Behringer ( ベリンガー )が4VCO搭載のパラフォニック・アナログシンセサイザー「MonoPoly」を発表しました。現時点でのスペック等は最終版と異なる可能性があります。
2020年11月13日追記:まもなく出荷のようですね
We’re getting ready to ship the long awaited MonoPoly. Eric from the reputable French magazine Audio Fanzine is testing one of our pre-production synths.
Anyone excited about this synth?Behringerさんの投稿 2020年11月12日木曜日
MonoPolyは1981年にKorgからリリースされたパラフォニックシンセ「Mono/Poly」のリイシューモデル。わずか3年間という短い発売期間でしたが、当時これが初めて買ったシンセだったという方も多いのではないでしょうか?
Korg MONO/POLY(オリジナルは44鍵)
By Shawn’s_Studio_(2).jpg: Angie Schwendemann
derivative work: Shoulder-synth (talk) – Shawn’s_Studio_(2).jpg, CC BY-SA 2.0, Link
詳細は現在不明ですが、4VCOのパラフォニック仕様で、アルペジエーター、X モジュレーション / オシレーターシンク機能も搭載した過激なモジュレーションサウンドを生み出すことのできるシンセのようです。
UNISON / POLY モード / コードメモリー ※EFFECTS ON/OFFの詳細は不明です。
3段階のチルトアップ可能な筐体はPOLY Dと同様のようですね。
特長
- オーセンティックスタイルの4 VCOデザインを備えたアナログシンセサイザー
- モノラル/ユニゾン/ポリフォニックモードを備えた4 VOICEポリフォニック/パラフォニックデザイン
- ベロシティ機能を搭載した37フルサイズキーボード
- 80年代の”オリジナル回路”を再現
- アナログ設計のVCO、VCF、VCA
- 1つのVCOにつき、4つの波形とパルスウィズモジュレーションを搭載
- VCOを自動的にチューニングしてくれるオートチューニング機能
- レゾナンスを搭載したクラシックタイプの24dBフィルター
- リードサウンドに複雑なモジュレーションを追加できるクロスモジュレーションとオシレーターシンク
- 4つの選択可能な波形と複数のデスティネーションを備えたデュアルLFO
- フィルターとVCA専用のADSRエンベロープ
- 一つのキーでコードを演奏可能なコードメモリ機能
- 音色を拡張するノイズジェネレーター
- シンク/クロスモジュレーション用にVCO1には独立したピッチモジュレーションを搭載
- フロントパネル角度を3段階で調整可能
- 62の操作子により、すべての重要なパラメーターに直接リアルタイムでアクセス可能
- フィルタカットオフ、オシレータピッチ、CV/ゲートなどを制御するための複数のInput/Output
- MIDIチャンネルと音声優先の選択が可能なUSB / MIDIを実装
仕様
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シンセサイザーアーキテクチャ
- ボイス数:マルチフォニック/ポリフォニック
- ボイス数:マルチフォニック
- タイプ:アナログ
- VCO:4(32.7 Hzから4.186Hz)
- LFO
- MG1:0.1Hzから20Hz
- MG2:0.1Hzから30Hz
- VCF:1 (24dB/oct ローパスフィルター)
- VCA:1
- Envelopes:VCF、VCA
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MIDI
- MIDI端子:MIDI INおよびMIDI THRU(16ch選択から可能)
- USB端子:クラスコンプライアントUSB 2.0 Type B(Windows7以上またはMac OS X 10.6.8以上)
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出力
- Main出力:1 x 1/4″TSアンバランス
- 最大出力レベル:+6dBu
- インピーダンス:700Ω
- ヘッドフォン:1 x 1/4″TRSステレオ
- 最大出力レベル:-2dBu
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電源供給
- 電源アダプター:12V DC, 1000mA(付属)
- 消費電力:最大9W
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フィジカル
- 標準動作温度:5℃~40℃
- サイズ:648 x 90 x 361 mm(W x H x D)
- 重さ:10.3 Kg
発売日
2021年3月24日
販売価格
¥79,750(税込)
JANコード:4033653032377
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