつないで演奏してみましたが、ベースがよくきこえます。ドラムを演奏していてベースを意識した練習には最適だと感じました。
イヤーカップが大きいので遮音性が高く、優しくフィットします。
またつけて感じたのですが、イヤーカップ内の空間が少し広いので、耳の近くで鳴っているというよりは、少し遠くで鳴っているように感じます。
ライブ感のある音で演奏できるのは、長時間疲れないし臨場感のある音になりますね!
■まとめ
全体的に音がまとまっており、特に低音と高音が良く聞こえるため、細かな演奏表現を練習するのに最適です。ドラムのゴーストノートも良く聞こえます。強弱がつけやすくなっているため、単にドラムのフレーズを練習するだけでなく、”グルーブ感”や”ビート感”を養う事も出来ます。シャープな音質のため、ルーディメンツ練習にも最適です。
またドラムだけでなく、ベース音が非常に良く聞こえます。ドラムはバンドでは楽器の中ではベースを一番よく聞いて演奏しますので、ベースが良く聞こえるのも良いですね!
さらにドラムの各音がはっきりと聞こえるので、耳コピにも最適です!
交換イヤーパッドや服につけるクリップなど、細やかな気遣いもあるヘッドホンとなっています。
このヘッドホンがあればドラム上達も間違いなし!ぜひ島村楽器でお試しいただきたいです!