こんにちは、DJレビュー担当のDJ HAGI a.k.a. Dragonです。
この度、2026年5月に発売されたばかりの新製品2機種を触ってみましたので、ご紹介いたします!
ハイトルクターンテーブル「RP-5000 MK4」をチェック
まずは、ハイトルクターンテーブル「RP-5000 MK4」から。
左がDJ用ターンテーブルの定番、Technics「SL-1200MK7」。
右が今回新しく発売になった RELOOP「RP-5000 MK4」です。
直前までここには、同じくダイレクトドライブターンテーブルの「Pioneer DJ PLX-500」が置いてあり、SL-1200MK7よりも価格を抑えて導入したい方には、PLX-500をおすすめしてきました。
しかし、当社の試奏環境では、PLX-500はスクラッチ時に回転の落ち込みを感じる場面がありました。
そうした用途で、より高いトルクと導入しやすい価格帯を重視する方にとって、RP-5000 MK4はSL-1200MK7とPLX-500の中間の位置になりますので、有力な選択肢になりそうです。


ポイントはトルクの強さ
個人的にSL-1200MK7が一番おすすめではあるのですが、価格的に少し手が出しにくいという方には、これまでPLX-500をおすすめしてきました。
ただ、DJプレイで使うには、トルクが弱く感じる場面もあります。
その点、RP-5000 MK4は実際に使ってみたところ、スクラッチなどを行ってもプラッターが止まりにくく、しっかりとしたトルクのパワーを感じました。安心してDJプレイにも使えそうです。
SL-1200MK7と比較すると、アームの高さ調整がなかったり、ダストカバーが付属していなかったりする点はあります。
ただ、そのぶん手の届きやすい価格になっているので、かなりおすすめしやすいモデルだと思います。




スクラッチ時の操作感について
唯一、当社確認機では、プラッターに強い下方向の力を加えた際に、わずかな沈み込みを感じました。
強い負荷を伴う激しいスクラッチプレイを多用する場合は、セッティングによってカートリッジが跳ねて、針飛びにつながる可能性もあります。
そのため、そういった用途を想定している方は、店頭などで操作感を確認していただくことをおすすめします。
ただし、通常レベルのスクラッチプレイは問題なく行うことができました。
PLX-500で同じように試してみると、やはりプラッターが止まってしまい、スクラッチからリリースした際に音が少し緩く再生される印象がありました。


主なアナログ・ターンテーブル機能比較
| SL-1200MK7 | RP-5000 MK4 | PLX-500 | |
|---|---|---|---|
| プラッターの強さ | とても強い | 強い | 弱い |
| 起動トルク | 1.8kg・cm | 2.0 kgf/cm以上 | 1.6 kg・cm 以上 |
| 起動時間 | 0.7秒 | 1秒未満 | 1 秒以下 |
| ピッチ幅 | ±8%、±16% | ±8%、±16%、±50% | ±8% |
| 回転数 | 33 1/3、45、78 RPM | 33 1/3、45、78 RPM | 33 1/3、45、78 RPM |
| LINE出力 | ✕ | ✕ | 〇 |
| ダストカバー | 〇 | ✕ | 〇 |
| カートリッジ付属 | ✕ | ✕ | 〇 |
- 比較表の内容は、メーカー公表値および当社検証時点の確認内容に基づきます。仕様・付属品・対応状況は変更される場合があります。
- 「スクラッチ時の回転保持感」等の表現は、当社レビュー環境での体感評価です。
djay対応DVS内蔵ミキサー「PTB-2」をチェック
続いて、djay対応DVS内蔵ミキサー「PTB-2」です。
まず、DVSでのプレイということで、スクラッチなどをやりたい方が使うことが多いと思いました。
そこで、フェーダーノブを少し太めでスクラッチがやりやすいCoolerCapsに交換できるか試してみました。
サイズもぴったりはまり、問題なく使用可能でした。



小型ながら機能はかなり充実
PTB-2は、こんなに小型なのに機能満載でした。
手前にはクロスフェーダーのリバーススイッチや、カーブ調整が付いています。
また、SOURCEの切り替えで、iOSから電源供給するか、外部電源を使用するかを切り替えることができます。
外部電源を使用する場合は、iOS機器への電源供給も可能でした。
クロスフェーダーの感触とアップグレード対応
クロスフェーダーにはA-PLUSのものが内蔵されていました。
最近の非接触タイプのフェーダーと比べると、少し抵抗感はあります。
ただ、スクラッチの切れは良く、問題なく使用可能です。クラブスクラッチも可能な切れ味でした。
また、RMX Innofaderへのアップグレードにも対応しており、最近発売になったVIPER KITTENにも対応しているようです。
外部入力とターンテーブル接続
Bluetooth、またはAUX INに接続したソースを再生可能な外部入力も搭載しています。
もちろんPhono入力も内蔵しており、通常のターンテーブルも接続可能です。




iPad/iPhoneでの接続について
USB-C接続のiPadで試したところ、ケーブル1本で接続でき、すぐに使用可能になりました。
djayの追加課金は不要で、DVSまで使用可能です。
※アプリの仕様や提供条件は変更される場合があります。
Lightning端子のiPhoneでは、やはり「Lightning – USB 3カメラアダプタ」が必要になりました。
カメラアダプタにPTB-2と電源を接続します。


本記事でご紹介した商品
RP-5000 MK4
| 通常価格 | ¥85,800(税込) |
| JANコード | 4043034174961 |

PTB2
| 通常価格 | ¥47,300(税込) |
| JANコード | 4043034168380 |

この記事のお問い合わせは萩尾(はぎお)まで
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この記事を書いた人

三宮オーパ店 DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
DJ HAGI a.k.a DRAGON
2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJに憧れる。その後すぐにDJバトルを企画し、10年以上定期的に草DJバトルをプロデュース。機器のチューンナップや修理が趣味。




